金沢競馬場 その25 ~金沢競馬場 グルメ 金澤玉寿司で寿司を食らふ~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
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金沢競馬場の金澤玉寿司
金沢競馬場の金澤玉寿司



*金沢競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は金沢競馬場レポートその1からどうぞ。






 どうも。荷桁です。今回も金沢競馬場のグルメの話をしてまいりましょう。



 前回のレポートにて、まずはいったん金沢競馬場グルメの全体像について、ざっとご紹介をいたしましたので、今回のレポートからは個別のお店の様子やメニューなんかを詳しくやっていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします(従って前回のレポートが未読だという方は先にご一読いただけますと話が早いのでありがたいです)。



 さて、そんなわけで金沢競馬場のグルメなわけですが、今回は皆様も金沢競馬場のグルメと言えば真っ先に思い浮かべるであろう「寿司」を提供するお店、金澤玉寿司をご紹介してまいりたいと思います。



 金沢競馬場において寿司を専門で提供するお店は、こちらの「金澤玉寿司」と「宇ノ気玉寿司」の2つ存在しております。両方とも「玉寿司」が屋号に含まれますが、これらは別店舗で、提供するメニューなども異なっているので、レビューや口コミなどで単に「玉寿司」と紹介されていた場合は、どちらの玉寿司かをきちんと確認したほうが無難かもしれません。本ブログではもちろん二軒ともご紹介をいたしますが、お店の立地も加味して「金澤玉寿司」の方からご紹介してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします...


金沢競馬場の金澤玉寿司の位置



 さて。そんなわけで、金澤玉寿司に向かうことにしよう。



 前回のレポートでも、金沢競馬場では多くの食堂がパドック近くの「軽食堂街」に集まっていると述べたが、実はここ金澤玉寿司だけは少し他の食堂から遠いところにあり、入場門の近くに位置している。




金沢玉寿司の位置関係



 こちらの写真を見ていただければお分かりいただけると思うが、入場門を入って、屋根付き通路を進み、予想紙販売の小屋が途切れて少し行ったあたりだ。やや大きな建屋の隅っこの一画が金澤玉寿司になっている。



 まあ、入場門を入って、屋根沿いに進まなかった慌てんぼうさんはここに金澤玉寿司があることを見逃してしまうこともあるかもしれないが、一応こういう立地なのでご承知おきくだされ。




金沢競馬場の金澤玉寿司の裏の休憩所



 ちなみに、金澤玉寿司の入っている建屋のほとんどは休憩室という謎のスペースとして利用されている。



 実はこのスペースにはかつて「こやま食堂」というわりと広めの食堂があったのだが、現在は閉店し、このようなスペースになっている。ほかの競馬場に比べて比較的お店が残存している金沢競馬場において珍しい、食堂がなくなったという事例である。




金沢競馬場の金澤玉寿司の外観



 さて。話が横道にそれたが、お店の紹介に移ろう。



 金澤玉寿司の外観はこんな感じだ。案外小さいというか簡素というか、非常に地方競馬場っぽい食堂である。これはこれで、地方競馬場で寿司を食うという雰囲気が出て(そんな雰囲気に価値を見出す人は荷桁くらいだろうが)よいものである。



 こんな書き方するとキワモノの寿司屋のような雰囲気が漂うのできちんと補足しておくが、こちらの金澤玉寿司は、金沢市の中心部片町に総本店を構え、金沢市内で本格寿司店を複数店舗、系列会社で回転寿司店などを幅広く展開する金澤では有名な寿司店の支店である。



 同社のウェブサイトを読むと、昭和21年11月に玉寿司が創業され、二店舗目として昭和42年10月にこちらの競馬場内店が開店しているとのことで、実はこんな地味な外観ながら金沢競馬場の金澤玉寿司は50年以上当地で営業している老舗寿司店ということになるのである。金沢競馬場の寿司がスゴイ!と言われるのはこうした背景があるということもご理解いただければこれ幸いでございます。




金沢競馬場の金澤玉寿司の店内



 さて。そんな金澤玉寿司にご入店だ。基本的には競馬開催日にしか営業していないのでご留意を。



 お店はカウンターと小さいテーブル席のみという外観どおりのこじんまりとした雰囲気である。荷桁の訪問時は大将が1名と、おばちゃんが1名の2名体制で営業をしていた。見ての通り、ホワイトボードにおススメのネタが書いてあるというスタイルで、その規模感からも飲み屋街によくある大衆的な寿司店という雰囲気だ。あのテレビの配置など、実によろしい。



 価格も一皿二貫で、250円、300円、500円のネタまでで、これまた大衆寿司店価格で明朗会計ときているからありがたい。ネタも基本的に地物っぽい面々で揃えているところが好感が持てる。金沢市内で変に観光客向けの割高な寿司を食べるのであれば、はるばる無料バスでここまで食いに来た方がいいんじゃないかという値付けとバリエーションである。っていうかこの店近所にできて欲しい。いやこれマジで。




