そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

姫路競馬場　その２７　～枠場とバックヤード～

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姫路競馬場のレース後

＊姫路競馬場レポートの続編です。
　初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回も姫路競馬場レポートを続けてまいります。

　さて。前回のレポートにて姫路競馬場のレース風景をご紹介いたしました。今回はそのレースが終わった後に馬が入る枠場および、スタンドより垣間見えるバックヤードの様子をお伝えしていきたいと思います。

　枠場やバックヤードは中央の競馬場なんかだと馬や騎手の様子が見易くなっていたりするものなのですが、残念ながら姫路競馬場はそのあたりの配慮はあまりない競馬場で、スタンドのすみっこの方で意識的に見ないとなかなか見られない空間になり、そういえばきちんと見たことがないという方も多いかもしれません。

　もっとも、だからといってバリエーションがある写真を撮れている訳でもなく、まあ淡々とその様子をご紹介する形になりますので、その辺はあしからずご了承ください。という訳でまいりましょう。姫路競馬場のバックヤードと枠場でございます...

　さて。そんなわけで姫路競馬場のレース後の様子を見ていくことにいたしましょう。

　
　写真を見ていただければお分かりいただけると思うが、レースが終わった各馬と騎手の皆さんは１コーナー外側にある枠場に戻ってくることになる。

　ちなみに、昔の姫路競馬場の枠場はこんな感じで白くペイントされていたのだが、リニューアルを機に塗り替えられているようである。

　そして、当然のことながら、ほかの競馬場と同じように、各馬は着順どおりに枠場におさまっていくことになる。

　姫路競馬場の枠場は６着までおさまる枠があるのだが、これって珍しいのかしら。ほかの競馬場の枠場を今更見直すのもめんどくさいが、暇なときに、各競馬場の枠場の数を比べてみようかしら・・・。

　そして、これも当然の話になってしまうのだが、枠場に収まった馬と騎手はここで鞍を下ろすことになるのである。

　まあ、このあたりの光景は騎手の表情を見てもほかの競馬場と変わらないですな。まあ、カメラをかなりズームしているのでそれっぽく見えておりますが、スタンドの１コーナー寄りに位置取ってもなかなか見えづらい感じなので、こういう写真が好きな方はそのつもりで行っていただければと思います。

　さて。枠場から検量室を挟んで裏側に目を遣るとこんな感じの空間が広がっている。いわゆるレース前の馬および、レース後の馬がとおる馬房とその前のスペースである。

　見ての通り、壁に阻まれ、１階からはまったく見ることができないのだが、これもスタンド２階や屋外スタンドからのぞき込むことが可能だ。

　馬房はたくさんあるが、左側のほうの馬房に次のレースに出走する馬が待機するという運用になっているようである。

　ちなみに2010年に訪問した際には、誘導馬のロングマリーンくんがのんびりしているところが見えた。

　園田競馬・姫路競馬でマコーリーと共に活躍した誘導馬だが、2012年に死亡している。こうして見ると、荷桁も競馬を見始めてから随分長い時間が経っているのだなあと思うね・・・。

　さて。馬房に話を戻そう。

　先ほどレースを終えた馬たちを見てきたが、その馬たちは検量が終わったのちはこちらの馬房の前を通って馬運車に乗せられて、厩舎へと帰っていくことになる。

　そしてまた次のレースに出る馬たちが馬房から列をなして出ていき、パドックへ向かい、次のレースが始まるのである。

　さて、ここまで、結構時間がかかってしまいましたが、パドック→コース→レースの様子→バックヤードとひととおりの様子を見ることができました。まあ、ここまでこまかくのたのたとレポートする必要があったのかと言われると、まあそうでもないのですが、それがこのブログのスタンスですので、そのへんはあしからずご了承ください。

　さあ、これで次回からようやく姫路競馬場のスタンドを見ていくことができますな。

　という訳で、次回からしばらくは姫路競馬場のスタンドの様子をじっくりみてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします・・・。