そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

佐賀競馬場　その７　～佐賀は佐賀だった～

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４年ぶりの佐賀競馬場。

＊佐賀競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は佐賀競馬場レポートその１からどうぞ。

　さて、佐賀競馬場に４年ぶりにご到着だ。

　あいかわらずぱっと見でなにかよく分からない建物の風体がたまらないな。

　台風が接近しているにもかかわらず、雨にも降られずにやってこれただけでも今日は勝ったも同然だが、馬券のほうも頑張らねばなるまい。

　ひとまず、競馬新聞売り場にて「通信社」を購入し、１００円を投入して場内へ足を踏み入れる...

　さて、もうこのブログの読者の方はほとんどの方がお分かりだと思うが、佐賀競馬場は九州は佐賀県にある九州唯一の地方競馬場である。

　４年前に訪問したときは荒尾競馬場という地方競馬場も熊本県にあったのだが、なくなってしまった。その様子は荒尾競馬場レポートを参照いただきたい。

　当時は荒尾、そして何故か岩手をメインに場外販売していた佐賀競馬場だが、写真のとおり、現在は昼間は兵庫や東海公営、さらに夜は川崎・大井のナイター開催とリレー発売が行われるのがスタンダードだ。この開催ボードもよく見るとなかなかいい味出している。

　この日は佐賀と、なぜかばんえいが１レースだけ売られていた。

　バスの本数が少ないせいで、やや早く着いてしまった感があるのでひとまずおおまかに競馬場をうろつくことに。最後に来てから４年が経つが、場内のほうも、そんなに変わっている感じはない（ちなみにこのとき遅い朝食も摂ったのだがメシの様子はあとでまとめてご報告しよう）。

　あいかわらず緑に囲まれていい感じの競馬場だ。

　何となくくたびれた地面のアスファルトが、そこはかとない地方競馬感を漂わせているよね。

　スタンドも以前とさほど変わった感じがない。

　建て替えや増築でごちゃごちゃしているギャンブル場が多い中、ここ佐賀においてはメインスタンドがでんと構えていてよろしい。

　うろついているとこんな看板発見。

　前回はあまり意識していなかったが、佐賀競馬場の内馬場には遊べるスペースがあるみたいだ。

　

　規則がいろいろあって、野球場があるのにボールの持ち込みは不可とのこと。レース中は静かにしましょうというのもあるが、これはちょっと子どももかわいそうな気がするな。

　ヒマなので内馬場に行ってみようと思ったが、通路に続く門が施錠されていて行けなかった。もはや需要もないのだろうか。それとも時間が悪かったのか、台風が接近していたからなのか・・・？謎である。

　写真は内馬場に続く通路である。なかなかしっかりしたトンネルである。

　内馬場は使えないが一応４角寄りのスペースに児童公園があり、親子連れの貴重な遊びスポットとなっている。

　滑り台のついたジャングルジムや、みんなで乗れるブランコのような遊具などがある。それなりに面積もあり、いわゆる小規模な児童公園レベルの装備は備えているようだ。

　そんな児童公園で気になるのがコイツ。

　公園内に点在している乗って遊ぶタイプの馬の遊具だ。

　一見普通の遊具なのだが・・・。

　よくよく見ると眼だけが妙にリアルで恐ろしい。

　
　競走馬はもっと優しい眼をしていたかと思うが、なぜかこの遊具の馬の眼は血走っている感じだ。

　「背中に乗られるのが心底不愉快だ！！」と叫んでるかのような形相である。

　なにゆえこんな目つきになってしまったのか・・・？リアルに徹しただけで悪気はなかったかと思うが、こういう遊具であれば、もっとマンガちっくなデザインでもよかったのではないだろうか。

　そんなことはさておき、外ばかりをぶらついていても仕方がないので、次回からは佐賀競馬場のスタンド内をうろついていくことにいたしやしょう・・・。