日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > ムーニーバレー競馬場 > ムーニーバレー競馬場 その4 ~プライス~
ムーニーバレー競馬場スタンド。若干古めかしい感じがする。
*ムーニーバレー競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
ムーニーバレー競馬場のレポートもはや4度目となりました。
更新する前に、大井のメイン勝島王冠をネット投票して見ていたのだが、最後の最後で戸崎ジョッキーの馬が、大好きと宣言していた金子正彦ジョッキーの豪快な追い込みに差されて外れてしまった・・・。やれやれどこの世界でも浮気してはいけないものですな...
さて、負けた南関東の話をしていても仕方が無い。ムーニーバレーだ。
冒頭に掲げたのはムーニーバレー競馬場のスタンド。伝統のG1を行う競馬場にしては小さいような気がしないでもないが、それもまた味というものなのかもしれない。規模としては川崎競馬場のそれくらいの大きさくらいか。
さあ、馬券も買ったことだし、レースを観戦しよう。
ムーニーバレー競馬場は直線が173mと、非常に短いコースであることで知られている。その短さたるや日本一短い名古屋競馬場よりも短い。競馬場というと大体、綺麗な楕円形であることが想像されるが、オーストラリアは1つ1つの競馬場の歴史が古く、多くが自然の地形をある程度使ったものなので、綺麗な楕円形であることは、ほとんど無いと言ってもいい。
大きな地図で見る
グーグルマップから航空写真を拝借したが、こんな感じでほとんど長方形に近いコースなのだ。
馬券の予想は当たりそうで当たらない。先行できる人気馬がスンナリかと思いきや、案外残れないから不思議だ。
展開的には直線の前の直線(?)の半ばくらいで残り3ハロンくらいをむかえるので、視覚的にはすごく早く叩き合いが始まっているように見えるというのがここならではの光景。最後の直線に入ると既に残り2ハロンを切っているため、勝負の大勢は決していることが多い。
ムーニーバレー競馬場直線。ご覧のとおり結構差がつきます。単複が中心だと叫ぶまもなく終わることもしばしば。
買っている馬が最後の直線まで先頭集団で残っていれば楽しいのだが、そこに関してはまだまだ研究が必要である。何せはじめてのオーストラリアの競馬場で競馬新聞の解読から始めてやっとこさ馬券を購入している状態だったので根拠に基づいて馬券を買えるような状態ではなかったのだ。
この日は初ブックメーカーということだったので「豪」に従ってほとんど単複で勝負。5倍くらいの単勝が1つ入ったが、あとは押さえで買った2倍くらいの複勝が2つとあまり芳しくない結果に終わった。ただし、同じペースで賭けていればそんなに大負けもしない。こっちの馬券上手い人とか1日5・6レース単勝取ったりするんだろうか・・・。
余談を少しすると、こっちに来てびっくりしたのが馬券の発音だ。
単勝=WIN
複勝=PLACE
と英語ではなるのだが、PLACEのほうは「プレイス」ではなく「プライス」と発音するのである。確かに、オーストラリア英語では「DAY」を「ダイ」と発音したりするのだが、なるほど実際に聞くとびっくり。馬券購入の際にお役立てください。
ちなみに荷桁は複勝をくれと言ったら単勝馬券が出てきて自分の英語力にすごくがっくり来てしまったぞ・・・。どうやったら間違えられるんだコンチクショウ・・。
ちなみにこの日のディナーは安い席で一番おいしそうだったホットドッグに決めた。よく覚えていないが、これで5ドルくらいだったか。チーズ・マスタード・タマネギ・ピクルス全入れ。シンプルだがなかなか美味。
こちらは高い席の方々用の食事スペース。ガラス張りだったので、外側から盗撮してみる。ここでワインでも傾けながら競馬を見るのだろうか。そう考えると日本だと席は違えど、観戦スタイルは安い席もVIP席も変わらないから不思議だ。
そんなこんなで全レースを終了し、競馬場を後にしようとすると、こんなものを発見。
かつてMANIKATOという名馬がいたらしく、ウィリアム・レイドステークスという当地で行われる1200mのG1を1979年から5連覇したというすさまじい馬だそうだ。エリモハリアーやメイショウカイドウも真っ青だ。
さて、オーストラリアで最初に訪れたムーニーバレー競馬場。なかなか進まなかったものの、初日は以上のように終わることにあいなりました。しかし先述のように、実はこの2日後にも夕方からレースがあったため、再度この競馬場を訪れたのであります。
そのときに見た競馬というのがまた、語るところが多いので、もう少しだけ次回以降にご紹介させてください。ということで、まだまだ続くムーニーバレーでございます・・・。
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