日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 姫路競馬場 > 姫路競馬場その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路の直線は長め。叩き合いは熱いぞ。
2010年現在、日本で1番競馬場が多い都道府県はどこ?と聞かれたら、それは札幌・函館・帯広・門別の4つを抱える北海道であるということは、競馬をかじったことがある方なら、おそらくお分かりになるだろう。
では日本で2番目に多い都道府県は?と聞かれたらどうだろうか。意外と出てこなくないですか?そう。実は兵庫県なんです。
兵庫県といえばJRAの阪神競馬場、関西地方競馬の筆頭格園田競馬場が有名ですね。しかし今回取り上げるのは、この2つの影に隠れるようにひっそりと存在している兵庫県第3の競馬場、姫路競馬場なのでございます...
姫路競馬場は姫路城以外に特にこれといったものもない兵庫県姫路市にある競馬場だ。姫路市は大阪からだと新快速で1時間もかからないくらいの距離の地方都市で兵庫県の播州地区の中心地になっている。
そんな姫路にある姫路競馬場は姫路市の経営ではなく、園田と同じ兵庫県競馬組合によって運営されている。すなわち、兵庫の地方競馬は園田競馬場と姫路競馬場の2場持ち回りによって行われているのだ。
ところが近年、競馬全体の売り上げの減少や、園田に比べて集客力に劣るなどの理由で、姫路競馬での開催は激減。今では5~7月くらいの間に(年によって違う)3開催18日しか開催されないという地方競馬場の中でも有数の稼働率の悪いお荷物競馬場になっている。むしろ地元民にとってはJRAの場外発売所として重宝されている有様だ。
なので、姫路競馬場に遊びに行こうとなると、年に18日の開催日(もちろん平日)にピンポイントで行かなければならないということになる。
荷桁は2008年の開催には行けたのだが、2009年には行けなかったので、今回のレポートは2008年のものである。もし次に行くことがあっても、そのレポートが上がるのは、おそらく2010年の夏くらいになると思うので、まあ、気長に待って、とりあえず今日のところはこれで勘弁してください。
というわけで姫路である。
駅から姫路城がよく見えるではないか。
姫路競馬場はけっこう駅から離れている。姫路駅から無料バスでアクセスできるのだが、今回は観光がてら姫路城の脇をぬけて駅から1時間ほど歩いて行ってみた。
道中、レトロな商店街や街道があり、なかなかおもしろい。
え?おもしろそうに見えない?そういう方は無料バスでどうぞ・・・。たぶん、大多数の方が楽しいと思えないでしょうし・・・。
さて、そんなわけでやってまいりました、姫路競馬場。
入口の看板にはおもいっきり「姫路公園競馬場」という、来た人間以外に誰も知ることないであろう正式名称が書いてあるのだが、まあ、今回は「姫路競馬場」で統一をする。
なにゆえ公園かというのかということについてはちゃんと調べたわけでもないが、おそらくこのように内馬場に児童遊園と球技場があるし、まあ公園なんだろうな(適当)。
入場料は100円。意外にも、コイン投入方式ではなく、入場券制であった。
入場すると驚くのがその開放感だ。
実は、姫路市街地から姫路競馬場までの道のりというのは、旧市街地の細い道を抜けていく感じなのだが、競馬場に入るや否や、ぱっと緑色の景色が開けてこの山々を望む感じというギャップにやられる。
先に出た盛岡ほど大自然というわけではないが、いかにものんびりした「地方っぽさ」が存分に味わえる競馬場と言えよう。だまされたと思って、初夏のよく晴れた日に、ここに来てビールでも飲んでみなさい。最高に幸せだから。
そして、遠くに見える、着順掲示板も静かに個性を放っていていい感じだ。昭和の香りのするデザインだが、センスを感じる。
ま、このように、この競馬場は何かといい味を出している。
実はこれまで荷桁がこれまでに行った日本の競馬場の中でも一番気に入っているのがこの姫路競馬場だ。これは口ではうまく言えないけれども、多分行っていただければ何となくお分かりいただけると思いますよ。
次回以降も愛をこめて姫路レポートしていきます。
>>姫路競馬場レポートその2へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。
姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
姫路競馬場 その13 ~姫路競馬場 スタンド2階~
姫路競馬場 その14 ~姫路競馬場 特観席~
姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~
そんな姫路にある姫路競馬場は姫路市の経営ではなく、園田と同じ兵庫県競馬組合によって運営されている。すなわち、兵庫の地方競馬は園田競馬場と姫路競馬場の2場持ち回りによって行われているのだ。
ところが近年、競馬全体の売り上げの減少や、園田に比べて集客力に劣るなどの理由で、姫路競馬での開催は激減。今では5~7月くらいの間に(年によって違う)3開催18日しか開催されないという地方競馬場の中でも有数の稼働率の悪いお荷物競馬場になっている。むしろ地元民にとってはJRAの場外発売所として重宝されている有様だ。
なので、姫路競馬場に遊びに行こうとなると、年に18日の開催日(もちろん平日)にピンポイントで行かなければならないということになる。
荷桁は2008年の開催には行けたのだが、2009年には行けなかったので、今回のレポートは2008年のものである。もし次に行くことがあっても、そのレポートが上がるのは、おそらく2010年の夏くらいになると思うので、まあ、気長に待って、とりあえず今日のところはこれで勘弁してください。
というわけで姫路である。
駅から姫路城がよく見えるではないか。
姫路競馬場はけっこう駅から離れている。姫路駅から無料バスでアクセスできるのだが、今回は観光がてら姫路城の脇をぬけて駅から1時間ほど歩いて行ってみた。
道中、レトロな商店街や街道があり、なかなかおもしろい。
え?おもしろそうに見えない?そういう方は無料バスでどうぞ・・・。たぶん、大多数の方が楽しいと思えないでしょうし・・・。
さて、そんなわけでやってまいりました、姫路競馬場。
入口の看板にはおもいっきり「姫路公園競馬場」という、来た人間以外に誰も知ることないであろう正式名称が書いてあるのだが、まあ、今回は「姫路競馬場」で統一をする。
なにゆえ公園かというのかということについてはちゃんと調べたわけでもないが、おそらくこのように内馬場に児童遊園と球技場があるし、まあ公園なんだろうな(適当)。
入場料は100円。意外にも、コイン投入方式ではなく、入場券制であった。
入場すると驚くのがその開放感だ。
実は、姫路市街地から姫路競馬場までの道のりというのは、旧市街地の細い道を抜けていく感じなのだが、競馬場に入るや否や、ぱっと緑色の景色が開けてこの山々を望む感じというギャップにやられる。
先に出た盛岡ほど大自然というわけではないが、いかにものんびりした「地方っぽさ」が存分に味わえる競馬場と言えよう。だまされたと思って、初夏のよく晴れた日に、ここに来てビールでも飲んでみなさい。最高に幸せだから。
そして、遠くに見える、着順掲示板も静かに個性を放っていていい感じだ。昭和の香りのするデザインだが、センスを感じる。
ま、このように、この競馬場は何かといい味を出している。
実はこれまで荷桁がこれまでに行った日本の競馬場の中でも一番気に入っているのがこの姫路競馬場だ。これは口ではうまく言えないけれども、多分行っていただければ何となくお分かりいただけると思いますよ。
次回以降も愛をこめて姫路レポートしていきます。
>>姫路競馬場レポートその2へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~
*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。
姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
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荷桁勇矢
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男性
職業:
若隠居
趣味:
逃げ
このブログについて
このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
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