チェンマイ競馬場 その17 ~チェンマイ競馬場 グルメ スタンド内編~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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チェンマイ競馬場
チェンマイ競馬場の観覧席下にある屋台群


*チェンマイ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はチェンマイ競馬場レポートその1からどうぞ。





 どうも。荷桁です。今回もチェンマイ競馬場レポートを続けてまいります。



 さて。今回はタイトルにもありますとおりチェンマイ競馬場のグルメの話でございます。これまで同じタイのロイヤルターフクラブ競馬場ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のグルメをご紹介してまいりましたが、いずれも食堂や屋台がしっかりしており、市中とほぼ変わらないリーズナブルなお値段で、タイ屋台料理がいただけるという印象でした。やはりというかなんというか、チェンマイ競馬場でもその構図は変わらずでございまして、今回もいろいろなグルメを見たり食べたりすることができました。



 あまり御託を並べていても仕方ありませんので、さっそくチェンマイ競馬場のメシ事情をゆるゆるとご紹介していきたいと思います...


チェンマイ競馬場のスタンド下には屋台が並ぶ



 さて。そんなわけで、チェンマイ競馬場のグルメである。



 まずはメインスタンド、観覧席下の空間に密集している、屋台と売店から見ていくことにいたしましょう。




チェンマイ競馬場のスタンド下には屋台が並ぶ



 以前のレポートでもお伝えした通り、チェンマイ競馬場は観覧席下の空間にこのような屋台街が広がっている。




チェンマイ競馬場の観覧席下屋台



 その数はなかなかのもので、鍋窯を使った本格的な屋台から、ドリンクのみや串ものだけの屋台や売店などいろいろなお店が並んでいて、まさにタイの繁華街の街角にありそうな屋台街といった風情である。




チェンマイ競馬場の食堂で楽しむ常連たち



 それぞれの店には常連が集い、酒を飲みつつワイワイとしゃべっている。こんなにのんびりしていて、競馬しにきているのか仲間と酒を飲みに来ているのかさっぱり分からないが、まあ、中山競馬場なんかにもこんなオッサンは山ほどいるし、そのへんはところ変われど同じということでございますな。




チェンマイ競馬場のムーサテ屋台



 それではさっそく、個別のお店を見ていくことにしよう。



 こちらはタイの屋台の定番、ムーサテの屋台。ムーサテは豚の串焼きだ。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場のグルメでご紹介したムーピンがタレ焼きっぽい感じだったのに対し、ムーサテはマレーシアのサテーに近く、カレー粉とココナッツミルクに漬けた豚肉を焼いたものでピーナッツソースにつけて食べるのが定番だ。



 写真のようにけっこう多めのロットで販売されていることがままあるので、一人旅だと手を出しづらいという逸品である・・・。




チェンマイ競馬場のスタンド下屋台



 こちらは麺類を出しつつも、実態は酒飲み御用達になっている屋台。



 とりあえず一杯くらいは・・・という感じで麺類を発注してはいるものの、基本的に皆さんボトルでガッツリ飲酒をしておられる。つまみは先ほどの店のムーサテがメインだが、よくわからない逸品も多い。



 基本的に、皆さんウイスキーの類を飲んでおられるようで、中山競馬場のフードコートで宴会しているじいさんたちにおける焼酎の1.8リットルパックが、チェンマイ競馬場のオッサンたちにはこれなのだろう。



 瓶の形から類推するに、銘柄はほとんどが地元タイのウイスキー(ブランデー?)と思われる。ホン・トーン、リージェンシーあたりに見受けられる。本来タイは仏教国ということもあってアルコール販売などは日本より厳しい傾向にあるのだが、それはあくまで仏教や寺院が絡む場合のようで、競馬場ではほとんどアルコールに関する規制はなさそうな雰囲気だ。先ほどから言っているとおりウイスキーはボトルで売っているし、缶ビールも各銘柄揃っている。酒飲みにとってはいい競馬場だと言い切ってしまってよい。そういう意味ではやはりタクシーやトゥクトゥクで来たほうがいいんでしょうな。




チェンマイ競馬場のスタンド内売店



 こちらは店先で謎の壺酒を売っていて実に怪しい感じだ・・・。



 奥ではソムタムやイエンタフォー(紅腐乳入りの麺料理でピンク色のスープが特徴)などの屋台料理を売っているぞ。




チェンマイ競馬場のスタンド内ドリンク売店



 こちらは飲み物系の屋台。ビールやウイスキーを並べて売っている。中途半端に空いたウイスキーの瓶が見受けられるので、ひょっとしたらコップ売りもしているのかもしれんな。



 ちなみにタイのウイスキーはすんげえ甘いので気を付けてくれたまへ。




チェンマイ競馬場のスタンド内屋台



 こちらはペン、ライターやティッシュなど、ちょっとした小物に力を入れているお店だ。いろいろな商品があるが、我々旅行者にとってはペンがあるのはうれしいかもしれませんな。



 その横ではただテーブルにウイスキーを並べて売っているだけの雑な店舗を発見。こんな品揃えで大丈夫なんかと思いきや、客が二人ワイワイと世間話をしていて、まあ、それなりに需要がある様子である。




チェンマイ競馬場のスタンド内屋台


チェンマイ競馬場スタンド下のドリンク売店



 暑い国ということもあってミネラルウォーターのペットボトルを扱うドリンク売店はちょいちょいあるのでそこはご安心を。特に暑い季節に行く場合は水分補給をしっかりとおこなってくれたまへ。




チェンマイ競馬場のスタンド下ラーメン屋台



 さて。そんなこんなでスタンド下にある屋台群を見てきたが、その中から荷桁はこちらのお店を利用してみることにした。



 どうやら吊るされている肉がウリのお店でそれをメシにのせるか、麺にのせるかというお店のようである。汁気があるものが食いたかったので、とりあえず肉塊を指さしながら「ポークヌードル!」と連呼してなんとか麺類の発注に成功した。




チェンマイ競馬場の汁ビーフン



 やってきたのがこちら。赤い縁取りのチャーシューがたっぷりのった汁ビーフンだ。あっさり風で実にウマそうな仕上がりだ。




チェンマイ競馬場の食堂の調味料



 テーブルにはこんな感じの調味料類が置かれているので、このプレーンな麺を自分好みの味に変えていただくのがタイスタイルだ。辛くしても甘くしても(砂糖もあるぞ)よしだ。ぞんざいに入れられているネギみたいなやつも入れ放題。手でテキトーにちぎって丼にぶち込んでくれたまへ。



 お味はアッサリしていて美味。こういうのが50バーツ以下で食えるというのがタイのいいところだ。何も入れなければちっとも辛くないのでタイ料理が苦手という方にもおすすめである。




 さてさて。そんな訳でチェンマイ競馬場のグルメ、まずはスタンド内部のお店を見てまいりました。いやはやタイの屋台を覗き見るのはやはり楽しいものでございますな。




 次回のレポートではスタンド外にある屋台・グルメをご紹介してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。





 



>>チェンマイ競馬場レポートその18へ






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