そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

小倉競馬場　その３０　～小倉競馬場グルメ　みやじ・立花・吉野家・ケンタッキー～

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小倉競馬場の２階ファーストフードプラザ

＊小倉競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は小倉競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回も小倉競馬場のグルメの話を続けてまいりましょう。

　
　前回のレポートでは小倉競馬場の１階ファーストフードプラザの様子を見てまいりました。今回のレポートでは階を一つ上げて、２階のファーストフードプラザにあるお店の話をしていきたいと思います。

　尚、小倉競馬場のグルメ全般の基本的なところについては小倉競馬場レポートその２８にてご説明をしておりますので、あらかじめそちらをお読みいただいた上でこのレポートも読んでいただけますと話を進める身としてはありがたいので、まだの方はどうぞご一読の程、よろしくお願いいたします。

　それではまいりましょう。小倉競馬場グルメレポート、２階のファストフードプラザでございます...

　ってなわけで、小倉競馬場の２階ファーストフードプラザを見ていこうと思うが、その前に位置関係だけ確認しておこう。

　写真のフロアマップで言うところの、中央やや右手、２３０号投票所とプラザ９９に挟まれた一画に、２階のファーストフードプラザは存在している。パドックからも近く、比較的どこからもアクセスしやすい位置にあると言ってしまってよいだろう。

　そんな２階ファーストフードプラザはそのアクセスのよさと、キャッチーなラインナップから小倉競馬場の中でも最も多くの人を集めるグルメ集積地となっている。昼時にはかなり行列することもあるので、お目当てのグルメがあるときは気をつけてくれたまへ。

　さて、小倉競馬場の２階ファーストフードプラザにはどんなお店があるのかというところだが、ひとまず執筆当時の２０１８年１月の時点ではこんな感じになっている。

　写真の看板で言うところの、２番「立花」、３番「みやじ」、４番「ケンタッキーフライドチキン」、５番「銀座ライオン」、６番「吉野家」が２階のファーストフードプラザのラインナップになっている。

　４店舗しかなかった１階ファーストフードプラザよりお店の数も多く、基本的にここ数年は店舗の入れ替わりもないなど安定感抜群の５軒である。

　まず立花だが、こちらはうどん・そばのお店だ。チェーン店ではなく地場系で、競馬場では小倉競馬場にしか存在していないお店だ。

　うどん、そばだが、人気なのは圧倒的にうどん。脇を固めるおでんもいい味を出しているぞ。

　さらに、同じく小倉競馬場の地場系の雄であるみやじにも注目だ。豊富なメニュー数で腹ペコから酒飲みにまで幅広く愛されている老舗である。

　ケンタッキーフライドチキンは言わずもがな、食事に、ビールのお供に、抜群の安定感を誇る、全国チェーンである。詳しい説明は不要であろう。

　さらに脇を固めるのが、吉野家と銀座ライオンである。吉野家もいろんな競馬場どころか、日本中にあるので説明は不要ですわな。

　銀座ライオンは中央競馬の場の中では、中山競馬場、札幌競馬場、小倉競馬場に出店しているお店で、わりと街中でも見るお店だ。サッポロライオンという札幌ビール系の会社が運営しており、チェーン店の中ではちょっといいお店といったポジションのお店だろうか。

　とまあ、こんな５軒が軒を連ねているのが２階のファーストフードプラザである。

　もちろん、このファーストフードプラザには立食テーブル・着座式のテーブルが大量に備えられている。多少の混雑であっても何とかなってしまう規模なのでご安心くだされ。全国の競馬場よ。フードコート言うたら小倉を見習って、このくらいのテーブルをこさえておくんだぞ。おい、中京、聞いてんのかお前コラ。

　さて、中京競馬場のフードコートに悪態をついていないで、個々のお店の詳しい様子を見ていくことにしよう。まずはうどんの立花だ。

　ここは以前のレポートで紹介したときにもお話をしたが、ある意味、ご当地グルメのお店である。小倉のご当地グルメというと焼きうどんあたりが有名だが、このお店で供されているごぼう天うどんも北九州・福岡エリアで広く愛されているご当地グルメなのである。九州に来たからにはそれっぽいものが食べたい！という場合には立花は大いにアリだ。

　こちらがうどん立花のごぼう天うどん。ごぼう天は細切りにされていて、かき揚げ状になっている。佐賀競馬場のごぼう天うどんのごぼう天は豪快に斜め切りされていてあれはあれでよいのだが、こちらのごぼう天もサクサクを楽しむと言う意味では実によい逸品である。

　立花ではこちらのおでんも忘れてはならない。

　有名過ぎるうどんの陰に隠れているが、なかなかいい味である。こいつで焼酎あおると最高だ。写真は大根・かまぼこ・つくね。いずれも１本１２０円だ。カウンターにある大鍋でぐつぐつやっているので、好きな具材をチョイスするのが吉である。

　さて、お次も地場系から、みやじを見ていくことにしよう。

　こちらは先にも述べた通り、品数が多い”ＴＨＥ競馬場の売店”という風情のお店だ。小倉名物である焼うどん、タコ焼き、お好み焼きなどの粉もん、おにぎりやチキンカツ丼などのメシものまでいろいろ置いてあるので、これと言って何が食べたいかはっきりしていない状態で行くのであればみやじがおススメである。

　飲み物もいろいろあるが、珍しいのはブルーハワイ酎ハイだろうか。あまり置いている店見たことないよな。

　こちらでは和風ちゃんぽんなるメニューをいただいたことがある。

　長崎のチャンポンはとんこつベースの白濁スープであることが多いが、ここはあっさりした醤油ベースのスープなのでその辺が「和風」とついている所以であろう。

　具だくさんで、あっさりめなので、ズルズルと食べれてしまうおススメの逸品である。二日酔いのときにもバッチリだ。

　またみやじは串ものも非常に充実している。スタンダードな焼き鳥のほか、ウインナーや唐揚げなどもある。こいつで焼酎をあおるとこれまた最高だぜ。ああたまらん。

　先ほどの立花のおでん、ここみやじの串ものと、酒のつまみに関してもスバラシイ面々が揃っているので、メシだけでなくおつまみも是非このファーストフードプラザをご活用くだされ。

　あとひとつ。銀座ライオンをざっと見ておこう。ここはサッポロの系列だけあって当然ビールが有名なのだが、カレーやスパゲッティも供しており、ビール目当て以外のお客さんもやってくるお店になっている。

　荷桁はまだここではメシものは食べたことがないのでいつか食べた際にはまたレポートすることにいたします。

　・・・さて、そんなわけでいかがでしたでしょうか、小倉競馬場２階のファーストフードプラザ。ラインナップもそうですが、机の数など快適度も比較的高いので是非小倉競馬場を訪問した際には一度は覗いてみてくだされ。

　これで１階、２階のファーストフードプラザはざっと見てまわることができたので、次回のレポートでは、数少ない小倉競馬場のレストランの様子を見てまいりたいと思います。

　小倉競馬場レポートの数も３０本となりましたが、もう少しだけお付き合いいただけますと幸いです・・・。