そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

大井競馬場　その３６　～大井競馬場の内馬場に行ってみた前編～

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大井競馬場　内馬場を眺める

＊大井競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は大井競馬場レポートその１からどうぞ。

また、大井競馬場は２０１４年以降大規模な改修が行われたため、レポートが現在の様子と大きく異なる点があることをご承知おきください。

　さて、やや感傷的になりながら３号スタンドで観戦を続けていた荷桁であったが、ふと走路の向こう側に目をやると、何やらカラフルなパラソルや出店が見えるではないか。

　そう、内馬場である。

　思えば大井競馬場の内馬場というのは大昔に行ったことはあるものの、その様子を写真におさめたこともないし、当ブログでご紹介したこともありませんでした。件の、施設縮小の流れの中で言うと、大井競馬場の充実した内馬場施設たちも、このままではどんどんリストラされてしまうかもしれない。

　せっかく目に入ったことだし、久しぶりに行ってみるか、ということで、今回のレポートでは大井競馬場の内馬場をご紹介することにいたします...

　大井競馬場の内馬場に行くには、４コーナー寄りの地下通路とゴール板近くの地下通路の２通りの行き方がある。

　中央のけっこう大きな競馬場でも、内馬場に行く通路は１本だけだったりするので、やれやれ、全盛期の大井の設備投資への意欲は相当なものだったということが想像できるぜ。

　写真は４コーナー寄りの通路である。馬の蹄を思わせるライトがあり、まあ細かい空間演出にお金をつかっているところも実に大井らしい。カップルはこれで盛り上がったりするんかねえ。

　一応、地下通路を出ると、かような案内板が存在している。下部にはおなじみのフリー素材の人たちがちりばめられている。しかし、フリー素材の人、どっち見て盛り上がってんねん。レース見んかい。

　フリー素材の人にツッコミを入れる以前の問題として、見ての通り、何となくざっくりとした紹介しかなされていない感じなので、歩き回って観察してみることにするか。

　とは言え、平日開催のせいか人の気配は少ない。っていうか、ない。

　常日頃から荷桁は競馬場や街を撮影しながらウロウロしているという完全な不審者なのだが、人の目がないとそうした不審行為はしやすいので助かるわいな。

　歩き始めてすぐに、謎の空間を発見。

　フードコートか、イベントスペースとして使われていた場所であろうか。

　入ってみると、何やら柱の上の黒板にバーベキューのメニューが書いてある。なるほど、ここはバーベキューコーナーだったのか。おお、そういえば大井の内馬場はバーベキューができるというのは聞いたことがあるな。

　えーっとなになに、

　当日ＢＢＱ　ＭＥＮＵ　レギュラーセット

　・味付カルビ
　・豚ロース
　・フランクフルト
　・ベーコン
　・焼きおにぎり２個

　５９６４円

　・・・・けっこう高いな。２人前なのか？

　税込か税別か分からないが、５６８０円の消費税５パーセントと考えると計算上数字が綺麗に合うので、消費税５％時代から掲示されているメニューなんだろうか。

　と、思って大井競馬場のウェブサイトを見たところ、2015年は7月6日（月）から10月2日（金）の間にバーベキューガーデンがオープンしており、バーベキューメニューは大人3,480円～、小学生1,480円～(小学生未満無料)となっていて、まあ、機材などを考えれば水準程度の内容であった。飲み放題も大人1500円だし、一度行ってみてもよいかもしれないのう。