そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

大井競馬場　その２９　～大井競馬場アクセス　大森海岸から歩いてみる～

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京急大森海岸駅からアクセスしてみる

＊大井競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は大井競馬場レポートその１からどうぞ。

また、大井競馬場は２０１４年以降大規模な改修が行われたため、レポートが現在の様子と大きく異なる点があることをご承知おきください。

　どうも荷桁です。

　園田競馬場が終わり、いきなり中京競馬場レポートが１本だけ入り、今度は大井競馬場と不思議なローテーションでお送りしておりますが、とくに深い意味はありませんので、淡々と読んでいただけますと幸いです。

　さて、タイトルは見ての通り、これまでもけっこうな回数にわたってお届けしてきました大井競馬場レポートなのですが、今回からしばらくのレポートは２０１５年末の有馬記念の翌日にふらっと立ち寄った際のものになります。

　と、言うのも２０１５年の大井競馬場はスタンドの改修やら新スタンドのオープンやらで大いに変貌を遂げているということもあり（狙ってません）、一度、最新の状況というのも観察してアップしておかねばなるまいという問題意識があったのでございます。

　というわけで、今回からはしばらく大井競馬場レポートでございます...

　さて、そんな中で大井競馬場に向かうわけだが、冒頭の写真は大森海岸駅である。

　過去、大井競馬場へのアクセス情報として、東京モノレールの大井競馬場前から歩く方法と京急の立会川駅から歩く方法というのは当ブログでもご紹介をしてきました。

　今回は訪問までに時間もあったため、もうひとつの最寄り駅である京急の大森海岸駅から歩いてみるという方法で、あえて行ってみたのでその様子をご紹介していくことにする。尚、大森海岸駅はＪＲ大森駅はからほぼ一本道で徒歩１０分弱なので、ＪＲ大森駅から徒歩で行こうと思っている人も是非ご覧いただきたいところだ（まあＪＲ大森駅からは送迎バスが出ているので余程の暇人であろうが・・・）。

　

　一応駅前の地図を見ると（南北がさかさまなので注意）、担当者がギャンブル嫌いなのか、大井競馬場も平和島競艇場も記述がない。ぐう、不親切なことこの上なし。大井競馬場は地図でいうところの左下の公園のさらに向こうにあるので、ひとまず出発だ。

　駅を出るといきなり歩道橋がある。ここで渡っても渡らなくてもどちらでもいいのだが、第一京浜の信号待ちを考えればここで渡っておくのが無難であろう。

　歩道橋を降りたら北上していけばＯＫである。

　もしあなたが、ギャンブル好きかつ寄り道が好きな人であるならば、歩道橋を降りたあたりの道を一本東に入ってみるとよい。

　道は行き止まりになっているが、実はこれ、この壁の向こうが平和島競艇場だからである。

　ご覧の通り、金網の向こうには平和島競艇のコース。レースの様子もうかがい知ることができるのだ。特にメリットはないのだが、こういうところから覗き見するのって何か楽しい気分になるわよね。

　とは言いながらも、迷惑になるので、あくまでチラッと見る程度にしておいてくださいね・・・。間違っても叫ばないように・・・。

　さて、再び進路を北にとる。第一京浜沿いを北上するのだ。

　道沿いはお店もありながらもマンションが多い界隈だ。しかし、このあたりのマンションは素晴らしい環境だよなあ。大井と平和島、少し行けば川崎という立地だからのう。誰か一部屋買ってくれねえかなあ。

　しばらくいくと、また道路地図が出てくる。

　どうやら高速道路が右に折れているところに沿って進めば競馬場らしい。

　あー、どうやらこれだな。分かりやすくてよろしい。

　と、ここまで来て右に折れようとしたところ、何やら史蹟の文字。鈴ヶ森刑場跡とある。名前こそ聞いたことはあるが、実際に跡地を見たことはないので、立ち寄ってみることにしよう。

　さらに進むと何やら説明書きが書いてある。やや無味乾燥だが、平井権八（遊女に入れこんで辻斬りしまくった人）や八百屋お七（恋人に会いたい一心で放火した人）などが処刑されたという説明がなされている。江戸時代の様々なエピソードというのは興味深いものが多いが、実際に舞台を訪れるというのもまた面白いことであるなあ。

　ちなみに、刑場の近くには馬頭観音もあるので、馬券祈願で一応、手を合わせておいた。実際にご利益があったかは、またの機会に譲るとして、もし大森海岸駅から歩いて大井競馬場に向かう際には立ち寄ってみてはいかがだろうか。

　さて、そんな話をしているうちに、けっこう長くなってしまったので、一旦ここらで一区切りといたします。

　というわけで、これからしばらくは、大井競馬場の話を続けていきますね。