そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

阪神競馬場　その１７　～阪神競馬場グルメ　西ウイング３階フードプラザ～

そこに競馬があるから > 阪神競馬場 > 阪神競馬場　その１７　～阪神競馬場グルメ　西ウイング３階フードプラザ～

阪神競馬場　西ウイング３階フードプラザ

＊阪神競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は阪神競馬場レポートその１からどうぞ。

　さてさて、似たようなタイトル続きますが、阪神競馬場レポートの続きでございます。

　今回も変わらず、グルメの話をしてまいりましょう。もはや早口言葉みたいだが、東ウイング１階フードプラザ、西ウイング２階フードプラザを前回、前々回のレポートでご紹介してまいりました。今回は阪神競馬場第三のフードプラザ、西ウイング３階のフードプラザをご紹介いたします。

　例によっての注釈ではありますが、阪神競馬場グルメに関しては数が多いので複数回に分けてレポートをしております。一応順を追ってみたいという方は１回目の阪神競馬場グルメレポートを先に読んでいただけると話が早くてありがたいのでよろしくお願いいたします。

　さて、では今回もまいりましょう。阪神競馬場グルメ、西ウイング３階はフードプラザでございます...

　さて、西ウイング３階フードプラザがどこにあるのかということではあるが、当然のことながら、スタンド西ウイングの３階に存在している。

　少し見にくいかもしれないが、上の写真で言うところの、左側のピンクの部分、下の方である。冒頭の写真のとおり、テイクアウト系の店舗がいくつかあり、立食用のスペースがあるというところは他のフードプラザと変わらない。

　西ウイング３階のフードプラザはパドックにも近いため、混雑しているようなら、テイクアウトだけしてパドックで食べてしまうと言うのもおススメだ。混雑時はなかなか厳しいものがあるが、昼休みであればパドック自体が空いているので、段々になっているところに腰かけて食べたりということもできる。やや馬糞の臭いがするときもあるだろうが、競馬好きならそのくらい馴れてくれたまへ。

　話を戻そう。

　さて、２０１６年春現在、このフードプラザには、シルヴァー、点ちゃん、楓林、ル・ブーケ、サッポロビールの５軒が営業している。

　丼もの専門店などはなく、比較的軽めのラインナップが特徴といえば特徴か。

　まずはこちらの点ちゃんから紹介していこう。

　一応、たこ焼き、お好み焼きの店ということになっているが、フランクフルトや唐揚げも置いているという正しいテイクアウトのお店と言う感じ。

　
　ちなみに従業員さんのエプロンをよーく見ると「点心飯店」と書いてあり、点ちゃんの「点」がここからきているということが想像できる。

　ちなみにちなみに点心飯店というお店は過去に阪神競馬場にあったテイクアウト系の中華料理屋のようだ。荷桁の記憶の中では訪問したことがないが、ネットで調べるとちょいちょい昔の記録が出てくる。何らかの事情で業態転換したのであろう。

　そんな背景の話はともかく、点ちゃんで食したものをご紹介していこう。

　

　まず、点ちゃんのたこ焼き。訪問時４００円。見づらいが８個入り。

　大阪では市中のたこ焼き屋でも比較的安価なので、８個で４００円というのは、有名店クラスの価格なのだが、まあ、競馬場なら致し方ないか。

　無難に美味しいソース味のたこ焼きである。こういうものに関してはハズレはない。

　続いては、そばめしである。

　そばめしは園田競馬場グルメでもご紹介したが、神戸エリアのＢ級グルメとして知られている。よって阪神競馬場でそばめしを食べると言う行為は、ご当地グルメを食す点にこだわるという意味では一手である。

　作り置きではあるが、その分濃い目のソースで仕上げられており、悪くない感じ。目玉焼きも乗り、満足度も高い。粉ものよりもお腹にたまるという点でもおススメである。

　
　あとは、おつまみで唐揚げも。これはオリジナリティーがあるメニューというよりは阪神競馬場の業者さんにありがちな、画一系。ただ、荷桁自体はこういうホカ弁を思わせる唐揚げは偏愛しており、個人的には好きなんですよねえ・・・。お値段３９０円。もう１００円安かったら、毎回買うんだがな・・・。

　以上、点ちゃんでした。本丸のお好み焼きに踏み込んでいないので、次回以降の課題ですね。

　

　さて、お次はシルヴァーである。

　シルヴァーといきなり言われても、シルヴァーゼットしか思い浮かばないなんつー競馬ファンもいるかもしれないが、実は関西の競馬場ではけっこう勢力のある屋号である。

　阪神競馬場にはこちらのテイクアウトのお店が１軒と、さらにレストランも１軒ある（後述）。さらに京都競馬場でもカレー専門のシルヴァーが１軒と馬主席エリアにレストランが１軒があり、京都競馬場・阪神競馬場だけで４店舗ものシルヴァーが存在しているのである。

　実は、シルヴァー自体は、阪急産業という大阪地場の外食チェーンがやっているお店である。阪急産業はその名のとおり、阪急系のグループ会社で、大阪市内や神戸周辺でいろんな屋号で飲食店もやってたりするのだが、こういう施設内での展開や食堂運営、フランチャイズなどもしちゃう系のわりと何でもありな外食企業である。シルヴァーはその屋号の一つというわけだ。

　

　ただ、シルヴァーという屋号がバンとあるとは言え、メニュー的特徴があるわけでもなく、何か名物的なものがあるわけでもなく、あるお店は洋食、あるお店はカレー、あるお店はおでんに焼きそばと特にポリシーがある感じでもないというのが昭和的だ。

　実は大阪市内にもオフィスビルの下に阪急産業のシルヴァーというお店があるのだが、完全に業者の社員食堂という風情である。そんな感じなのでシルヴァーの話をする際には、どのシルヴァーをさすのかは明らかにしつつ会話することをおススメします。どうでもいいことですが。

　
　ちなみに、阪急産業につきましては、このあとの阪神競馬場レポート、さらに京都競馬場レポートにおいても登場する可能性が高いので、覚えておいていただけますと助かります。

　さて、ヨタ話が長くなったが、シルヴァーではこちらの焼きそばをいただいた。訪問時４６０円也。

　お味はいたって無難に美味しい。５１０円払えばオムそばもあるのでお好きな方は是非。

　さて、そんな西ウイング西ウイング３階フードプラザだが、実は荷桁が食したことがあるのはこの２軒だけ！

　ご紹介できなかった楓林、ル・ブーケ、サッポロビール売店はまた、訪問した際にアタックし、加筆していきたいと思います。

　というわけで、阪神競馬場レポート、西ウイング３階フードプラザは以上です。

　次回以降も阪神競馬場グルメの話はつづきますので、もうしばらくお付き合いください・・・。
　