中山競馬場 その7 ~中山競馬場 アクセス 船橋法典駅を利用する~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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中山競馬場の最寄り駅船橋法典駅
中山競馬場へ直結している船橋法典駅


*中山競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中山競馬場レポートその1からどうぞ。




 さて、中山競馬場レポートのつづきです。



 今回も中山競馬場へのアクセスの話をしていきたいと思います。


 前回の西船橋駅からのアクセスの話につづいて、今回は船橋法典駅からのアクセスの模様をご紹介してまいります。



 一応中山競馬場に直結している船橋法典駅ですが、JRAの公式サイトでは西船橋の次の2番目のアクセス駅として表記されていたりして、その位置づけや使いどころなどはなかなか難しいと言えます。まずはそのあたりについて、ゆるゆると話をしていきたいと思います...






 まずは船橋法典駅の地図をご用意した。



 見てのとおり、中山競馬場の北のすぐ近くにあり、そのほかの駅と比べても非常に近い位置に立地をしている。



 地図上では見えないが、船橋法典駅から中山競馬場は地下通路で直接つながっており、雨に濡れずにアクセスできるというのもメリットだ(経路については後程詳しくご紹介します)。実は1978年に当駅が開業するまで、中山競馬場は京成本線東中山駅が最寄り駅であり、この駅の開業のインパクトはかなりでかいと言ってよいだろう。



 それにもかかわらず、なぜ、船橋法典駅は中山競馬場のメインのアクセス駅として扱ってもらいづらいのか。大きく分けて2つの理由が考えられる。



 ひとつは、船橋法典駅のある武蔵野線という路線の利便性の問題だ。



 武蔵野線はもともと貨物線として計画をされた経緯があり、首都圏をぐるりと取り囲むような路線になっている。そういう形なので、いろんな路線に接続しているというよさはあるが、いわゆる都心部へ直通している路線とは言い難く(厳密には京葉線経由で東京駅まで直通しているのだが本数はさほど多くない)、例えば総武線や東京メトロ東西線などに比べると、都心部からのアクセスという点ではやや劣ると言える。


 もちろん、松戸や浦和方面から中山競馬場にアクセスする場合は武蔵野線は素晴らしい手段だ。こういう人たちは武蔵野線を使うのが一番である。ただ、総武線や東京メトロ東西線などが便利なエリアであれば西船橋駅でわざわざ武蔵野線に乗り換えて船橋法典駅に行くルートは、西船橋駅から中山競馬場までバスで行ってしまう行き方に比べて時間的にも料金的にもさほど大きなメリットがないというのが実態なのである。詳しくはあとからやるが、船橋法典駅から中山競馬場までは直結しているとはいえ何だかんだ10分ほどは歩くし、JR以外の路線で西船橋駅まで来た場合は西船橋-船橋法典間の料金もばっちり発生する(ICで133円)。利用者ごとに事情は違うので、一概には言えないが、どちらがストレスのない行き方か、きちんと判断する必要があると言えよう。



 そしてもうひとつの理由は船橋法典駅および武蔵野線の輸送力の問題である。



 武蔵野線は先述のとおり、貨物線として計画・整備が進み、旅客輸送はメインの目的ではなかったという経緯がある。現在は貨物輸送の減少や周辺人口の増加もあり旅客にも力は入れているがそれでも基幹路線ではないため、運行本数・車両の編成に関してもほかの主要路線に比べたら一枚劣る感じだ。まあそれでも、普段の輸送量であれば全然問題はないのだが、こと、中山競馬場のG1となると話は別である。
 


中山競馬場から船橋法典駅への混雑状況



 特に乗客が集中する帰りの輸送では船橋法典駅がキャパシティーオーバーを起こして、完全に麻痺してしまう傾向にあるのだ。写真のとおり地下通路経由での船橋法典駅へは通常10分のはずが70分もかかるとある。これは船橋法典駅への入場規制を行わないと危険なためである。荷桁も一度、スプリンターズステークスの日に雨が降ってきたため、濡れずに行ける船橋法典駅に向かったところ、駅に入るのに1時間近くを要したという記憶がある。



