そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

大井競馬場　その２２　～大井のはたらくくるま～

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大井競馬場ゴール前でたそがれる熟年カップル。

＊大井競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は大井競馬場レポートその１からどうぞ。

また、大井競馬場は２０１４年以降大規模な改修が行われたため、レポートが現在の様子と大きく異なる点があることをご承知おきください。

　さて、２２回目のレポートということで、ついにマルサ競馬場レポートの数を抜いてしまいました。しつこいようですが、大井競馬場をもう少しふらふらしてまいりましょう。もちろん有馬の予想も忘れずに。荷桁としては今年の有馬は、どれも来なさそうで予想が難しいんですが、みなさんそんなことないですか？
　JRAがCMに力を入れているだけに、JCに比べた時のメンツの下がった感が切ないですな。だとすればやはり大井の東京大賞典で一発狙いたくなるものです。まあ、毎年有馬記念で瀕死の重傷を負って、東京大賞典で昇天し、一年を終えるというのがパターンなのですがね（笑えないなあ）...

　冒頭でゴール板の写真をご紹介したので、もう少し拡大した写真をのせておこう。

　スターダストな感じで、なかなか疾走感があっていいではないか。もう少しご当地っぽいデザインであっても楽しいと思いますがね。東京タワーをかたどってみるとかどうでしょう？イマイチ？

　そういえば、これまでちょっとしか触れていなかったが、実は大井競馬場のすぐ裏には平和島競艇場がある。

　直線距離は近いが歩くとちょっとかかる。しかし、平和島の昼間開催→大井ナイターというハシゴは十分に可能。ちなみに荷桁はやったことがある。その日は平和島→大井ナイター→パチンコ、と１２時間ほどぶっつづけで博打をしたが、さすがに疲れた。平和島が調子よかったせいか、収支は１万円ほど負けただけですんだ気がする。

　ダメ人間コースまっしぐらではあるが、１日ハメを外してギャンブル三昧、ということをしてみようと思うのであれば、ぜひ、平和島とのハシゴギャンブルを楽しんでみてください。

　ちなみに、先ほどの平和島の写真を撮ろうと４角まで来たところ、内回りコースを外回りコースに変更する作業に出くわしたのでちょっと紹介。

　おじさんたちが１回１回手で内ラチを動かしているんですね。ってか、２人で持てるほど軽いんですねコレ。

　ちなみに、こんなはたらくくるまも大井では活躍しております。外側まで馬が広がるから整備は大変だろうな。

　ここまでぼんやりさせていたが、大井競馬場における荷桁の収支は、実はけっこう黒字である。ここ何年かが振るわないのだが、学生時代は通っていたこともあって、けっこういい具合に穴馬券が取れていて、中央の負けを大井で取り返す、みたいな状態になっていた時期もあったくらいだ。金もなかったし、今とは必死さが違ったのかもしれないなあｗ

　まあ当時は内田博之騎手という、戸崎騎手以上の超絶対的なエース騎手がいたことで、馬券の組み立てが比較的しやすかったというのが大きな理由だと今では思う。現在はリーディングも混沌としているし、これまで以上に馬の力をしっかりと測れないと厳しいのだろうな。

　東京を離れたいまは、ひとまず、たまにナイターを楽しみに行く競馬場、というポジションになってしまっているため来たら必ずここに参拝して、必勝祈願をする。必勝祈願というか「頼むから帰りの電車でテンションが下がるような負け方だけは勘弁してください」と祈ると言った方が正しいか・・・。

　これもまた年をとるということなんかな。