姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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姫路競馬場
姫路競馬場の食堂棟



*この記事は姫路競馬場レポートの続編です姫路競馬場レポートその1からどうぞ。
 また、この記事は姫路競馬場レポートの2016年8月の訪問記事です。
 この訪問の分だけをお読みになる方は姫路競馬場レポートその8からどうぞ。




 さて、競馬が開催していない姫路競馬場をブラブラしているうちに、15回目の姫路競馬場レポートとなりました。


 競馬場内もひととおり回ってしまいましたので、ここらであらためて姫路競馬場のグルメの話をすることにいたしましょう。


 姫路競馬場のグルメにつきましては、過去に姫路競馬場レポートその3にて「あたりや」のかき揚げ丼をご紹介し、また姫路競馬場レポートその6でも「明石屋」のかつめし、たこ天・穴子天などをご紹介いたしました。



 今回は園田競馬の場外発売日ということもあり、どの程度のグルメがあるのかはまるで未知数。ひとまず、姫路競馬場でメシを食うならここに行っておかないとということで、実に久々に無料休憩所とは名ばかりの食堂棟に行ってみることにした...


姫路競馬場食堂棟の中



 姫路競馬場の食は基本的に、この無料休憩所の中に集約されている。



 競馬場で無料休憩所と言いますと、馬券を買うことはできないものの、机と椅子があり、空調が効いている部屋や建物というのが一般的だ。



 しかし、姫路競馬場の場合はこの無料休憩所に食堂がずらりとあるため、実質的に無料休憩所の机と椅子は食事のために存在しているような感じになってしまっている。本場開催をしていた頃は、がらりと引き戸を開けてこの無料休憩所に入ると、食堂のおばちゃんたちが、こちらに座れ座れと歌舞伎町の客引きも真っ青になるくらいの押しでもって客引きをしてくるため、無料で休憩しようと思ったら結局有料でカレーを食わされていたなんてことになってしまいがちな空間であった。



 ただ、この日は園田競馬場の場外ということもあり、営業していたのは一軒のみ。



 おばちゃんもそんなに激しく勧誘したりということもなく、無料休憩所として機能している様子であった。



 荷桁の場合はフツーにメシを食いに来たので、まったり休憩している場合ではない。唯一稼働していた「勝屋」さんの前に陣取ることにした。





姫路競馬場の食堂棟




 座席は何ともレトロな雰囲気で、いい感じだ。何度も繰り返して申し訳ないが、ホント、タイムスリップしたような気分である。



 そのレトロな中にあって、しっかりテレビだけは薄型のちゃんとしたのが配備されているのがさすがである。JRAさんからの寄贈だったりするのだろうか?




姫路競馬場食堂棟の椅子



 ぼんやり眺めていると見逃してしまいそうになるが、よく見ると、ビミョーに座席のディティールが異なっていていい感じだ。



 そういえば園田競馬場にもそそるデザインの椅子があったけど、兵庫県競馬組合の購買担当はなかなかいいデザインをチョイスする傾向にあるな。それとも営繕担当が優秀だからしっかりと古いものが残されていると考えたほうがよういのだろうか・・・。まあ、本人たちにとってもどうでもいい話なのだろうが・・・。




姫路競馬場食堂棟の手洗い場



 テーブルが並んでいる間にいきなり柱があり、手洗い場がついているというのが何とも言えない感じだ。よく古い食堂なんかには唐突な手洗い場があったりするがこうして眺めていると何とも不思議な感じだ。こういう手洗い場にはタンクに入った緑のアルボース石鹸液が異様にさまになるのもポイントだ。




姫路競馬場の勝屋



 まあ、椅子や手洗い場ばかり見ていてもただのキモいオッサンなので、メシの話をすることにしよう。


 繰り返しになるが、この日、食堂で稼働していたのはこちらの勝屋さんのみ。カツ丼や中華そば、うどんスタンダードなメニューが並んでいるほか、ショーケースにはおかずやちらし寿司もあり、どれもそそるが、いかんせん、あまり食欲がなかったため、ひとまずビールを飲むことに。




姫路競馬場おでん



 見るとおでんがあるので、アテとして、それをいただくことにした。


 どれも非常にそそられるが、ひとまず、大根・すじ・ごぼう天をチョイスした。ごぼう天は関東だとごぼう巻と呼ばれる、ごぼうを練り物で巻いて揚げたもの。平天はいわゆるさつま揚げのプレーンである。





姫路競馬場のおでんとビール



 うーむ。いい。実にいい。素晴らしいセットである。


 夏の暑いときにビールを飲んで、おでんをチビチビつまむ。幸せこのうえなしでござる。




姫路競馬場のおでん



 ここで、おでんをよく見ていただきたいのだが、何やら醤油のようなものがかかっているのがお分かりいただけるだろうか。


 実は姫路一帯はおでんに「生姜醤油」をかけて食べるカルチャーがあり、姫路競馬場でもしっかりそのスタイルが踏襲されているのである。



 荷桁は名古屋の生まれなので、おでんには味噌というクチなので最初はどうなんだろうと思ったのだが(フツーは味噌のほうがどうなんだろうという感じか・・・)、これが非常にイケる。もともと、やや甘さのあるつゆで煮てあるため、生姜醤油で味が締まる感じ。しかししょっぱくなりすぎないという絶妙のハーモニーだ。



