ポンパノパーク競馬場 その2 〜真夜中の総合ギャンブル場〜 そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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ポンパノパーク競馬場
スタンドからポンパノパーク競馬場の直線を撮影。オートでフラッシュが焚かれてしまい、やばい怒られる!と思ったが、誰にも怒られず・・・。


*ポンパノパーク競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。



 ポンパノパーク競馬場レポート第2弾にまいりたいと思います。


 前回の最後に、ナイターレースのため写真がぶれるので使える写真がほとんどないという話をしたとおり、今回のレポートは使える写真が少ないため短くなるかと思います...




しかし、いくらナイター開催と言ったって、大井や高知のように、夕方の明るいの時間帯のレースがあるだろうから、その間に写真を撮ればよかったではないか!という疑問が生じるかもしれない。


 ところがどっこいこうしたアメリカの興行レースというのは日本のように終電とか近隣の迷惑だのをほとんど考えていないのである。この日のポンパノパーク競馬場のレースは1レースの発走時間が19時25分!それを皮切りに夜遅くまで12レースを開催するのである。


 もちろん、19時25分ともなれば2月のフロリダはとっぷり日も暮れている時間である。したがって今回の写真は真っ暗な中で撮らざるを得なかったのである。


ポンパノパーク競馬場

 さて、言い訳はこのくらいにしてポンパノパーク競馬場の紹介に移ろう。
 

 このポンパノパーク競馬場も入場料は無料だ。駐車場から直接スタンドの中へ入場する。写真がぼんやりしているので恐縮だが、かなり老朽化が進んだスタンドで、風情としては地方競馬場の2階席あたりの雰囲気に似ているだろうか。天井や床の質感も似ている気がするのだが・・・。


 写真のとおり、天井にはオッズ確認用のテレビが数多く設置されていて、本場開催のほか、場外レースや場外のオッズやレースが放映されている。この点に関しては快適だ。
 ただ、ハーネスの場外発売2場のほか、平地のレース、ドッグレースと、とにかく場外発売している場の数が多いので、ごちゃごちゃにならないように注意したほうがいい。アメリカは州によってかなり時差があるので、場外では普通に夕方のレースが売られていたりもするのである。


 中には4場も5場も手を出しているおっさんもいて、こうなってくるともはや券売機に金を突っ込み続けるマシンと化していると言っても過言ではない。とは言え、日本で3場開催のときなどは荷桁もそうなっていることを思えば身につまされる思いでもある・・・。




アメリカ 競馬新聞
ポンパノパーク競馬場の競馬新聞。


 話題を変えよう。


 こちらがポンパノパーク競馬場のオフィシャルプログラム。入り口のところでおばちゃんが売っているのですぐに手に入れることができるだろう。


 単なるプログラムではなく、馬柱つきなので事実上の競馬新聞と言える。ポンパノパークの全12レースのほか、場外のノースフィールドパーク競馬場とヨンカース競馬場の全レースが掲載されている。日本で言うところの優馬のような存在だ。こちらの競馬新聞も利用者にやさしく、冒頭にしっかりと凡例が載っているので安心していただきたい。


 ハーネスの予想に欠かせない、位置取り等の情報も細かに書き込まれているので役に立つ人には役に立つプログラムだと思われる。


 ハーネスのクラス分けやレース体系となるともうさっぱり分からないのだが、競馬新聞を見ていると、未勝利とクレーミングレース、そして獲得賞金によりクラス分けが為されているようであった。
*クレーミングレースに関してはガルフストリームパーク競馬場レポートにて詳しく解説しているのでそちらをご覧ください。



 賞金総額は安くて3500ドルくらい、高くても9500ドル程度であった。この賞金のうち半分以上が1着馬に行くと考えても、安いレースの1着賞金は2000ドル程度。当時のレート(1$=90円)で考えても20万円に満たないくらいだろ考えられる。南関東以外の地方競馬場より少しマシなくらいか。


 まあ、ハーネス競馬の場合は馬が全力疾走するわけではないため、月に4回くらい出走している馬もざらなので、少ない頭数で回しているのと考えればそんなに問題のある賞金体系ではないのかもしれない。


ポンパノパーク競馬場
ポンパノパーク競馬場観覧席


 しかし、まあこの賞金体系を維持できているにしてもちょっとお客が少ないような気がする。せっかく無料でこれだけの席があるにもかかわらず、ガラガラだ。
 

 さきほど場外発売が多いということを申し上げたが、裏を返せばポンパノパークの馬券もアメリカ中の競馬場やドッグレース場で場外発売されている分で支えられているのだろう。きっとこの競馬場を経営しているIsleの関連しているカジノ等の娯楽施設でも馬券が売られているはずだ。



 やはり、オーストラリアでも申し上げたように、競馬の経営は如何にロングテールである場外発売客を取り込むかが大事になってくるかということであろう。日本のように競技ごとどころか、同じ競馬であっても相互乗り入れできないようなシステムを採用していては厳しいだろうな。
 
 
 とは言え馬券だけの収入では苦しいのか、ポンパノパーク競馬場にはガルフストリームパーク同様にスロットマシンが大量にあるカジノが併設されており、けっこうな盛況を見せている。



大きな地図で見る


 この航空写真でいうところの、スタンドの右側にある建物がそれで、かなり大規模なものになっている。競馬場に併設しているというよりも、競馬場の敷地内にでっかいカジノがおっ立ったという表現のほうが正しいだろう。


 これも比較的最近建てられたようで、競馬場再興の切り札としてのカジノという図式がこの国ではあるのかもしれない。


 日本もカジノが合法化になったりしたら、試験的に競馬場の敷地内に作ってみたりしてもいいかもしれませんね。






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