日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 阪神競馬場 > 阪神競馬場 その4 ~阪神競馬場 パドック~
阪神競馬場 入場門
*阪神競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は阪神競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、阪神競馬場に到着するまでに実に3回ものレポートを要してしまいました。今回こそは阪神競馬場の内部に踏み込めればと思います。
いわゆる一般のお客さんが入ることができる阪神競馬場の入場門には「正門」と「東門」の2つがあるのだが、ここは仁川駅から直結している正門から入ることにしよう。ちなみに、指定席券もこちらで売っているので、欲しい方は覚えておくとよろしい。
阪神競馬場の正門には「Jーボックス」という謎の愛称がつけられている。確かに天井の高いガラス張りでボックスっぽい雰囲気は出しているが「J」はなんの「J」なんだろうか。
普通にJRAだと思えばいいのだろうか。仮にそうだとしても日本中央競馬会のボックス?ってさっぱり意味分からないよな。園田(地方)とは一味違うぜと言いたいのだろうか。違うわな。だとすると、何かほかの意味を持つ「J」なのだろうか。単純にJapanとかなんだろうか。それともjoyful(うれしい)、とかjam(雑踏・混雑)とかいろいろ想像できるが、実際のところどうなのだろう。うう。気になって夜も眠れないぜ...
とまあ、そんなくだらない話から始めたが、ひとまず阪神競馬場にご入場だコノヤロー。
さきほどのJ-ボックスは非常にだだっ広い空間だが、入場門を入ると、意外に狭苦しいというのが、不思議な構造である。普通、入場門を入ると開放的というのがセオリーなんだが、阪神競馬場は入るまでとのギャップがある。
上の写真でも透けている天井の上に壁のようなものが見えていると思うが、実は入場門をはいってすぐのところにパドックのスクリーンがあるのでこんな感じの構造になっているのだ。
口で言うよりも競馬場内にあったマップを拝借したほうが分かりやすいかな。
こんな感じになっているのである。ちなみに、スタンドのフロアで言うと、この正門があるフロアは「2階」になるので、ご注意。
見ての通り、入場門を入ったら、右へ行っても左へ行ってもパドックの脇からスタンドに行けるので、どちらに行ってもOKである。ただし、指定席によっては右に行った方がよい席と左に行った方がよい席とあるので、案内表示をよくみたほうが、急いでいる方にはよいだろう。
入場したすぐそこにインフォメーションもあるので、そこで聞くのももちろんOKだ。人によってはおねえさんと会話ができる数少ないチャンスでもある。
大きなレースの際には入場してすぐのところに、このような看板が設置されることも。まあ、だから何だという感じかもしれないが、一応気分の盛り上げに、ね。
さて、入口入ってすぐのところでうだうだしておっても仕方がない。先ほど申し上げたとおり、右に行っても左に行ってもよいのだが、ひとまず、右に行くことにしよう。
進むとすぐに左手にパドックらしき空間が広がる。このままワーイとパドックに行くのも全然問題ないのだが、段取りと言うものがあるので、ひとまず歩みを進めていく。
道中は屋根がついているので、非常に快適である。
駅からここまでまったく傘が必要ないという意味ではすばらしい競馬場である。
一応、通路を進むと、スタンドに差し掛かったあたりに、新聞売り場と手荷物預所があるのでご利用の方は是非。新聞売り場は右のたばこの自販機の裏にあるぜ。新聞売り場は駅からの道中、あまり存在していないのだが、ここで購入できるので焦る必要もない。
ちなみに、右側にのみ手荷物預や新聞売り場があるわけでもない。仮に、入場門を入って左側に進んだとしても、まったく同じような構造で手荷物預と新聞売り場はあるのでご安心を。たばこの自販機までシンメトリーだからステキ。森谷帝二も安易に爆破できない出来栄えだぜ。
森谷帝二の話はさておき、後回しにしたパドックを見ることにしよう。先ほど申し上げた通り、入場門からスタンドへの通路はパドックを囲うようにして存在しているので、どこからでもパドックに近づくことが可能な構造になっている。
というわけで、阪神競馬場のパドックだ。超正統派の楕円形左回りのパドックである。
パドックのすぐ上にはオッズや出馬表の表示などがあるスクリーンがあり、予想には適した環境である。さらに構造的な話をすると、そのスクリーンの下には、表彰やトークショーができる小さいステージも設けられている。WSJSなんかの表彰式はここでやったりしておりますな。
少し見にくいかもしれないが、パドックのやや右寄りに白線があり、そこにジョッキーが整列することになっている。
見ての通り、植えられている植物も多く、ほぼほぼ360度の角度からパドックを見下ろせるすり鉢型のパドックであるため、何となく中央競馬のパドックの中でも特に華やかな雰囲気があるパドックである。
パドックを眺める空間も比較的余裕を持っており、多くの人間が眺められるような構造になっている。また、見ての通り大きな屋根もあるので雨天の日でもある程度快適にパドックを眺めることができる。
前方を取らないと何も見えないというパドックではないので、ライトな競馬ファンの方も騎手の様子や馬の迫力を感じに、ぜひともパドックを訪れてほしい。
のちのレポートでも紹介していくことになると思うが、阪神競馬場はスタンドとパドックが一体と呼んでもよい構造になっているので、比較的どこで馬券を買っていてもパドックにアクセスしやすいというのが大きな魅力のひとつなんだよなあ。
というわけで、まだまだ阪神競馬場レポート、続けてまいります。
>>阪神競馬場レポートその5へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
小倉競馬場 その1 ~どうにかこうにか小倉~
新潟競馬場 その1 ~夏の新潟は競馬と冷酒で~
福島競馬場 その1 ~福島上陸~
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東京競馬場 その1 ~大きいことはいいことだ~
*阪神競馬場に関する記事は以下にもあります。
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
阪神競馬場 その2 ~阪神競馬場 アクセス~
阪神競馬場 その3 ~仁川駅周辺と阪神競馬場の駐車場~
阪神競馬場 その4 ~阪神競馬場 パドック~
阪神競馬場 その5 ~阪神競馬場 パドックと屋根~
阪神競馬場 その6 ~阪神競馬場 テラスの心地よさ~
阪神競馬場 その7 ~阪神競馬場 スタンド1階~
阪神競馬場 その8 ~阪神競馬場 スタンド2階~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
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