 皆さんも姫路競馬場にお越しの際は是非おでんを生姜醤油で食してみてくだされ。




姫路競馬場の机


 

 おでんを食いつつ、まわりをふと見ると、隅っこのほうに、無造作に机が置かれていた。


 何に使われていたのか知らないが、まだ今後も使われる予定があるんだろうか。またこの食堂もワイワイ賑やかになるといいんだがなあとしみじみ思う。


 


姫路競馬場3号売店



 ちなみに、シャッターは閉まっていたが、3号売店なるお店の前にはいろいろと張り紙がしてあり、何やらにぎわっていた。



 見た感じ、やや字が乱雑でテンションが謎な感じである。古ぼけている感じもしないので、おそらくJRAの場外発売のときには開いているのだろう。確かに園田の場外よりもウインズとして稼働しているときの方が客は多そうだもんな。今度、JRAの場外の際に予定が合ったら行ってみてもよいかもしれんな。




姫路競馬場の特観席売店



 さて、続いての姫路競馬場グルメは特観席内の売店である。店の屋号は不明。



 ここは特観席内唯一の売店にして、現在スタンド内で食事を提供している唯一のお店である。見てのとおりカウンターだけのこじんまりしたお店だが、安心してほしい。


 特観席エリア内であれば、ここのメニューは持って行って食べてもOKということになっているので、注文をして、自席でゆっくりと食べることが可能になっている。さきほどの食堂に生ビールがあったのに対して、ここは缶ビールだけなのが難点。缶ビールの値付けは400円なので、500円で生中が飲めた食堂と比べるとやや寂しい感じだ。



 この店の主力メニューは、ラーメン、うどん、焼きそばなどの麺類である。ご飯を大量に炊くことができないのか、ロスへのリスクヘッジなのか、ごはんものメニューはカレーくらいであとは、おにぎりやちらしなどを取り揃えているような構成になっている。





姫路競馬場のえきそば



 こちらでは「えきそば」をいただいた。



 以前の姫路競馬場レポートでも書いたが「えきそば」は姫路が誇るB級グルメである。すごく端的に言うとかんすいを使った中華麺に和風だしをかけたものである。中華麺に和風だしをかける食べ方は、かつて近畿圏では比較的ポピュラーな食べ方だったらしいが、現在はあまり見られないとされる(実は荷桁の自宅近くではまだこのカルチャーが色濃く生きていて洋食店が味噌汁代わりにこのそばを供していたりする)。


 ところが姫路ではまねき食品という会社が姫路駅の中で「駅そば」として、中華麺に和風だしをかけたものを名物販売していたところ、市民に根付き、今ではポピュラーな郷土料理のような存在になっているというわけなのである。



 ここ姫路競馬場でもご覧のとおり中華そばに和風だしをかけた「えきそば」がいただける。お値段は400円。



 ちなみに、サイドのおいなりさんと白身フライはちらし寿司を頼んだら売り切れていて、代案としてこれが出てきたという流れである。




姫路競馬場のえきそば



 チープな天ぷらにまたこのあっさりスープが素晴らしい。申し訳程度におでんのきれっぱしと思しき練り物が入っているのもたまらない。ズルズルとあっという間に食してしまいました。ごちそうさまでした。


 
 えきそばを食べながら今はなき福山競馬場の勝馬という立ち食いそば店に同じく中華麺を使った「肉そば」なるメニューがあったのをふと思い出した。こういう当地独特のメニューは大事にしてほしいところよね。





姫路競馬場



 観察をしているとこのお店の人気メニューは焼きそば(500円)のようで、多くのおっちゃんたちが自席に運んでもらっていた。また日替わり弁当(500)なる箱形の容器に入った懐かしい感じのメニューもお年寄りの支持を集めていたようである。



 飾らない感じだが、お客さんに愛されているお店だと感じ入った次第である。





 さて、いかがでしたでしょうか。2016年夏の姫路競馬場レポート。



 正直、行ってみるまではどうなっているのか心配していたものだが、まあ行ってみて変わらぬ雰囲気でレトロさを発揮している様子を見て少し安心をしました。



 とは言えこの先の姫路競馬場がどうなるのかを予測すると、何となく、園田競馬場がスタンドの改修をするまでは生き残りそうな気はするものの、それが済んだら厳しそうな気がしないでもないというのが正直なところだ。まあ、こちらが心配しても仕方がないことなのではあるが。



 このブログを見て、姫路競馬場に興味を持った方は是非本場開催が復活した暁には姫路競馬場を訪問してみてください。きっと私がこの競馬場に惚れている理由がなんとなくお分かりいただけるかと思います。またJRAの場外発売の日にでも行ってみようかな。




 というわけで、姫路競馬場レポート、いったんここでおしまいです。




 



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