中京競馬場 その20 ~中京競馬場 トリックアートとおがわじゅり先生~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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中京競馬場の公園への入口
中京競馬場 馬場内遊園地への入口




*中京競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中京競馬場レポートその1
からどうぞ。




 今回も中京競馬場レポートのつづきでございます。



 平日(厳密には祝日)の中京競馬場の様子をお届けしているわけでございますが、いよいよ今回はそのメインである、内馬場にある公園に向かっていきたいと思います。中京競馬場の内馬場にある公園は一応「馬場内遊園地」という名前がついているようなのだが、やや堅苦しい感じがしないでもないな。



 まあ、公園の名前なんざ、実際に遊ぶ子どもたちにとっては関係のないこと。公園を見に行くためにひとまず地下道へ進んでみることにしよう...


中京競馬場の公園に向かう地下道



 ってなわけで、地下道を降りていく。



 中京競馬場の内馬場は基本的に公園のスペースしかなく、馬券などを買えるスペースはない。普段馬券を買うためだけに中京競馬場に来ていた荷桁は、なんと今回が初めての地下道であり、内馬場ということになるのだ。



 これに限らず、競馬場は自分のテリトリーが何となく決まりやすいものなので、何回も行ったことがある競馬場であっても、意外と足を踏み入れたことがないエリアというのが多いものなのよね。人にもよりますが。




中京競馬場のおがわじゅり先生のイラスト



 地下道の途中には、かわいらしい「ばばないゆうえんち」のイラストも。



 おお、これはもしや競馬ファンにはおなじみ、我らがおがわじゅり先生のイラストではあるまいか。おがわ先生はJRAの冊子や競馬に関するマンガでもおなじみの方であるからして、競馬ファンの方の中でも知らない方はしっかりチェックしておくように。



 おがわじゅり先生は競走馬の生産牧場や乗馬クラブで働いていた経験もあるイラストレーターで、趣味で始めた馬のイラストが評判を呼び、現在は中央の競馬場でおがわ先生のイラストを見ないところはないというくらいにいろんなところでその作品をお目にかかることができるという偉大なお方だ。



 荷桁はどちらかというとギャンブル空間としての競馬場を楽しんでいるふしがあるので、純粋に競走馬やそれに携わる人に関心がある競馬ファンの方の視点というのはハッとするところがけっこうある。そういう気づきを与えてくれるおがわ先生のイラストはついつい見てしまうのだ。




中京競馬場の公園への地下道



 さて、いざ地下道に入ってみると、中はこんな感じになっている。



 ご覧いただいてお分かりのとおり、やたらとリアルな馬の絵と、先ほどの入口同様、おがわじゅり先生の作品が並んでいる。




 実はこのレポートの冒頭の写真にも「馬場内遊園地 トリックアート」と書いた看板があったように、中京競馬場の地下道から内馬場にかけては「トリックアート」が随所に描かれているという趣向になっているのだ。何故トリックアートをチョイスしたのかはよく分からないが、競馬場の地下道はけっこう長いので、その壁面を持て余してしまうのだとすれば、おもしろい絵を描いておくというのは、その活用法としては王道的な手法と言えよう。このリアルな馬の絵はトリックアートのひとつなのだ。



 そして、おがわじゅり先生のイラストも地下道の壁面に、たくさん描かれている。要するに、地下道を進んでいく道中は、トリックアートないしおがわ先生の作品を見ながら、楽しく公園まで進むことができるというわけだ。





中京競馬場のおがわじゅりイラスト


中京競馬場のおがわじゅりイラスト


中京競馬場のおがわじゅりイラスト


中京競馬場のおがわじゅりイラスト


中京競馬場のおがわじゅりイラスト




 おがわ先生のイラストは競馬や競走馬に関する基礎的な知識が知れるような流れになっている。公園で遊ぶ子供向けのイラストというよりは、競馬に興味あるお父さんに連れてこられたそこまで競馬に興味のないお母さんに対して、競馬をもっとよく知ってもらいたいという狙いがありそうな気がする。



 確かに、子どもは競馬場に来るのは楽しいだろうから、お母さんさえ理解があれば、お父さんとしては極めて合法的(?)に競馬場に足を運ぶことが可能になる可能性がある。JRAとしてもそこのところを応援したいという想いがあるのだろう。男女問わず競馬を趣味としたければ競馬に理解ある伴侶を得ることが肝要ということでありますな(理解がなくとも否定さえしなければいいんだけどね)。



中京競馬場のトリックアート


中京競馬場のトリックアート


中京競馬場のトリックアート


中京競馬場のトリックアート



 一方のトリックアートは非常に種類が多く、これも飽きさせない感じ。



 主に動物たちが壁から飛び出して見えるような趣向になっている。すれ違う子どもたちもけっこう楽しんでいる様子で、なかなか好評のようだ。1歳くらいの、すごく小さいお子さんなんかは、それなりにびっくりしていたり、不思議そうに見ていたりして、見ていても微笑ましいぞ。



 どこの誰が描いている作品なのかはよく分からないが、こういうのに興味がある方は是非行ってみてくだされ。





中京競馬場の公園




 さて、そんなことを言っているうちに地下道を抜けて内馬場の公園にたどり着いた。



 ここから公園の様子を見ていくとまた長くなりそうなので、今回は少し写真ばかりになってしまったが、このくらいにしておこう。毎度のことながら、牛歩でスンマセン。




 次回こそは中京競馬場の内馬場公園について、しっかりレポートしてまいります。
 



 


>>中京競馬場レポートその21へ





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