日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 阪神競馬場 > 阪神競馬場 その18 ~阪神競馬場グルメ 鮨舞台~
阪神競馬場 レストラン一覧
*阪神競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は阪神競馬場レポートその1からどうぞ。
今回も、阪神競馬場レポートの続きでございます。
相も変わらずではありますが、今回も阪神競馬場グルメの話をしてまいりましょう。前回までは主にフードプラザを中心としたフードコート、テイクアウト系のグルメたちを紹介しておりました。今回からは、各所に点在しております、レストラン形態の店舗を中心にご紹介していければと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
例によっての注釈ではありますが、阪神競馬場グルメに関しては数が多いので複数回に分けてレポートをしております。一応順を追ってみたいという方は1回目の阪神競馬場グルメレポートを先に読んでいただけると話が早くてありがたいのでよろしくお願いいたします...
さて、2016年6月現在、阪神競馬場には9軒のレストランが存在している。
立地としては指定席エリアのフローラというお店を除いて、ほとんどがそれぞれ西ウイング・東ウイングの端に存在していることが多いので、とりあえずどこかを目指す場合は、お目当てのお店が西ウイングか、東ウイングか、そして何階にあるかを知っておくと、無駄に歩かされないで済むだろう。東西を間違えるとけっこう大変なのでね・・・。
別にどこから紹介してもよいのだが、東ウイング3階の鮨舞台からご紹介していくことにしよう。
鮨舞台は見ての通り、回転寿司を供するレストランである。もっとも中に入ると、回転寿司を提供するゾーンと、通常のレストランのような注文スタイルのゾーンと2つあるので、カウンターは嫌なんだ、という方でも利用可能だ。
鮨舞台を運営している会社は「スシマス」という大阪を中心に、持ち帰り寿司を展開している企業である。
大阪というと、回転寿司発祥の店である元禄寿司のほか、もはや日本有数のチェーンになったスシロー、くら寿司、さらに品質で勝負する地場の大起水産、握り長次郎などいろいろあって、回転寿司激戦地ではあるのだが、そういう激しい競争をしているチェーンは競馬場内に出店しても、ショバ代があるがゆえ割高になったり品質が維持できなくなったりしてしまうんだろうな。別にスシマスが悪いという訳ではないんだがね。
さて、鮨舞台に話を戻そう。先ほど、お店の内部がレストランスタイルと回転寿司スタイルに分かれているという話をしたが、荷桁は回転寿司タイプの方にしか入ったことしかないので、そちらの様子をご紹介することにする。
このとおり、真っ当な回転寿司屋である。常時いろんなネタが流れているほか、そのへんにいるバイトっぽい店員に発注することも可能だ。
このように皿の色で値段が分かるという、よくあるシステムだ。よくあるシステムなんだが、何となく一昔前の懐かしさを感じてしまうのは気のせいだろうか。何だろう、皿の色が一昔前風なんだろうか?小学生の頃に親と行った名もない回転寿司を思い出すぜ。
一応、ネタのラインナップも豊富だ。
やはり週末の営業でロスがないようにしているのか生魚のラインナップが少なく、青魚などはほとんど見当たらない。一方で貝類やエビ、穴子など火を通したものはけっこう数がある。まあそのあたりは競馬場なので、あまり求めすぎてもしょうがないということで大目に見るべきか。
ちなみに、荷桁訪問時は330円皿は何も用意されていなかった。なんだろう、冬にはフグとか出すんだろうか・・・。
まずは130円皿から。マグロである。
見ての通り、良くも悪くもノーマルなまぐろである。何となく、いいマグロで高めの皿にするか、それなりのマグロであっても一番安い皿で提供することに意義があるんだ、という議論があって後者が選択されたような気もする。まあショバ代考えたらこれ以上言うものでもなかろう。
続いて、220円皿から。ハマチ。
これはそれなり。220円になると分かりやすく、いい感じになる。
220円皿のサーモン、うなぎもいい感じ。
サーモンは一応先ほどの一覧では180円皿となっていたが、220円皿としてレーンに流れていたものをいただいた。180円は少し脂の少ない部位になるのだろうか。わざわざ発注して比べるようなものでもないので、確認はしていないが・・・。
一方のうなぎ寿司。実は関西ではうなぎの寿司というのが非常にポピュラーで、街場のお寿司屋さんでも力が入ったメニューである。さすがにフワフワとまではいかないが、220円で供されるうなぎの寿司としてはまあまあという感じか。
総じて、レーンに回っているものも含めて、130円皿ではちと物足りないが、220円皿は競馬場にしては及第点、そんな感想である。ビールも飲んで、4、5皿ぱくついて、1500円くらいで会計するのがスマートな使い方かもしれない。
ちなみに、鮨舞台の運営会社は元々はお持ち帰り寿司のお店だということを申し上げたが、このとおり、持ち帰り寿司も充実している。
混雑した開催日などでも比較的行列せずすぐ買えるので、荷桁もちょいちょい利用している。
こんな感じの寿司弁当がいろいろと売られている。
ネタには多少目をつぶらざるをえないが、これで500円程度なら、場内で売っているほかのご飯ものと比べても、手軽さやコストを考えると相対評価ではアリだ。
皆さんも、場内のフードプラザがどこも混んでいるなあと困ったら、ここを見に来るのも一手ですぞ。
もう一つ余談だが、鮨舞台で意外に人気なのはこのモーニングセットである。なんとカツサンド、玉子サンド、サラダ、コーヒーで500円というけっこう値打ち感のあるセットをやっているのだ。寿司屋っぽくないが、逆に寿司屋だからこそこうしたメニューで集客をせねばならないのだろう。
早い時間帯はけっこうこれを目当てに来ているお客さんも多かった。皆さんの中でもモーニングは食べたいが、トーストだけじゃなくてもう気持ちパンチのあるもの食べたいんだよなあ、という方がいらっしゃいましたら、鮨舞台のモーニングをおススメする。
さて、鮨舞台の話だけでけっこう長くなってしまいましたな。
実は鮨舞台以外のレストランについては、あまり利用したことがなかったり、行ったことがあったとしても写真がなかったりするので、次回からはわりとサクサクご紹介ができると思います。
というわけで、次回も阪神競馬場グルメを続けてまいります...
>>阪神競馬場レポートその19へ
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