園田競馬場 その25 ~園田競馬場 その金ナイター~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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園田競馬場
園田競馬場 ナイター



*園田競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は園田競馬場レポートその1からどうぞ。







 さて、今回の園田競馬場レポートですが、そういえばここまでできちんと触れていなかった、ナイターの話をしていくことにいたしましょう。



 園田競馬場の開催日と言えば、長らく平日の火・水・木の昼間の時間にのんびりと開催していると言うのがお決まりの開催日程であった。しかし、本場売上や動員が苦しくなってきた2012年度よりついに園田競馬場もナイター競馬の開催にこぎつけたのである...


園田競馬場



 ふつうナイター開催と言えば南関東や門別のように夏季などにほぼ毎日のようにナイターで開催をするのが一般的だが、園田競馬場の場合は春から秋にかけて、水・木・金の3日間開催の間のうち金曜日のみをナイター開催にするという形を取っている。遅い時間に毎日ナイター開催することは近隣住民の理解を得難く、なんとか折り合ったのが金曜日だけでの開催だったのだろう。



 そのため、このナイターは「その金ナイター」というまるで小林製薬の商品名のようなドストレートな名前がついている。分かりやすいがややダサいのう。どういう層に来てほしいのかがぼやけたネーミングである。まあ園田競馬らしいと言えば園田競馬らしいのだが。





園田競馬場



 そんな園田競馬場のナイター開催時のおおよその時間について整理しておこう。


 2016年度の開催を見てみると、その金ナイター時の第1レースの発走時間は15時10分ないし、14時50分となっており、おおよそ15時くらいとなっている。最終レースの第11レースの発走時間は20時30分がほとんど。他の競馬場は20時50分を最終に設定していることが多いので、若干早めと言えよう。このあたりも近隣に配慮してのことだろう。開門時間は14時ちょうどの設定が多い。



 実際にターゲットとなる会社帰りの人々の時間にあてはめて考えてみよう。仮に大阪市内のオフィスに勤めていた人が、17時に退勤できたとして、なんだかんだ園田まで1時間程度はかかるであろうから、サラリーマンが勤め帰りに参戦できるとすれば18時15分頃の第7レースか、18時50分頃の第8レースであろう。時間的には5レースないし、4レースを楽しむことができる計算になる。もちろん午前中だけ働いて、午後に半休を取った場合はがっつり11レースが楽しめるというわけだ。



園田競馬場



 そのため、園田本場ではその金ナイター用に後半4レース用という競馬新聞が200円で売られている。こいつは便利だ。



 しんどい会社帰りも明日が土曜日と言う昂揚感と共に、園田にやってきてビールをキメて、馬券を買えばテンション上がるのは間違いなしであろう。




園田競馬場



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 ナイター開催時はイルミネーションがされて、なかなかいい雰囲気だ。さすがにここで女の子を落とすと言うのは難しいと思うが、既に付き合っている女の子と行く程度なら問題ない行為であろう。(絶対安全とはよう言わんが)



園田競馬場


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 パドックもどこか華やかになる。もちろん、多数派は競馬オヤジの皆さま方だが、若い人の割合は明らかに昼間の時間帯より多い気がする。直射日光を浴びないというのもいいのかもしれないな。


 飲食店などを見ていても、普段の平日開催よりは明らかに活気があるところが多い。



園田競馬場


 メインスタンドはこんな感じになる。

 
上部に設置されているライトでコースを照らす。ほかのところはあまり以前と変わらないので、場所によってはすごく暗かったりもするが、そこは仕方ないだろう。



園田競馬場


園田競馬場


園田競馬場



 レースのほうはやはりナイターらしく、雰囲気がある。


 細かいところを突き詰めると、馬によってナイターが得意・不得意などあったりするのだろうが、まあよく分からんので、あまり考え過ぎず、ビール片手に酔いどれ馬券で楽しむのが吉だろう。


 観客もナイター開催時は明らかに若い人が増えるが、20代というよりは30~40代が増えているイメージ。20代や学生をもう少し取り込めるような雰囲気づくりはあっていいと思う。イルミネーションもいいけど、もっともっと楽しめる工夫も必要だろう。


 走路前にスペースがわりとあるので、ちょっとそこに机を出してみて、食堂から出前が取れるようにするだとか、そういうサービスがあってもいいのではなかろうか。ここに限らず、リア充女子にインスタやフェイスブックでバンバンアップされるような競馬場を作れるようになるのが目標であろう。「園田にいる」と「いいね!」が山ほどつくくらいのファッションにせねばならんのだ。



園田競馬場



園田競馬場



 ちなみにナイター開催時は帰りのバスの発車場所が変わるのでご注意。到着した場所と真逆の東入場門付近となりますよ。



 ナイター開催時は近隣住民の迷惑になるため、基本的にはバスに乗って園田駅まで帰ることが推奨されているので、その辺のマナーはきちんと守るように。でないとナイター開催が続けられませんぜ。



 さて、いかがでしたでしょうか。園田競馬場。



 ここまで書いてみての個人的な園田競馬場の印象は「もっとコテコテして楽しそうなイメージだったけど、案外フツー」という感じだ。



 今や関西都市圏で唯一稼働している地方競馬場で、ナイターも開催できて、都心からのアクセスもそんなに悪くないのに、どうもその環境を活かしきれていないという印象はある。過去にいろいろあったせいかどうもお堅いというか、できない理由を自分で作ってファンサービスを突き詰めていないとでも言おうか(それは園田に限らず住之江を除く関西一円のギャンブル場に総じて言えることではあるが)。



 まあ、関西エリアというのは公務員の質が悪いというのは昔から言われていることで、なかなか自浄作用を求めるのは酷なのかもしれないが、元園田競馬騎手の三野さんが、園田競馬を盛り上げる会社を立ち上げ、イベント開催や広告協賛募集などに取り組んでいるという話もある。我々ファンとしても、競馬場に足を運び馬券を買い食堂のメシを食うということはしつつも、もっとこうした方がいいのではないかという視点でどんどん競馬場に対しては意見を言っていくべきなのかもしれないのう。




 というわけで、園田競馬場レポートでございました。


 えらく長くなってしまいましたが、おつきあいいただきありがとうございました。



 


>>園田競馬場レポートその26へ





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