門別競馬場 その2 ~門別競馬場 アクセス~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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北海道 Hokkaido
門別競馬場入口



*門別競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は門別競馬場レポートその1からどうぞ。





 さて、前回から始まった、北海道競馬場巡りレポートの続きでございます。


 まずは門別競馬場である。


 知っている方は知っていると思うが、中央しか見ていないという競馬ファンの方には北海道の門別競馬場と言ってもさっぱり分からない方もいらっしゃるかもしれない。
 まずは門別競馬場という競馬場についての予備知識あたりから話をはじめていこう...



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 門別競馬場の所在地は北海道沙流郡日高町というところである。周りは、牧場か昆布くらいしか産業がない、都会出身の人が住んだら3日くらいで飽きてしまいそうなやや辺鄙な地域である。



 ここまでご覧いただくと、読者の方の中には、なぜ都市でもないこのような辺鄙なところに競馬場があるのか?経営は成り立っているのか?という疑問を持たれる方もいることと思う。
 現在、この門別競馬場で競馬を行っているのは一般社団法人北海道軽種馬振興公社(HRA)と呼ばれる公社である。公社とは言え、北海道から競馬業務を委託されている形態なので、実質は北海道が運営しているようなものだ。一般的には「ホッカイドウ競馬」「道営競馬」とも呼ばれる、いわゆる地方競馬に分類される開催である。


 馬産地である北海道では古くから競馬開催が盛んであった。


 かつての道営競馬は札幌競馬場・函館競馬場・帯広競馬場・旭川競馬場・岩見沢競馬場など道内各地の競馬場を巡業しながら行われていたのだが、次第に売り上げが減ってきたこともあり、赤字が膨らんできてしまった。これはまずいということで、競馬場を集約して経営の効率が図られることになったのである。


 ところが競馬場を集約する以前の問題として、札幌はJRA、旭川はJA上川生産農業協同組合連合会といったように、上に挙げた5つの競馬場はいずれも道営競馬が所有する競馬場ではなかったため、どこで開催するにしても貸借に膨大なお金が必要となるという状況があった。


 そこで、注目されたのが、門別にあったホッカイドウ競馬のトレーニングセンターである。ここのコースにスタンドをつければあっという間に自前の競馬場の完成ではないか!ということで改修に15億円をかけて門別競馬場が完成。土地所有者は一般社団法人北海道軽種馬振興公社(HRA)、施設所有者は第三セクターのホッカイドウ競馬振興株式会社。ホッカイドウ競馬は土地を無償貸借、施設は賃借して競馬を開催できることになったため、運営コストが以前より低くなったのである。


 ちょっと前までは旭川競馬場や札幌競馬場でもホッカイドウ競馬の開催があったものの、現在は門別競馬場のみでの開催となっている。


 こんな人口の少ないところに競馬場をつくって誰か来るもんなの?という疑問もあるかもしれないが、ホッカイドウ競馬はもともと道内だけでも20か所近い場外発売網を持っていて、本場の集客に大きく左右されない売り上げ構造を持っていたため、これが可能になったのである。現在はネットや電話投票での売り上げも上がっているので、結果的には門別に競馬場を作ったのは方策として間違っていなかったと言えよう。



 したがって、門別競馬場は日本で一番新しい競馬場ということになっている。だからどうというものでも無いが、知っておいて損はないだろう。



北海道 Hokkaido



 では、その辺鄙な競馬場にどのようにアクセスしたらよいか、という話をしていこう。


 地図だとやや見にくいかもしれないが、一応の最寄り駅は日高本線の富川駅というところになる。

 
 最寄り駅は富川と言いながらも、2014年1月現在、この競馬場へのアクセス方法はけっこういろいろな手段がある。


 
 まずは、無料送迎バスだ。
 2013年度の開催中には、札幌発門別競馬場行の送迎バスと日高町の中心部から競馬場をつなぐバスである。


 札幌からのバスは前週からの予約が必で、所要時間1時間30分。便数は一日一本。1レースに間に合う時間について、最終レースが終わってから札幌に戻るので、たっぷりとレースを楽しむことができる。


