カイントン競馬場 その6 ~旅の終わり~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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カイントン競馬場
カイントン競馬場スタンドにあった着順表示の機械。なにやらいろいろ壊れているが気にしなくていいのだ。これでぬか喜びとかしたら恥ずかしいけど・・・


*カイントン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。



 ホットドッグを食べたり、おっさんとの楽しい会話などもあったりで時間はあっという間に過ぎ、いよいよカイントンカップの本番が近づいてくる。
 この次の日には荷桁は帰国するため、生でオーストラリアの競馬を見るのはこのレースと残りの2レースで一旦最後になるだろう...



カイントン競馬場


 この時間帯になると、何だかんだ人が集まってきて、小さいスタンドがいっぱいになる。
 今更ではあるがこれまでの写真を見ての通り、この競馬場もドレスコードというのはあってないようなものだ。フレミントン競馬場ほどではないが、オシャレをするひともいれば、普段着で草競馬を楽しみに来ている人もいる。

 ムーニーバレー・フレミントン・カイントンと見てきて、オーストラリアの競馬場は、社交場としても賭博場としても、どんな目的でもわりあい楽しめるのでいい。入場料がわりと高いので変なのは来ないし、日本みたいにスタンドの通路や階段に座り込んでいるようなやつもいない。このあたり、やはり西欧の文化というか、ちゃんとしているなあ、と感じるところだ。

 さて、この日のカイントン競馬場のメインレース、コンパス・ウインドウ・カイントンカップがいよいよやってきた。1着賞金はおよそ500万。メルボルンカップにくらべたらすこぶる安いが、カントリー競馬の賞金にしては破格。

 高知や笠松の騎手たちが1着50万の重賞に必死になるように、500万の賞金はカントリー競馬に携わっている全ての人々に魅力のあるものなのだろう。



カイントン競馬場

 大変どうでも良いが、なんかごついおっさんたち並んでものすごく真剣にゲートを見ているというだけの写真。撮ったときは意識してなかったのだが、後で見たらおもしろい絵だったのであえて掲載。

 実はオーストラリアの競馬はゲート入りした直後が締め切りなので、ゲート前での気配を充分に観察してから買うこともできるので、パドックも見て、ゲート入りも見て、ブックメーカーで直前に買うという馬の調子を見極める人には夢のような競馬スタイルも作れるのだ。


カイントン競馬場


 そして、いよいよカイントンカップスタート!

 スタートと同時にかなりの歓声が起こる。賞金も少なく、カップは小さくても、カイントンの人たちにとっては世界一大事なレースなのだろうなと実感。

 レースは大接戦で、ゴール前で3頭が並んでゴールイン。
 勝ったのは荷桁が、名前がヘンという理由だけで切ってしまったWHO'S YA DADDYという馬であった。

 荷桁の勝っていた馬は直線伸びず着外に沈んだ。隣のおっちゃんと外れ馬券を見せ合って、「だめだこりゃ」と苦笑い。


カイントン競馬場

 レースが終わったら、表彰式。
 
 この形は世界共通みたいだ。コンパス・ウインドウの社長と思われる方が、自社の宣伝などして笑いをとる。考えてみればスポンサーとお客は知り合いなんだな。もちろんジョッキーもなじみがあるだろうし、うーん、なんだかすごく楽しそうな光景。


 さて、そんなこんなで、最終レースも終わって、帰ろうとすると競馬場を出たところにバスが停まっている。「ステーション?」と聞くとそうだというので乗る。どうやら駅からのシャトルバスがあったみたいだが、荷桁は早く着きすぎたため、乗れなかったようだ(その代わり、並ばずにすんだが)。


 結局、このままカイントンの駅までバスで行き、かなり遅れてきた列車に乗って日没までにはメルボルンに帰ることができ、今回の日帰りカントリー競馬の旅は無事に終わったのである。

 ちなみに、カイントンカップは毎年、メルボルンカップの次の日に行われるので、よかったら是非行ってみていただきたい。これはこれで幸せな気分になれまっせ。

 
 さて、ここまでオーストラリアの3競馬場をぶらぶらとやってきましたが、やっぱりこの国の人々の競馬とのつきあい方ってすごくすてきだなあ、と思う。
 ディナーを食べながらスマートな楽しむナイター競馬、のんびり眺めて楽しむハーネス、大いに盛り上がり騒ぐメルボルンカップ、そして、地域と共に育まれるカントリー競馬。どれをとっても楽しいし、力が抜けていていい。

 こんな国でのんびり毎日を過ごすことができたらなあ、と思うのだが、そこまで裕福な若隠居でもないので、こつこつ節約をしてまた行くしかないなあ。


 そんなわけでオーストラリア競馬場巡りは今回でおしまいです。






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