 武蔵野線は基本8両編成で、土休日はダイヤも10分に1本ほどの頻度だ。船橋法典駅のホームも島式のホーム1本という体勢である。そこに人が殺到するのだから無理もない。JRAとしても入場規制には警備員も出さねばならんし、手もかかる。そんな理由で、なるべくほかの駅を利用してもらいたいというのが本音のところなのだろう。



 だが、実際のところ、G1など特異日が異常なのであって、平常開催時や場外発売時はそこまでひどい惨状になるとはまず考えにくい。さらには特異日であっても「行き」についてはこれもほとんど問題ないだろう。困るのは「帰り」だ。これも予想される人出や時間帯などから船橋法典駅を利用するのが妥当なのかというところを個々人で判断する必要があるだろう。



 ぐだぐだ述べたが、船橋法典駅を利用するには以下のポイントを押さえることが肝要と言える。


 ◆西船橋駅からバスで行くよりもメリットがあるかどうか?
  (運賃・雨天・乗り換え接続etc・・・)

 ◆帰りの混雑状況は問題ないか?1時間以上待ってでも武蔵野線でなければダメなのか?
  (混雑日は船橋法典駅以外の選択肢があれば是非ご検討を・・・)



 まあ、ぶっちゃけるとフツーの開催であれば、別に特に気にする必要もなく普通に船橋法典駅を利用すればOKだ。何せ最寄り駅だし、競馬場直結なんだから、余分な金もかからず便利に決まっておる。G1開催日の悪評ばかり見ていると逆に損することもありまっせ。




中山競馬場のアクセス路線武蔵野線



 さて、ってな流れで、船橋法典駅から中山競馬場までの様子をご紹介することにいたしましょう。まずはどこからでもいいので、武蔵野線に乗りましょう。先ほどチラッと述べたが、東京駅の京葉線ホームからは武蔵野線乗り入れの電車が発着しているので、新幹線で東京駅などに来た際にはそのまま京葉線経由で乗り換えなしで船橋法典まで行くことが可能だ。遠方から中山に行く際には使えることもあるかもしれないので、頭の片隅に。




中山競馬場に行くまでの船橋法典駅のホーム



 さて武蔵野線に乗って船橋法典駅に着きましたら、まずは西船橋寄りのホームの隅に向かって歩いてくだされ。そちらがに向かうと競馬場直結の臨時改札がある。

 


中山競馬場に行くまでの船橋法典駅のホーム



 こちらの臨時口は競馬開催日の特定時間のみ開いているので注意が必要だ。改札を出ると外部には出られず問答無用で競馬場に行かなくてはならない構造になっているのでくれぐれもご注意ください。普通に外で時間をつぶしたり、買い物がしたい場合は新松戸寄りにある普通の出口を出て、地上経由で正門まで向かうのが吉だ(そのルートは今回は割愛しますがそのうちまた取り上げたいと思います)。




中山競馬場に行くまでの船橋法典駅のホーム


 ずーっと歩いて行くと、臨時口への階段が見えてくる。



中山競馬場に行くまでの船橋法典駅のホーム



 看板にある通り「中山競馬場専用」の出口なのでくれぐれもご注意ください。



中山競馬場に行くまでの船橋法典駅のホーム



 こちらが中山競馬場臨時口の階段。見てのとおり、エスカレーターやエレベーターがないので、車いすの方やベビーカーの方は少し注意が必要だ。



 この階段さえ上がれてしまえば競馬場までは段差らしい段差もなく、すこぶる便利なので、変に普通の改札を使うよりも、臨時改札口にいる駅員さんを呼んで対応してもらえるのであればそちらのほうが無難だと思う。階段の下にインターホンとかないのかな。




