日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 京都競馬場 > 京都競馬場 その6 ~京都競馬場の公園 陽だまり広場と緑の広場~
京都競馬場 スタンド裏手
*京都競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は京都競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、京都競馬場レポートのつづきでございます。
前回に引き続き、スタンドの裏手をブラブラしてまいります。
今回はスタンド裏の、ステーションゲートより西側のエリアをうろついてまいります。このあたりは子どもたちが喜ぶ公園もあり、ややのんびりした雰囲気となりますが、まあ公園の紹介で奇をてらっても仕方がない部分ではあるので淡々とご紹介してまいりましょう...
京都競馬場のスタンド西側をブラブラしていくと、まず陽だまり広場という広場がある。
ここは広場と言いながらも、芝生公園的なものではなくホースリンクやサンシャインパドックなる馬房があり、どちらかというと馬と触れ合ったり、遊んだりできる空間だと思っていただいたほうがよい。
お子さん連れでやってきた際に「馬が見たい!」と言い出したらパドックに行っておけばいいのでお父さんも苦労はしないかもしれないが「馬に触りたい!」とか「馬に乗りたい!」とか言い出した場合は、さすがにパドックの福永騎手に代わりに乗せてくれとお願いするわけにもいかないので(福永騎手チョイスなのに他意はありません)、ひとまずこの陽だまり広場を目指していただくのがよいかと思う。
この陽だまり広場で乗馬イベントも行っていたりするので、まずはここを目指してみるのが無難だ。
馬とのふれあいイベントやポニー試乗会などの乗馬体験は、時間で決まっていることが多く、日によっては行列することも多いので、到着と同時に訪問し、おおよそのスケジュール感を係の人に聞くなどして確認しておくとよいだろう。整理券の配布などが行われるのが通例だ。
ちなみに、陽だまり広場には子どもたちにとっての鉄板コンテンツである、ふわふわドームがある。よく大きめの公園なんかにあるピョンピョン飛び跳ねて遊ぶ遊具だ(荷桁がガキの頃は公園にもこんなのなかったと思うんだが・・・)。
京都競馬場のふわふわドームは生半可な大きさでなく、ご覧のとおりかなりのサイズである。公式サイトによると西日本最大級とのことで、これは競馬ファンでなくとも、ふわふわドーム好きの方であれば、是非訪れるべきスポットである。
荷桁も馬券を外しまくったときなどは、このふわふわドームに思いっきりダイブして跳ね回り、そのまま爆ぜたい気分になることもしばしばだ。
*よい大人はマネしないでください。十中八九出禁になります。
くだらない話をしていてもしょうがないので、先に進もう。キリッ。
陽だまり広場からさらに西へずんずん進むと、今度は「緑の広場」なる公園があらわれる。
京都競馬場の緑の広場は、ご覧のとおり、だだっ広い芝生および、けっこう豪華な遊具がある広場で、こちらも子どもたちの恰好の遊び場になっている。
さすがはJRAというべきか、フツーの公立の公園ではなかなか見かけないレベルの遊具があるではないか。すげえな。やっぱなんだかんだ金持ってるな。
これも保育園~小学生まで楽しめそうな代物である。よほど飽きっぽい子どもじゃない限り、30分程度は持つだろう。これも子ども連れで訪問する場合はぜひ活用すべきだろう。まだ幼稚園にも満たない1~2歳くらいのお子さんの場合は京都競馬場レポートその4でご紹介した、シンザン像の近くのアスレチックのほうがよいかもしれないが、
ちなみに、2016年現在、緑の広場は平日は一般に開放されているようだ。さすがの荷桁も平日に向日町に行くことはあっても、淀に行くことはないのでその様子は見たことはないが、看板にもあるように金曜日と競馬開催日以外は淀駅側に設けられた門から公園部分のみ自由に出入りできるようである。
あの規模の芝生と遊具がある公園なんてなかなかないので、近隣の住民の方にとっては、子どもを遊ばせるのにいいスポットだと言えよう。競馬場の近くに住むというのは、渋滞などもあるかもしれないが、こういうメリットもあったりするのか。
また、日によっては緑の広場では販売イベントなども行われている。本場開催かつG1開催週であることが多いのだが、こういうイベントがお好きな方は定期的にJRAのウェブサイトをチェックしておくとよいだろう。
