ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場 その5 ~馬券の買い方と種類~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売り場
ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売り場


*ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその1からどうぞ。




 どうも。荷桁です。今回もロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場(パトゥムワン競馬場)のレポートでございます。



 前回のレポートで競馬場の中に踏み込みましたので、さっそく場内をうろうろしてみてもよいのですが、とりあえず先に基礎的な部分をやっておこうという訳で今回はタイトルにありますとおり、ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券の買い方について話をしておきたいと思います。



 基本的には以前に行ったロイヤルターフクラブ競馬場と券種や買い方はほぼ同じなんですが、さすがに馬券の買い方に触れておかない訳にはいかんだろうということで今一度きちんと見ておければと思います。そんなわけでまいりましょう。ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券についてです...


ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売り場



 さて。っつー訳で、ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売り場にやってきた。



 この競馬場は見ての通り、そんなに新しいわけでも綺麗でもないのだが、とりあえずどこのフロアのどのあたりにいても近くに馬券売り場があるという部分は保証されている非常にいい競馬場だ。日本の競馬場なんかだと「競馬場なんかで馬券を買う人間がバカだ」と言わんばかりにどんどん券売機を減らしていく傾向にあるが、ここバンコクではどのフロアにも非常に潤沢に馬券売り場があるのだ。




売り場によって馬券の上限額が異なる



 馬券売り場は基本的に有人窓口である。トータリゼーターの機器の問題なのか、客の捌きの問題なのか、窓口の上部に扱い金額の幅が記載されている。写真だと50バーツ~4万バーツの窓口もあれば、右の方には50バーツ~20万バーツなんつー窓口もある。まあこの上限金額で賭けまくる人は滅多におらんだろうが、一応把握しておいてくれたまへ。



 尚、窓口のナンバーの上に、英語で「SELL-PAY」と書かれているが、これは読んでそのまま発売・払い戻しという意味である。つまり、この表記がある窓口であれば馬券を買うこともできるし、当たり馬券を持っていけば払い戻しも受け付けてくれるということだ。まあ、難しいことではないのだが、一応ね。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売場



 それぞれの窓口は少しづつ上限金額が違うので観察していると面白い。また、窓口の中の人も、日本だとだいたい中年女性であることが多いが、バンコクではオッサンもいれば若者もいればという感じでバラエティーに富んでいておもしろい。制服もないというのがまたタイらしくてゆるい感じだ。窓口の中の人の中でも英語については得意な人と苦手な人がいるのだが、苦手な人はすぐ近くにいる得意な人にスルーパスしてくれるので、あまり気にせず窓口に並んでおけばOKである。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券売り場



 覚えておいたほうがよいのは、タイ人は馬券を発走ギリギリまで買わないということだ。あまりテキトーなことも言えないがタイでは競馬業界がジリ貧ということもあり、けっこう八百長もあるらしく、観客もオッズをギリギリまで気にしながら買う傾向にあるのだ。また、タイはレースの賞金がレースの売り上げによって決まるという特殊な賞金システムを採用しているため、一定の売り上げが立つまでは、発走予定時刻を過ぎてても馬券を売り続けレースのスタートを遅らせるということを日常的におこなっているのである。そのため観客は売り上げの動向を観察しながら異常投票の有無や総売り上げの動きを見ながら買い目をつむんでいくということが求められるのである。



 普段はガラガラの窓口もそろそろ発走が近いぞ、というタイミングでは競馬オヤジたちが殺到するので、慣れない外国人の我々はそれに巻き込まれて買い逃しにならないよう注意する必要があるだろう。また、締め切り間際はタイの競馬オヤジたちも買い逃しを防ぎたいので多少強引に列に割り込んできたり、購入手続きのさなかに脇から窓口に手を突っ込んできたりというシーンもままある。それにいちいちビビッてモジモジしていると馬券も買えないので、それはもうそういうもんだと割り切って、自分の馬券を確保するのに集中するのが吉だろう。




タイの競馬場の馬券の種類



 さて。次にロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券の買い方について話をしよう。



 実は馬券の買い方は荷桁がここでえらそうに言うまでもなく、写真の通り、英語版の競馬新聞「STAR TRACK」に非常に細かく書いてあるのだ。なので、この競馬新聞が廃刊になったりしない限りは、とりあえずこれを購入しておけば馬券の買い方については無問題ということになる。「私は英語が読めないのですがどうしたらいいのでしょうか」という人もいるかもしれないが、そのときはGoogle翻訳でも使ってくれたまへ。



