日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 小倉競馬場 > 小倉競馬場 その25 ~スタンド5階 B指定席 独り占めの給茶コーナー~
小倉競馬場のスタンド5階からの眺望
*小倉競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は小倉競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。今回も小倉競馬場レポートを続けてまいります。
さて、小倉競馬場のスタンドを下の方のフロアから順にご紹介しておりますが、ようやく5階までやってまいりました。
毎度のお断りで恐縮ですが、いきなりこのレポートに飛んできてしまった方はひとまず、小倉競馬場のスタンド概要をご紹介しているこちらのレポートにさかのぼっていただけますと話が早いので助かります。
フツーの感覚をお持ちの方にとってはスタンドの中を淡々とまわっているだけのレポートかもしれませんが、やっている本人は思いのほか興奮しながら徘徊しておりますので、これはそんな変態が書いているレポートなんだなあと思っていただきながら読んでいただけますと幸いです。幸いでもねえか...
さて、毎度おなじみだが、5階についてもフロアマップを用意した。小倉競馬場は3階、4階については指定席と一般席が混在している珍しい競馬場なのだが、さすがに5階まで来ると指定席と関係者席のみになってしまうようである。
5階にあるのは5階B指定席という指定席で、ゴール板からやや離れた、右半分弱の席がこれに該当する。あとの席は何の席だかこの図では明らかにされていないが、馬主席・関係者席といったあたりだろう。
そのほかの部分はほとんどが通路のような空間だが、大枠は下の階の構造と変わらない感じである。
まずは一般人が入ることができるところからということで、指定席の様子から見ていくことにしよう。
こちらが、小倉競馬場の5階B指定席の入口だ。一応入口でハンドスタンプのチェックはあるが、その手前まではフツーに入ることができるぞ。
このような感じで、何となく、指定席に来たぞ!という雰囲気を醸し出している出入り口だ。考えようによっては3階や4階のA指定席よりも豪華な雰囲気であるが、一応こちらはB指定席ということでA指定席よりも価格の面でも割安である。小倉ではゴール板から近いか遠いかが重要視される文化があるのであろうか・・・?
小倉競馬場のB指定席は5階だけあってさすがの眺望だ。確かにゴール板は遠いが、冷暖房も完備でこれでB指定席でいいんですか?という感じである。
レースのほうもバッチリだ。ゴール板からの距離を気にしないのであれば、5階B指定席は大いにアリである。
ちなみに、小倉競馬場の指定席については後のレポートで詳しくやるので、さらに詳しく見たいと言う方はそちらをご参照くだされ。
さて、5階B指定席以外の座席はなんなのかということだが、おそるおそるのぞいてみたところやはり馬主席とのことであった。ちょっと馬主席、数多くないか?という気もするが、まあ九州の中央競馬の馬主さんにとっては現地で気軽に愛馬のレースが見られる唯一の競馬場であるので、ある程度の数は必要なのかもしれないな。
ちなみに、5階にはフィンズレストランというレストランもある。馬主席のお客さんも利用するためやや豪華なレストランだが、一般人も利用可能なので興味がある方は行ってみてくだされ。
尚、このフィンズレストランの様子も後ほど詳しくやるので、もしどんなレストランかが気になる方はご参照ください。
さて、それではその流れで5階のスタンドの裏手側も見て行くことにしよう。まずはパドックを見下ろすバルコニーだ。見てのとおり実に広々としてる。当然のことながらやや馬たちまでは距離はあるが、のんびりパドックを見下ろすのであればいいスポットだ。
少し分かりづらいがパドックを見下ろすバルコニーは反対側にもある。3階、4階ではパドックを見おろすバルコニーはすべてつながっていたが、5階はテレビカメラの中継部屋があるせいかつながっておらず、中のコンコースを通らなくてはならない。
コンコースは見てのとおり、人通りも少なくなんともビミョーな雰囲気だ。
よく分からない青い壁が延々と続く。なんだろう、絵画でも飾れるようにこうなっているのだろうか・・・?
・・・と思ったら絵画は反対サイドの壁にたくさん飾られていた。え~?逆じゃね?うーむよく分からないのう。詳しいことは分からないが、なんとなく小倉競馬場の中でも持て余されている空間のようであった。
そしてこのコンコースには給茶コーナーもあるのだが、あまり利用者はいないようであった。B指定席の入口と馬主席の入口を行き来する人というのもなかなかいないだろうから、必然の結果であろう。もし給茶コーナーを独り占めして思う存分水を摂取したいと言う方がもしいるのであれば5階へGo!である。
そんなコンコースを進んで、4コーナー側に行くと、6階へのエスカレーターが存在している。6階は以前のレポートでも触れたとおり「来賓ロビー席」と位置付けられており、だいたいは旅行会社のツアーに申し込んだ人や競馬場の招待イベントに当たった人しか入れないようになっている。荷桁も入ったことはないので、詳細はレポート不能だが、もし気になって仕方がないという方は招待ツアーやイベントを探してみてくだされ。
さて、そんな6階へのエスカレーターを尻目に、反対側のパドック観覧バルコニーへやってきた。見てのとおり先ほどの側と大差はない感じである。独特の屋根が間近にあって、建築物が好きという方にとってはいいスポットなのかもしれない。
こちらの側には馬なのか犬なのかよくわからない四足歩行の動物をかたどった植木なども存在している。このあたりに金がかかっているのがさすがにJRAといった感じだ。
バルコニーの脇には一応プラザ99を見下ろせる場所もあるが、残念ながら、もはや距離がありすぎて下の階に比べて、その便利さの恩恵にはあやかりづらい。当然、人も誰もいない感じだ。もはやプラザ99自体を俯瞰で見てみたいという荷桁のような変人以外にはなかなか需要がない状態である。まあ、別にだからダメだというものでもありませんので、気にするようなことでもないのですが・・・。
プラザ99のあたりを過ぎると、さすがにがらんとしている。一応、訪問日は小倉競馬場にしてはかなりの数である1万8429人を動員していた日だったのだが、さすがに小倉くつろぎ族のみなさんも5階まではやってこないようである。
一応、グリーンテラスもあることはあったが、誰も利用してはいなかった。前回のレポートでも触れたが、一応このグリーンテラスには階段がついており、4階、3階へと降りていけるので一応覚えておいてくれたまへ。
さて、長々とやってしまいましたが、小倉競馬場のスタンドを1階から5階まで嘗め回すように見てまいりました。
繰り返し申し上げているとおり、小倉競馬場は集客数に対してスペースに余裕がある競馬場で、非常に快適度が高い。昨今は本場動員数の減少により中山競馬場のクリスタルコーナーがなくなったりするなどスタンドも縮小傾向にある。そんな中でこれだけのスペースがある小倉競馬場はもともとの立地(敷地の広さ)にも助けられた稀有な存在だと言えよう。皆様も小倉競馬場をご利用の際は、そのあたりにも感謝しつつ楽しんでいただければと思います。
さて、スタンドの話が続いておりましてだいぶ長くなってまいりましたが、次回以降もしばらく小倉競馬場の話を続けてまいります。
>>小倉競馬場レポートその26へ
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*小倉競馬場に関する記事は以下にもあります。
小倉競馬場 その1 ~どうにかこうにか小倉~
小倉競馬場 その2 ~小倉 北方 競馬場~
小倉競馬場 その3 ~小倉競馬場をうろつく~
小倉競馬場 その4 ~小倉競馬場スタンドとか乗馬とか~
小倉競馬場 その5 ~小倉競馬場スタンド内部へ~
小倉競馬場 その6 ~小倉競馬場 パドックからの馬券攻め~
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またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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