 もうひとつの日高町のバスも一日一本なのだが、遅く着いて早く戻る時間設定なのでレースは3~4レースしか楽しめない。


 おそらく旅打ちで行くような人は札幌からの往復というのが一番よくあるパターンだと思うのでもしこの無料バスが予約できるようであれば、それが一番無難である。


 ただここ数年の地方競馬を見ていると、場外での売り上げ割合が増えると、無料バスがなくなってしまう傾向にあるため、検討される際にはきちんと公式サイトで確認することをおススメする。



 仮にこの無料バスが予約できなくとも、一応高速バス路線も通っているので、飛行機などの都合で、多少費用がかかってもいいからあらかじめ予約しておきたい!という人は高速バスを押さえておくのも手だろう。


 幸いなことに門別競馬場のすぐ前は高速バス路線が通る道路になっており、門別競馬場前というドンピシャなバス停まであるのだ。


 門別競馬場前のバス停を通っている高速バス路線は下記の通り。


 高速ペガサス号(札幌ー浦河 札幌ー静内)
 高速ひだか号 (札幌ー日高バスターミナル)


 上記2本が札幌から出ている路線。

 高速ひだか号に関しては、一応路線として存在はしているものの、本数が少なく、競馬開催には合わせづらい路線なので、よほどの押さえか、現地で宿泊をするときなどに活用するとよいだろう。基本的には前日までの予約がおススメである。


 特急ひだか号 (苫小牧ー日高バスターミナル)
 特急うらかわ号(新千歳空港ー浦河)


 この2路線が札幌以外から出ている路線。これも本数が少なく競馬開催時間には合わせづらいので、現地に宿泊するなどの場合やどうしても札幌を経由したほうが無駄が生じるなどの場合に検討されてはいかがだろうか。



北海道 Hokkaido


 もちろん鉄道も使えないこともないが、日高本線はご覧の通りの”超”がつくローカル線である。


 苫小牧から競馬場最寄りの富川駅に至る列車は平日で一日に8本しかないという状況になっているため、あまり使い勝手がいいとは言いづらいところである。成駿・・もとい、青春18きっぷを使うなどの場合を除いてはあまりアクセス手段として考えないほうがよいだろう。



 しかしなんだかんだ言ってレンタカーか自家用車で行くのが一番ストレスは少ないだろう。ただし、スピードの出し過ぎにはくれぐれもご注意ください(詳細は前回のレポートをご参照あれ)。



北海道 Hokkaido



 というわけで、門別競馬場にご到着となった。


 車で敷地内に入ってしばらくは駐車場にもつかないという広大さ。


 さすがは北海道である。



 次回、門別競馬場に乗り込んでまいります。



 


>>門別競馬場レポートその3へ





*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

 函館競馬場 その1 ~苫小牧をぶらつく~ 
 札幌競馬場 その1 ~北のシティ競馬~
 福島競馬場 その1 ~福島上陸~
 旭川競馬場 その1 ~北に競馬があるから~
 帯広競馬場 その1 ~富良野をぬけて帯広へ~



*門別競馬場に関する記事は以下にもあります。

 門別競馬場 その1 ~競走馬のふるさとへ~
 門別競馬場 その2 ~門別競馬場 アクセス~
 門別競馬場 その3 ~開催日にはジンギスカンを~
 門別競馬場 その4 ~門別競馬場 パドック~
 門別競馬場 その5 ~門別競馬場 パドック~
 門別競馬場 その6 ~門別競馬場 スタンド徘徊~
 門別競馬場 その7 ~門別競馬場 グルメ~
 門別競馬場 その8 ~勝手に門別騎手名鑑その1~
 門別競馬場 その9 ~勝手に門別騎手名鑑その2~
 門別競馬場 その10 ~勝手に門別騎手名鑑その3~
 門別競馬場 その11 ~グランシャリオナイター~






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