日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > カイントン競馬場 > カイントン競馬場 その5 ~クール・ジャパニーズ~
カイントン競馬場には女性騎手も多数いた。厩務員にも女性が多いし、オーストラリアの競馬界はかなり女性に開かれているみたいだ。女性厩務員の中には日本人らしき人もいた。
*カイントン競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はこちらからどうぞ。
さて、何だかえらくのんびりしているカイントンカップデーのカイントン競馬場だが、まあ、こののんびり感だけでも伝われば幸いだ。ともかく日本の競馬文化とは違う文化がこの国にはあって、それはこんな感じなんですよ、ということなんです...
レースが進んでいくにつれて、次第にこの競馬場の観客たちもフレミントン化してくる。相変わらずアルコールを売るときの年齢確認や、ドライバーじゃないかなどの確認は口やかましいのだが、みんな酒も入って楽しそう。カントリー競馬らしい景色だ。
ごらんのとおりカイントン競馬場にはお子さんの姿も多い。
フレミントン競馬場ではほとんどみることもなかったが、実にたくさんの子どもたちがいる。これを見て競馬なんて博打に子どもを連れて行って!といきり立つ気にはなりづらいから不思議だ。既に成人してしまった荷桁からすれば、彼らにも立派な博徒に育っていただきたい(おい)。
という流れで(?)この街の競馬オヤジたち。
結構暑くなってきたのでみんな上着を脱いで、ビール飲んで、赤ら顔で仲間と語り合ったりで楽しそうだなおい。
あのおっさんたちも、きっと昔っからの仲良しグループで、ずっとこの町で生きてきたんだろうなあ。ちゃんとネクタイで決めているのがかつての町の秀才でこの日のためにメルボルンからわざわざ帰ってきたのかなあ、なんて勝手に思ったりしてみたりして。
さて、カールトン・ドラフトを飲みながら食べたこの旅行記最後のホットドッグ。ご覧のとおり、前の2箇所に比べてパンが安っぽくなってしまい、非常にチープな出来。
これまで食べ比べの意もこめて、オーストラリアの競馬場ではホットドッグばかり食べてきたが、順位をつけると圧倒的1位にムーニーバレー、離れた2位にフレミントン、そして3位にカイントンということになるだろう。次にオーストラリアの競馬場を訪れたときもホットドッグは追いかけていくのでお楽しみに。
でも、まあ、パンにウインナーが挟まっているという定型は押さえているのでビールのお供には充分だ。そもそも設備の無いこんなところで美味いホットドッグを出せと怒鳴るのも大人な対応とは言いがたい。ごちそうさまでした。
*競馬場ではホットドッグばかり食べていますが、メルボルン滞在中にはインド料理・中華料理・ケンタッキーフライドチキンなどそのほかの食べ物もおいしくいただきましたのでご安心を。決してホットドッグ以外の発音が出来なかったわけではございません。いやまじで。
さて、写真は撮れなかったが、他にもファッションショーやバンドの演奏などいろいろな催しも行われる。今日はほんとにお祭りなんだな。
荷桁も珍しく馬券もそこそこに、場内を歩き回り、この空気感に触れてまわる。この町の一員ではないのだが、それでもやっぱり楽しいんだから競馬は不思議だ。
オッズを見ていると、おっさんに「チャイニーズ?」と声をかけられる。「いやジャパニーズだ」と応えると、おっさんは「なんでこんな田舎に来た?」とたずねてきた。荷桁が「ここで競馬をやってるから」と応えるとおっさんは「クール!」と言って笑った。
いやあ、日本での俺の扱いはクールでなく完全にクレイジーなんだけどな・・・と思いつつ、一緒に笑っておく。
まあ、おっさんにほめられただけでも、競馬やっててよかったと言えるのかな?
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若隠居
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このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。
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