金沢競馬場の金澤玉寿司のビール



 っつーわけで、寿司をつまむ前に、まずは生ビールをご注文。金沢競馬場では何故かビールはこの、昔ほど見かけないオレンジと白の縞々の紙コップで出てくることが多い。ビールメーカーの宣伝にならないように公平にしているということなんだろか。よく分からん。



 ともあれ。昼間から寿司屋でビールというのはいつどこでやってもいいものですな。競馬場に限らず。




金沢競馬場の金澤玉寿司のカウンター



 ちなみに荷桁の訪問時は比較的早い時間だったこともあってか、荷桁以外のお客さんは全員常連さんのようであった。こういうお店を紹介するブログを書いておいて言うのもなんだが、お店の雰囲気としては、カウンターに灰皿が置いてあることからも察知できるように、基本的に常連のお客さんを大切にしている感じである。大将もおばちゃんもお客さんと会話しながらワイワイ仕事をしていて、まさに地方競馬場の食堂らしい独特の空気が流れているのだ。そしてそれは一見の荷桁にとっても、近所の飲み屋にふらっと入ったかのような非常に心地よいものであった。



 個人的には大人たるもの、お店が持っている雰囲気をなるべく壊さないように努めるのがマナーだと思っているので、お店が大事にしている常連さんを遠慮させてしまわないよう、そのあたりの機微みたいなものは持ち合わせていただいた上で訪問いただければと願う次第である。




金沢競馬場の寿司



 さて。そうこうしているうちに、寿司がご到着だ。お皿に盛られて供されるスタイルである。



 右からサワラのソデ、ばい貝、そしてガンドである。




金沢競馬場の金澤玉寿司のばい貝とサワラのソデ



 サワラのソデはいわゆる「鰆」ではなく、カジキマグロの腹側の脂ののった部分のことで、金沢に独特の呼称である。サワラには「狭腹」という漢字を当てるらしく、金沢周辺では比較的ポピュラーなネタである。赤身ながら脂がのっていて実に旨いぜ。



 ばい貝も金沢周辺では比較的ポピュラーな食材で、こんな感じで寿司で食べることも多いが、市中ではおでんの種になっていることもある。歯ごたえがたまらんぜ。




金沢競馬場の金澤玉寿司のガンド



 そしてガンド。ガンドってなんやねん?という方もいるかもしれないが、これはこのあたりの地域で言うところの「ブリ」に成長するちょっと前のもの(ブリの若魚)を、このように呼んでいるのである。ガンドブリなんて言ったりもする。ほかの地域での呼称に合わせると、ワラサとかメジロあたりになろうか。



 秋が旬なので秋の開催時には是非。ハマチよりか濃厚だけどブリよりはさっぱりしていていい感じですぜ。




金沢競馬場の金澤玉寿司の鉄火巻



 酒をお代わりしたこともあり、最後は鉄火巻で〆た。



 しっかりした鉄火巻で、非常に美味であった。




 とまあこんな感じで、思い思いのネタを楽しんでいただければOKである。また訪問した際にはしれっと写真を追加しておくかもしれないのでよろしくお願いいたします。




金沢競馬場の金澤玉寿司の折詰



 ここ、金澤玉寿司ではテイクアウトもやっている。テイクアウトは笹寿し(500円)、柿の葉すし(600円)、巻き寿司(450円)、にぎり詰折(650円)とどれもリーズナブルである。



 お店が狭いこともあって、人数が多いお客さんがまとめて買って行ったり、スタンド内で食べるために買っていく常連さんも多かった。「昼に取りにくるわ」と注文だけしていく人もちょいちょいいたので、むしろ金沢競馬場のお客さんにとってはそういう使い方がポピュラーなお店なのかもしれない。カウンターに常連さんが多くて入りづらいな・・・と思ったり、そもそもカウンターの寿司に慣れていなくて不安だ・・・というタイプの方はこの持ち帰りを積極的に活用してみるのも手であろう。聞いてないので分からないが、お店の雰囲気的に、詰折だけでなく個別のネタも頼んだら持ち帰りでやってくれそうな気がする。



 いろいろと書いたが、ともあれ、金沢競馬場の名物である寿司が気軽に食べられるお店であることは間違いないので、興味のある方は是非行ってみてくだされ。



 さて、先述のとおり、金沢競馬場でお寿司が食べられるお店はもう一軒ございます。次回のレポートではもう一軒の「宇ノ気玉寿司」をご紹介してまいりますので、こちらも是非併せてご一読いただけますと幸いです。



 金沢競馬場グルメ、まだまだ続いてまいります・・・。



 



>>金沢競馬場レポートその26へ







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