そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

大井競馬場　その８　～１号スタンド　L−WＩNG～

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大井競馬場L−WＩNGスタンド

＊大井競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は大井競馬場レポートその１からどうぞ。

また、大井競馬場は２０１４年以降大規模な改修が行われたため、レポートが現在の様子と大きく異なる点があることをご承知おきください。

　みなさん、こんにちは。荷桁です。

　早いもので、もう２０１３年も年の瀬。このブログももう始めて足掛け４年も経ってしまいました。

　この間、多くの競馬場を訪れているのに、いまだにすぐ近くの阪神や淀に手もつけず、５年以上前に既に訪問していた大井競馬場あたりをだらだら書いているのは、本当に荷桁という人間が無精者である証拠であり、果たして、このブログが速報性という点で信頼に値するのかというところで大いに疑問を残すところでございますが、まあ、そもそも若隠居で旅打ちなんてことをやっている人間にまともさを期待するのがおかしいんだよ（問題発言）ということで、なんとかおつきあいいただければと思いますです、はい。

さて、そんなくだりから大井競馬場レポート、滞りましたが続けてまいりましょう。

　
　スタンドをつらつらと見てまいりましたが、とうとう残る最後のひとつL−WＩNGまでやってきました。

　L−WＩNGは大井競馬場の中でもっとも新しく、美しく、そしてゴール板にも近く観戦にも優れているスタンドだと言える。１・２階が一般エリアで、３・４階が指定席エリアだ。

　外観からして中央競馬のスタンドっぽいが、中身もそれに違わずで、機械の並びから床や壁の材質に至るまで、非常に中央競馬のスタンドを思わせる作りになっている。初心者の女性を連れてくるのであればこのスタンドあたりをうろうろしているのがいいかもしれない。

　こちらがL−WＩNGの外のベンチから見た走路。１階から２階にかけてベンチが広がっており、なかなか観戦しやすい。ただ、最後の直線は見やすいが、道中はどうしてもターフビジョンに頼ることになるので、その点では若干ターフビジョンから遠く感じられることもあるかもしれない。しかし、ゴール板前の特等席であることに変わりはないので無難におすすめできる大井観戦スポットである。

　そんなＬ－ＷＩＮＧの中は無難にきれいな投票所になっている。

　パドックに近いこともあり、１階の馬券売り場はけっこう混雑しているので、大きいレースのときは積極的に２階も利用したほうがいいだろう。帝王賞や東京大賞典のときにはとくに早めに馬券を買うのをおすすめする。

　ちなみにスタンドを後ろから見るとこんな感じ。意外と小さく見える。

　形も地方競馬場らしからぬといえばらしからぬ形をしている。コースに面していない側が、何故あんなにガラスばりなんでしょうか、という疑問が出るかもしれない。

　それはこのスタンドの真裏にパドックがあるからで、それを見られるようにガラス張りになっているのである。

　とまあ、このように、２階からだといい具合にパドックが見えてしまうわけである。

　ちなみにここのスタンドの３階・４階は１人３０００円クラスの指定席なのでここのお客様に対してパドックが見えないというのもありえない話なのだろう。ちなみに、このスタンドの４階にはフォアグラソテー（２０００円）、キャビア（７２００円）なんつーメニューのある食堂もある。余談です。

　まあ、実際に使おうと思うか思わんかは別として、夢はありますわな。

　とまあ、こんな感じでパドックの話になったので、お次からはセオリーどおり大井競馬場のパドックの話でもしてまいりましょうか・・・。