緑の広場の脇にはイベントステージなるものも存在している。主にヒーローショーなど開催日のイベントごとに活用されているようだ。
見てのとおり、かなりしっかりした屋根と椅子、そしてサイズ感である。ヒーローショーのタレントさんも、このレベルの舞台でできたら気合入るだろうなあ。G1の開催日あたりなら満席立ち見になるだろうし。
調べてみるといわゆる定番のレンジャーもののほか、プリキュアのショーも過去はあったらしい。もっとも京都では、少し前に日経新春杯やエリザベス女王杯でもプリキュアのショーをやっていたのを荷桁も見たことがあるぞ。あ、そっちのプリキュアではないですって?メンゴメンゴ。
そのイベントステージを背に、さらに少し進むと、唐突に砂場と、やや年代物の遊具が現れる。特にどうリアクションできるものでもないが、静かに黙々と遊びたいタイプのお子さんであれば、ここまで来るのもよいかもしれない(荷桁が行った時も、一組だけ親子が静かに遊んでいた)。
さて、その砂場の脇には謎の空間が存在している。よくわからないスペースだが、ベンチなどもあり、静かにくつろぐことはできそうだ。このそこはかとなく放置されている感が中央競馬の場にしては珍しい感じ。地方競馬の競馬場に行くとこういう謎空間がそこかしこにあるんだけどな。
謎の空間の奥には階段があり、そこを上がると走路が見えるところまで行くことができる。
階段を上がるとこんな感じだ。
この場所は京都競馬場の一番隅っこで、ちょうど芝外2400mのスタート地点に近いところだ。
この日は特に芝2400mのレースは組まれていなかったが、見てのとおり、発馬機が置かれていた。
もし芝の2400mのスタート地点を撮影したいんだ。みたいな変わった方がいらっしゃったら、こんな雰囲気ですということを覚えておいていただければと思います。
さて、結局前々回のシンザンゲートから西の果てまで、京都競馬場の裏手をずーっと歩いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
特段何がというわけでもないのですが名馬の足跡あり、公園あり、謎の空間ありとわりとブラブラしているだけでも時間が潰れますので、もし興味のある方はぜひ巡ってみていただければと思います。
ちなみに雨天時や猛暑日にはスタンド1階にキッズルームなる部屋もあるのでご安心を。小学生未満までなら無料で利用可能だ。
さて、お子様関係の話が続きましたが、次回以降も京都競馬場レポート、続けます。
>>京都競馬場レポートその7へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
小倉競馬場 その1 ~どうにかこうにか小倉~
新潟競馬場 その1 ~夏の新潟は競馬と冷酒で~
福島競馬場 その1 ~福島上陸~
中山競馬場 その1 ~アクセスに難あり~
東京競馬場 その1 ~大きいことはいいことだ~
*京都競馬場に関する記事は以下にもあります。
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
京都競馬場 その2 ~京都競馬場 アクセス~
京都競馬場 その3 ~京都競馬場 駐車場~
京都競馬場 その4 ~京都競馬場 入場門とシンザンと公園とわたし~
京都競馬場 その5 ~京都競馬場散歩 お稲荷さん、馬頭観音、そして名馬たち~
京都競馬場 その6 ~京都競馬場の公園 陽だまり広場と緑の広場~
京都競馬場 その7 ~京都競馬場 パドック~
京都競馬場 その8 ~京都競馬場 グランドスワンとビッグスワン~
京都競馬場 その9 ~京都競馬場 スタンド1階~
京都競馬場 その10 ~京都競馬場 スタンド2階 ATM・三冠馬ホールなど~
京都競馬場 その11 ~京都競馬場 スタンド2階 鉄火場ゾーン~
京都競馬場 その12 ~京都競馬場 スタンド3階 スローダンとメモリアルロード~
京都競馬場 その13 ~京都競馬場 スタンド4階 シグネットホールほか~
京都競馬場 その14 ~京都競馬場 観覧席 スタンド屋外席1~4階~
京都競馬場 その15 ~京都競馬場 指定席 ラウンジシートとL-テーブル~
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競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
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