日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 姫路競馬場 > 姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
*姫路競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその1からどうぞ。
さて、いきなりですが姫路競馬場です。
前回の姫路競馬レポートの終わりがけに、グルメと馬券を再レポートすると宣言しました。というわけで荷桁は2010年6月、実に2年振りに、宣言どおり姫路に行ってきたわけですね...
この2年のうちに個人的には住所が東京から大阪に変わったという劇的な変化があった。
片道1500円かかるものの(金券ショップで買うともっと安いが)、大阪駅から新快速で1時間で姫路に着けるというのは以前に比べたら格段に行きやすくなったと言える。
新快速で姫路に着いたら、とりあえずホームにある売店で、朝メシ代わりに「姫路のえきそば」を食べる。
姫路のえきそば。そばではなく中華麺(黄そば)が使用されている。
このえきそばも昨年頃ブームに火が付いた食べ物で前回訪れた2008年頃にはそこまで有名ではなかった。わずか2年といえど、いろいろと変わり行く世の中を感じることができる。
食すのは2回目だったのだが、当地では珍しい濃い目のつゆと黄そばとの相性がオツ。上の天ぷらもチープな味わい。多分、冷静に味わったらフツーのそばやうどんのほうが美味いんだろうけど、物珍しさで美味さ3割増しといったところか。最近は梅田の阪神百貨店でも食べられるそうだ。
関西のみなさんは東京のかけそばのつゆには「味が濃い!」と目くじらを立てるのに、姫路の駅そばに関してはしょっぱいつゆでもうまいうまいと食べるんだから不思議だ。
最近はお持ち帰り用やカップ麺まで出ているので、興味ある方はお取り寄せしてみてもいいかもしれない。
さて、そんなこんなで今回は駅前から出ている無料バスに乗って姫路競馬場へ。
相変わらずいい感じの競馬場だ。
今回来たのは、冒頭で述べたように、
○馬券のリベンジ
○食べ物のレポート
の2つをするためでございます。
まず、馬券。
結論からいくと、前回に比べたら馬券はちょっと上達し40倍弱の3連複を3本、そんなに買い目を広げずにとることができた。
こういうことを書いていいのか分からないがあえて書くと、園田・姫路には限らない話だが、毎週コンスタントに馬を出走させつづける地方競馬においては「この日はやるぞ!」「今日は無理だな」という日がおそらくあるとみるのが、まあ妥当だろう。
昇級させたい・降級させてはならない・このクラスは無理だからさっさと降級させたほうがいい等など、賞金を獲得するため、馬を長持ちさせるため、きっと陣営が僕らの予想を遥かに超える計算のもとで作戦を考えてるに違いない。
そのあたりを考えてみると、絶対に必要となる知識が、園田のクラス分けの既定だ。賞金ベースではなく着順に応じてポイントを獲得、そのポイントの総計によってクラス分けをしていくというシステムになっている。
ポイントは1着~5着まで出る。詳しくはここをご参照されたし。
http://www.sonoda-himeji.jp/whats/rank/index.html
このシステムは把握しておくべきだ。前回は初めてということもあってこのあたりの基本を押さえていなかったため大敗を喫したのだ。
極端な話、勝たなくても昇級できるため、5着でコツコツ昇級してしまった場合、上では通用しないことも多い。また、あと少しで昇級する、という馬の場合、5着で昇級するより、1着で昇級したほうがお金がたくさんもらえるのでお得だ。つまり、高確率で1着が取れるレースを待って昇級を狙う、なんてこともあるかもしれない。
昇級がかかっていなくても、効率よく今のクラスで稼ごうと思ったら、確実に稼げるメンツ・条件になったときに頭を取るというのが一番だ。特に外枠を引くとここぞとばかりに先行していく馬がいてそのまま押し切ることが多い。新聞の印が少ないのに割と馬券が売れている外枠の馬は要注意だ。
スタート直後の先行争い。外枠からムチを入れて一気に先行する馬がちょくちょく。
そのあたりをある程度頭に入れておかないと、勝つとまではいかなくとも、無駄なお金を使うことがだいぶ防げるはずだ。残念ながら各馬の持ちポイントは競馬新聞にしか書いていない。園田・姫路に関しては新聞をきちんと購入すべきだ。
ただ、やっぱり3連単となるとまだまだかなり取るのが難しい。変に荒れるのでマルチやボックスをせずに高配当を取るのがかなり至難の技なのだ。
まあ、このあたりは運を天に任せて頭や1・2着固定なんかをすべきなんだろうが、確率論的には微妙か。だったら、穴軸の馬単マルチなどのほうが効率的かもしれない。
ともかく、馬券はまだまだ来年に持ち越されることになりそうです。
馬券はこんなだが、久しぶりの姫路なので、場内をうろついておくことにしよう。
姫路競馬のいいところは、節約志向が強い競馬場にありがちな、投票所の集約がまだそんなに進んでおらず(訪問当時)、比較的お客さんがばらけた状態で予想をしている点だ。
ベンチも多くあり、のんびりとできる。座りたい時に座れない中央の場ではなかなかこうはいかない。
暑さが苦手という方は二階もなかなか。
たまにパドックを見下ろすのもオツなもんである。
さて次回の後編はグルメの話題にうつりましょう。
>>姫路競馬場レポートその6へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。
姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
姫路競馬場 その13 ~姫路競馬場 スタンド2階~
姫路競馬場 その14 ~姫路競馬場 特観席~
姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~
片道1500円かかるものの(金券ショップで買うともっと安いが)、大阪駅から新快速で1時間で姫路に着けるというのは以前に比べたら格段に行きやすくなったと言える。
新快速で姫路に着いたら、とりあえずホームにある売店で、朝メシ代わりに「姫路のえきそば」を食べる。
姫路のえきそば。そばではなく中華麺(黄そば)が使用されている。
このえきそばも昨年頃ブームに火が付いた食べ物で前回訪れた2008年頃にはそこまで有名ではなかった。わずか2年といえど、いろいろと変わり行く世の中を感じることができる。
食すのは2回目だったのだが、当地では珍しい濃い目のつゆと黄そばとの相性がオツ。上の天ぷらもチープな味わい。多分、冷静に味わったらフツーのそばやうどんのほうが美味いんだろうけど、物珍しさで美味さ3割増しといったところか。最近は梅田の阪神百貨店でも食べられるそうだ。
関西のみなさんは東京のかけそばのつゆには「味が濃い!」と目くじらを立てるのに、姫路の駅そばに関してはしょっぱいつゆでもうまいうまいと食べるんだから不思議だ。
最近はお持ち帰り用やカップ麺まで出ているので、興味ある方はお取り寄せしてみてもいいかもしれない。
さて、そんなこんなで今回は駅前から出ている無料バスに乗って姫路競馬場へ。
相変わらずいい感じの競馬場だ。
今回来たのは、冒頭で述べたように、
○馬券のリベンジ
○食べ物のレポート
の2つをするためでございます。
まず、馬券。
結論からいくと、前回に比べたら馬券はちょっと上達し40倍弱の3連複を3本、そんなに買い目を広げずにとることができた。
こういうことを書いていいのか分からないがあえて書くと、園田・姫路には限らない話だが、毎週コンスタントに馬を出走させつづける地方競馬においては「この日はやるぞ!」「今日は無理だな」という日がおそらくあるとみるのが、まあ妥当だろう。
昇級させたい・降級させてはならない・このクラスは無理だからさっさと降級させたほうがいい等など、賞金を獲得するため、馬を長持ちさせるため、きっと陣営が僕らの予想を遥かに超える計算のもとで作戦を考えてるに違いない。
そのあたりを考えてみると、絶対に必要となる知識が、園田のクラス分けの既定だ。賞金ベースではなく着順に応じてポイントを獲得、そのポイントの総計によってクラス分けをしていくというシステムになっている。
ポイントは1着~5着まで出る。詳しくはここをご参照されたし。
http://www.sonoda-himeji.jp/whats/rank/index.html
このシステムは把握しておくべきだ。前回は初めてということもあってこのあたりの基本を押さえていなかったため大敗を喫したのだ。
極端な話、勝たなくても昇級できるため、5着でコツコツ昇級してしまった場合、上では通用しないことも多い。また、あと少しで昇級する、という馬の場合、5着で昇級するより、1着で昇級したほうがお金がたくさんもらえるのでお得だ。つまり、高確率で1着が取れるレースを待って昇級を狙う、なんてこともあるかもしれない。
昇級がかかっていなくても、効率よく今のクラスで稼ごうと思ったら、確実に稼げるメンツ・条件になったときに頭を取るというのが一番だ。特に外枠を引くとここぞとばかりに先行していく馬がいてそのまま押し切ることが多い。新聞の印が少ないのに割と馬券が売れている外枠の馬は要注意だ。
スタート直後の先行争い。外枠からムチを入れて一気に先行する馬がちょくちょく。
そのあたりをある程度頭に入れておかないと、勝つとまではいかなくとも、無駄なお金を使うことがだいぶ防げるはずだ。残念ながら各馬の持ちポイントは競馬新聞にしか書いていない。園田・姫路に関しては新聞をきちんと購入すべきだ。
ただ、やっぱり3連単となるとまだまだかなり取るのが難しい。変に荒れるのでマルチやボックスをせずに高配当を取るのがかなり至難の技なのだ。
まあ、このあたりは運を天に任せて頭や1・2着固定なんかをすべきなんだろうが、確率論的には微妙か。だったら、穴軸の馬単マルチなどのほうが効率的かもしれない。
ともかく、馬券はまだまだ来年に持ち越されることになりそうです。
馬券はこんなだが、久しぶりの姫路なので、場内をうろついておくことにしよう。
姫路競馬のいいところは、節約志向が強い競馬場にありがちな、投票所の集約がまだそんなに進んでおらず(訪問当時)、比較的お客さんがばらけた状態で予想をしている点だ。
ベンチも多くあり、のんびりとできる。座りたい時に座れない中央の場ではなかなかこうはいかない。
暑さが苦手という方は二階もなかなか。
たまにパドックを見下ろすのもオツなもんである。
さて次回の後編はグルメの話題にうつりましょう。
>>姫路競馬場レポートその6へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。
姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
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このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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