そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

中山競馬場　その２９　～中山競馬場公園　緑の広場～

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中山競馬場の公園　緑の広場

＊中山競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中山競馬場レポートその１からどうぞ。

　
　さて、今回も中山競馬場の様子をレポートしてまいります。

　前回のレポートより中山競馬場の内馬場をうろうろしているわけですが、今回はタイトルにありますように、中山競馬場の内馬場にある公園「緑の広場」をご紹介してまいります。

　以前より申し上げておりますとおり、中山競馬場はスタンド裏のスペースが小さいため、子どもさんを遊ばせることができる公園的なスペースというと、この緑の広場がメインとなります。JRAの競馬場らしく、遊具なんかも充実しているので、子ども連れで中山競馬場に行く際には是非立ち寄るべきスポットだ。それでは緑の広場がどんな公園なのか、ブラブラと見ていくことにいたしましょう...

　
　ひとまず、最初に公園の位置関係だけ確認しておこう。

　中山競馬場の内馬場は障害のたすきがけコースを真ん中にして、大きく二つに分かれている。８０１、８０２投票所があるマップでいうところの左側のところに、緑の広場は存在している。

　メインスタンドからは地下道で行くことになるが、内馬場の投票所の近くなので、迷うこともなかろう。

　中京競馬場なんかだと内馬場の公園の近くにまったく投票所がないため、馬券を買おうと思うと難儀するのだが、中山の場合は内馬場投票所と緑の広場が近接しているので、子どもは遊ばせたいが馬券も買いたい！という親御さんにはありがたい構造になっているぞ。

　さて、そんなわけで、オッサン一人で緑の広場にやってきた。

　正直、公園の遊具に詳しいわけでもないので、これがどれほど楽しい公園かという説明をすることは荷桁にはできないわけだが、まあいろいろな種類の遊具があって楽しそうだよという雰囲気が伝われば幸いである。

　

　このような競馬場らしい遊具もある。きちっと８枠まで用意してあるのがさすがだ。このスプリング遊具も特注なのだろうか。近所の公園にこんな遊具があったら荷桁も小学校低学年くらいまではあれでジョッキーごっこを楽しめただろうな（ちなみに、荷桁の実家の近くには遊具のある公園がほとんどありませんでした）。

　そのほかにも、比較的大きいお子さんでも楽しめそうな遊具から、ヨチヨチのお子さんでも楽しめそうな小さい遊具までなかなかバリエーションがある。また芝生のスペースも比較的取られているのもよい。公立の公園でここまで充実した公園はなかなかないので、近所の方は使わないと損である。

　そして子供たちに大人気のピョンピョン飛び跳ねることができるトランポリンも存在している。ここでは”くものじゅうたん”という名前がついている。

　ご覧のとおり、開催日にはけっこうな人出だ。京都競馬場のトランポリン”ふわふわドーム”のほうがやや大きいが、それでもこんな遊具がある公園はなかなかない。荷桁がガキの頃であったら、ヨダレを垂らすレベルで嬉々として遊んでいたであろうことは想像に難くない。アクティブな遊びが好きなお子さんをお持ちの方は、是非くものじゅうたんへGOである。

　さらに大きいお子さんでも楽しめるようにか、アスレチック系の遊具も充実している。ロープを渡れるような構造になっており何とも楽しそうだ。下が砂場になっており、仮に落っこちてもダメージが少なくなるような配慮があるのもナイスである。

　荷桁はこういうのを見るとついついやりたくなってしまうクチなのだが、さすがにオッサンが一人でロープによじ登っているのも異様な光景であるのでここはグッとこらえたのであった・・・。

　遊具以外にも乗馬体験などができるポニーリンクも存在している。競馬場に来たからにはお子さんをポニーに乗せて可愛い写真が撮影したいんじゃ！！という親御さんはまずはここを目指すとよいだろう。

　当然のことながら、この手の体験系イベントは人気だし時間に限りがあるので、できれば、あらかじめどんなことを何時からやるのかくらいは調べておいたほうがよいだろう。今はJRAの公式サイトでも直近の予定は見ることが可能だ。また、内馬場投票所まで行けば、写真のような掲示板で紹介されていたりもする。

　基本は先着順なので、気持ち早めに着いておけるようなイメージのほうがいいだろう。

　お子さんを遊ばせている親御さんの中には自分の馬券がどうなっているのかソワソワしてしまう方も多いだろう。一応、緑の広場についてはテレビがけっこうな数、設置されているのでその点はさほど心配はいらないであろう。馬券も気になるところだが、お子さんがどこかに行ってしまったり、けがをしないように、くれぐれもご注意くだされ。

　中山競馬場の内馬場の公園でひとつ気になったのが、こちらのテントつきのベンチだ。

　写真だとピンとこないかもしれないが、屋根の高さがなぜか妙に低く不思議なベンチである。

　テントの中に入ってみるとこのとおりだ。身長１７０センチもある方であれば、完全に顔が隠れてしまうレベルである。

　まあ、だからどうだという訳ではありませんが、何となく独特だと感じたので、一応取り上げておきました。

　さて、いかがでしたでしょうか。中山競馬場の緑の広場。内馬場という立地もあるのか、平日は開放されていないようなのだが、開催日には充実した遊具や体験が楽しめるので、興味がある方は是非訪れてみてくだされ。

　少しあっさりしたレポートではありますが、緑の広場のご紹介はこのくらいにしておきます。次回は緑の広場でも投票所でもない、中山競馬場の”もうひとつの内馬場”に迫ってまいります・・・