新潟競馬場 その2 ~Nils21でっせ~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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新潟競馬場 ゴール
新潟競馬場のゴール板。おなじみのトキがかたどられている。ちなみに後ろにあるホテルはラブホテル。意外にも東京の恵比寿にもあるホテルチェーンみたいだ。


*新潟競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は新潟競馬場レポートその1からどうぞ。







 さて、新潟競馬場の話を続けて行こう。


 場内をうろうろする前にざっと新潟競馬場の歴史に触れておこう。


 もともとの新潟競馬場は新潟市街地にほど近い関屋という地区にあった。現在もある「関屋記念」はこれにちなんでいる。有馬記念のように「関屋さん」という人がいたわけではない。


 現在の土地に移ったのは1965年のこと。しばらく地方競馬の新潟県競馬もこの競馬場で開催していたのだが、2002年には廃止になっている。




新潟競馬場 Niigata Racecourse



 そんな新潟競馬場だが2001年にスタンドとコースを一新してからは大きな変化はない。10年ほど、コースのほうもスタンドの方も大幅な改修は行われていない。



新潟競馬場 Niigata Racecourse

 

 コースの特徴でよく言われるのは直線が日本一長いということか。全国で唯一の直線競馬が行われていることでも知られている(ちなみに、直線競馬というのは世界的に見れば珍しいわけでもない。香港やオーストラリアでも直線競馬は行われている)。


 特に芝コースが非常にすがすがしい。外目の芝を目指して馬が外ラチ沿いまでぐわっと広がってくるのも、また新潟競馬場の楽しみの一つである。


 このようなコースでのイメージでもって、荷桁は非常にでっかい競馬場というのを想像していたのだが、しかし意外とスタンド自体はこじんまりしている。間違っても府中や阪神のような巨大さはない。小倉や中京などいわゆるローカルとされる競馬場と同程度の規模だ。


新潟競馬場 Niigata Racecourse
新潟競馬場スタンド


 つーわけで、こちらが新潟競馬場スタンド。


 そんなに大きいわけでもないスタンドが2つ連なっている。直線が1000mとはいえ、あくまでウラ開催の場だからなのか、思ったより小さくまとまっていると言えよう。


 手前がアイビススタンドで奥がNils21という覚えづらい愛称がついているスタンドだ。公式サイトによると「Niigata Long Straight」の略ということだが、ちょっと外してしまった感があるのは気のせいだろうか・・・。だったらまだ「邁進スタンド」とか「閃光スタンド」とか「鏑矢スタンド」でもよかったのではないだろうか(と、書いてみたがこっちもばっちり外してるな…)。


 新潟で行われる直線1000mの名物重賞「アイビスサマーダッシュ」という名前はけっこういいなあ、と思っているだけに、何だかなあ、といった感じだ。


 まあ、スタンドの名前をあれこれ言っていてもしかたがないので、中に入ろう。


新潟競馬場

新潟競馬場 Niigata Racecourse


 とはいえ中も、至って普通のJRAのスタンドといった風情。無個性な感じだ。


 ただ、言っておくと、馬券売場はたくさんあるので、ほとんど買うために並んだりしないし、中山競馬場や関西の場のように床に新聞を敷いて宴会をやっているような無法者、も訪問時には見ていないので、個人的には快適に競馬を楽しむことができる競馬場だという印象だ。もちろんクーラーも効いている。


 それに新潟の人たちも好印象だ。


 荷桁が場外の画面に向かって「行け!」とか言っていると、一人で来ていたおばあさんがにっこりしてくれたり、新潟のみなさんと馬券を買うのは他所者の荷桁にとっても結構楽しい。


 新潟だけでなく、競馬場に来るとその土地の人柄というかなんというか、そういうところがよく分かっていいんじゃないんだろうか。



新潟競馬場 Niigata Racecourse
新潟競馬場 旧スタンド


 ちょっと気になるのが、ご紹介した2つのスタンドから、さらに3角寄りのところにある旧スタンド。今は中に入ることが出来ず、何かに使われているのか、ほったらかしになっているのか分からない状態になっている。


 写真をよくよく観察すると、手前のところがちょんぎれているような壁面になっているので、新しいスタンドを作るときに古いスタンドの大半を壊して、一番隅だけを残して何かに活用していると考えるのが妥当だろう(奥にはガラスが張ってあって隅っこ感が漂っているし)。



 公式サイトでも触れられていない、新潟競馬場の不思議スポットの1つと言えよう。



新潟競馬場 Niigata Racecourse


 写真を見ていただければお分かりになると思うが、新潟はコースだけでなくスタンドと馬場の間の空間にもふんだんに芝生スペースがある。


 そもそも、スタンドの外側に観客席が少ないというのもあり、外で楽しむとなると芝生に座るか、柵のところで立って見るしかない。


 夏のかなり暑い時期とはいえ多くの競馬ファンが敷物をもってきて各々がくつろぎながら競馬を楽しんでいる。このあたりも、夏競馬っぽくていい感じだ。


新潟競馬場
ゴール近くの芝生。夏なので、上半身裸の人もちらほら。ちなみに荷桁はあまり日光浴とか好きではない。大変無駄な情報ですね。


 これまで札幌、福島と触れてきたが、夏競馬をやっている競馬場に共通しているのは、お客さんたちの醸し出してるあっという間の夏競馬を楽しもうという「ハレ」の雰囲気が心地よいなあ、ということか。


 秋のG1シリーズの関東や関西のオモテ開催の「渦巻く思惑」的な空気感も非常にいいのだが、そういうドキドキ感とはまた違う、ほんわかした感じの競馬を楽しむのも競馬ファンとしては是非とも押さえておきたいところだ。


 次回も引き続き新潟競馬場の話題でいきましょう。


 


>>新潟競馬場レポートその3へ




*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

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*新潟競馬場に関する記事は以下にもあります。

 新潟競馬場 その1 ~夏の新潟は競馬と冷酒で~
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