 写真を見ての通り、ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬券の種類は4種類だ。


 WIN=単勝
 PLACE=複勝
 QUINELLA=馬連
 TRIFECTA=3連単

 
 最小の賭け額は50バーツでその後5バーツ単位で増やしていくことが可能だ。




バンコクの競馬場の馬券の買い方



 ご丁寧に、窓口でどうやって馬券を買えばいいのかということまで書いてあるぞ。まず賭け式を述べて、馬番を言って、賭け額を言えばOKだ(英語でOK)。ちなみに、これはこの順番でメモを書いて窓口の人に渡しても対応してくれるので(ちょっと嫌そうなリアクションはされるが)窓口の人に喋るのがどうにもイヤンというシャイなお方はメモを活用していただくのもアリだ。



 その下には払い戻しの方法も書いてある。とりあえず窓口の人に当たり馬券を渡せばOKという感じなのだが、気になる方はご一読を。




タイ競馬の馬連ボックスの買い方



 さらに「STAR TRACK」は気が利くことに、馬連ボックスの買い方まで書いてある。#マークの後に、買いたい馬の馬番、そして一点あたりの金額、総額というのが形のようだ。これは紙にメモして渡すのがよいかもしれない。




タイ競馬の馬連流しの買い方



 馬連流しは「軸馬の馬番 #マーク 相手の馬番 一点あたりの金額 総額」というのが基本パターンのようだ。




タイ競馬の3連単ボックスの買い方


タイ競馬の3連単1着固定流しの買い方


タイ競馬の3連単1・2着固定流しの買い方



 3連単もボックス、1着固定流し、1・2着固定流しなどの買い方が載っているので、参考にしてくれたまへ。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の単複オッズ



 さて。馬券の買い方がだいたい分かったところでオッズの見方もチェックしておこう。



 写真は単複のオッズだが、見ての通り、そんなにむつかしくはなく、10が日本で言うところの1.0倍を指しており、20=2倍 14=1.4倍、143=14.3倍という感じで素直に考えていただければOKである。




まだ全然売れていない単複オッズ



 まだ全然馬券が売れていない時間帯だと、単勝0.9倍、複勝0.3倍なんつー「誰がこれ買うねん!」というオッズが現れたりもするが、初期状態のバグみたいなものなので、あまり気にしなくてOKである。




タイの競馬場のカップリング



 さて。次に、タイの馬券を買う際にきちんと覚えておかなくてはならない知識「カップリング」についてお話をしておこう。



 これはタイ語の競馬新聞の馬柱なのだが、7番の馬の下にもう一頭7番の馬がいて、その馬の馬番の脇に「ก」という謎の文字が書いてあるのがお分かりいただけること思うが、これがカップリングである。



 実はこのカップリングはアメリカや欧州ではよくあるシステムで同じ馬主や同じ厩舎が二頭の馬を出すときに、その二頭を同じ馬を見做すというのがカップリングの基本的な考え方である。オッズは2頭がまとめて表記され、どっちが勝っても単勝の配当は同じということになる。もし複勝圏内にカップリングの2頭が両方入ってしまったら、その2頭は同じ馬という扱いなので、4着の馬が3着ということになるのだ。馬連でもそれは同じで、仮に1ー1ก―2という順番でゴールラインに入線した場合、馬連は1-2ということになる。



 「ก」という文字はタイの文字の先頭にくる、日本で言うところの「あ」、英語で言うところの「A」に相当する文字だ(音は違うが)。7番、7番Aという感じになるが、これは欧米でもカップリングのときにはだいたい同じ表記なのでこれに倣っているのだろう。ロイヤルターフクラブ競馬場ではこのシステムは取り入れられていなかったので、西洋人の流れを汲んでいるこの競馬場に独特のシステムかもしれないな。
 
 
 
 
タイの英語版競馬新聞のカップリング表記



 ちなみに、同じ出馬表の英字新聞版はこんな表記になる。やっぱりAですね。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の単勝馬券



 最後に実際に発券された馬券を見ておくことにしよう。こちらは単勝馬券だ。



 ロイヤルターフクラブ競馬場の馬券と比べるとかなり簡素な感じだが。一応これがこの競馬場の馬券だ。こんなん偽造し放題やん!って感じもするが、下にあるコードで管理しているようである。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の複勝馬券


ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の馬連馬券



 複勝、馬連も大きく体裁は変わらない。似たり寄ったりのなんとも頼りない馬券だ。




ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の払い戻しシーン



 払い戻しは前述のとおり当たり馬券を窓口に突っ込めばOKだ。係の人が、レースの番号なのか馬券の下にある番号なのかよくわからないが、けっこう長いことカタカタとキーボードで機械に文字やら番号やらを打ち込んで、ようやく払い戻しとなる。けっこう時間がかかるので最終レースのあとにまとめて払い戻す人が多いようで、最終レース後はけっこうな行列になる。まずは当てることが肝要だが、当たった時のために覚えておいてくれたまへ。




 さて。今回はそんなこんなで、馬券の種類と買い方なんかの話をしました。次は予想に必要な競馬新聞の話をしておきたいと思います・・・。




 



>>ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場レポートその6へ








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