船橋法典駅の中山競馬場専用改札口



 階段を上がると巨大な改札口が。左手には精算機もある。




船橋法典駅の中山競馬場専用改札口



 改札を出ると、新聞販売、喫煙所、自動販売機などがある、だだっ広い空間がある。行きはそうでもないが、帰りは人で埋まってしまうのだ。



船橋法典駅の中山競馬場専用改札口



 右手にはレース映像を見せるモニターも設置されている。実にそれらしい光景だ。



船橋法典駅から中山競馬場への地下通路



 中山競馬場に続く地下通路「中山競馬場専用連絡地下道」はこんな感じだ。まあ、まず誰でも迷わずここには行けるのでご安心いただきたい。



船橋法典駅から中山競馬場への地下通路



 地下通路はいかにも地下通路という感じだ。無味乾燥な感じである。




船橋法典駅から中山競馬場への地下通路ナッキーモール



 一応、地下通路に入ってすぐのところにこんな看板がある。


 この通路は中山競馬場のキャラクターであるナッキーにちなんで「ナッキー・モール」と呼ばれているようだ。内馬場までは500m、スタンドまでは750m。そう。直結している最寄り駅でさえもこの距離感というのがいかにも中山らしいではないか。




船橋法典駅から中山競馬場への地下通路ナッキーモール



 その距離感をひたすら歩く。そう。見てのとおり、それしか道はないのだ。



船橋法典駅から中山競馬場への地下通路ナッキーモール



 途中、動く歩道もあるので、疲れた方は利用してみるのも手である。



中山競馬場の法典門




 そんなこんなでヒーコラ歩いていると、とうとう中山競馬場の入口である「法典門」に到着する。写真ではすごく混雑しているように見えるが、開門直前だったためこうなっているだけでございます。



中山競馬場法典門の入場券売り場



 法典門にはフツーに入場券売り場もあるので、そこで入場券や回数券を買うなりして入ればOKである。




中山競馬場の法典門



 さあ、いよいよ法典門から中山競馬場にご入場だコノヤロー!!ヒャッホー!テンションも上がるぜ!!



中山競馬場の地下通路



 そうだった。法典門から先がまだ長いのであった。


 壁にいろいろな飾りが為されているので先ほどより気持ち的にはマシだが、やはり距離を感じるぜ。



中山競馬場の地下通路



 しばらく歩くと、坂の上りに入る。おお。ようやく視界が開けてきたぞえ。



中山競馬場の地下通路



 たどり着いたのは内馬場地下のコンコースである。グッズ売り場や飲食店などもあり、ようやく中山競馬場に到着したという感じがする。うへえ長かったぜ。




中山競馬場の馬場内投票所



 左手には馬場内投票所の文字も。馬券もようやくここでお買い上げ可能となったわけである。携帯で買えなかった頃の締め切り間際にはあたふたとここに駆け込んでいくオッサンもいたんだろうなあ・・・。


 というわけで、ダラダラと歩いてまいりましたが、船橋法典駅から中山競馬場までのルート、いかがでしたでしょうか。見てのとおり雨に濡れないし、道に迷うこともない(待ち合わせにも便利!)というメリットはお分かりいただけたのではなかろうか。



中山競馬場法典門からメインスタンドまで



 だが、メインスタンドまではさらに250mの地下通路を歩いていかなくてはならないということも一方で忘れてはならない。




 東中山駅から徒歩約20分、西船橋駅からバス15分などの選択肢と比較してどちらを選択するか。そのあたりは皆さんの出発地やステータスと、それ以上に、これはもはや感性や価値観の問題になってくるかと思います。他人に流されず我が道をいっていただければ幸いです。



 ってなわけで長くなっておりますが、次回以降も中山競馬場のアクセスに関する話を続けてまいります・・・。




 


>>中山競馬場レポートその8へ





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*中山競馬場に関する記事は以下にもあります。

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