中山競馬場 その30 ~中山競馬場 もうひとつの内馬場 旧・こどもの広場~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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中山競馬場の内馬場から見たレース
中山競馬場の内馬場から見たレースの様子



*中山競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中山競馬場レポートその1からどうぞ。






 どうも。荷桁です。


 中山競馬場レポートもとうとう30本目になってしまいましたね。前々回の内馬場投票所前回の緑の広場に続きまして、今回も中山競馬場の内馬場をご紹介してまいります。



 内馬場投票所も緑の広場も中山競馬場では比較的ポピュラーな場所なのでありますが、今回ご紹介するのは人知れず存在している内馬場スペースでございますのでゆるーい感じでご覧いただけますと幸いでございます...


中山競馬場の内馬場マップ



 さて、そんなわけでまたもマップの写真をご用意した。



 前回までご紹介していた、内馬場投票所(801、802投票所)と緑の広場は上記マップで言うところの左側に存在している。そして真ん中にたすき掛けのように中山大障害のコースがあって、その右側のスペースが今回ご紹介するスペースだ。ちなみに荷桁は数学は苦手だったが、何故か、たすき掛けの因数分解は異様に得意だったということを付記しておこう。



 マップによると「馬場内UMAMI PARK」とあり、”特定日のみ開放”との注釈がついている。この「馬場内UMAMI PARK」については恒久的な呼称になりうるかは若干疑問なのだが、2017年春現在の情報として何となく頭に入れておいていただければけっこうだ。要するに何が言いたいかと言うと、中山大障害コースから4コーナー側に、特定日のみ開放される内馬場スペースがあるんだよということである。




中山競馬場の旧こどもの広場の様子



 唐突ではあるが、少し前の写真をご用意した。



 一見、普通のダート戦の写真なのだが、コースの向こう側に写っているのが今回紹介する内馬場部分である。比較的規模の大きな建屋があり、その上で多くの人が観戦している様子がうかがえる。また、左の方には大きなアトラクションが写りこんでいる。




中山競馬場の旧こどもの広場の様子



 このアトラクションは”ふあふあラビット”と言い、中山競馬場の内馬場の名物的な存在であった。見てのとおり、子どもたちが中に入ってピョンピョンできるやつである。脇にはアスレチック的なものもあり、多くの子どもたちで賑わっている様子がうかがえる。このスペースは”こどもの広場”と呼ばれており、多くの方にとって憩いの場であった。





中山競馬場の旧こどもの広場



 ところが、2017年春現在、このスペースはこんな状態になっている。



 ふあふあラビットや遊具は撤去され、建屋も土台を残して解体されてしまっている。中山競馬場もクリスタルコーナーの解体に象徴的なようにコンパクト化の波が押し寄せており、その流れでこの”こどもの広場”も事実上なくなってしまったのである。



 この大障害のたすき掛けコースより4コーナー寄りの内馬場スペースは、今や特定日だけ開放されるだだっ広いスペースとなっているのである。



 いつが特定日かと言われると、おそらくきちんとした定義はないと思うのだが、これまで流れを見ているとおそらくG1の開催週などある程度の集客が見込める週に開けているような感じだ。おそらくJRAの公式ページでイベントの直近の予定などを見れば調べがつくと思うので、あんまりいないとは思うが、どうしても行きたいという方は事前に調べてみるとよいだろう。




中山競馬場の内馬場への地下通路



 というわけで、有馬記念の開催週に久々にこのスペースに行ってみたわけである。長くなってしまったが、ここからは現在のこのスペース(他にいい呼称はないものか)の様子を詳しく見てまいります。



 このスペースに向かうにはいくつか方法がある。まず、内馬場の緑の広場付近にこうした地下通路の入口があるので、ここから向かうという方法がある。内馬場内での移動なので、まあそんなに迷ったりすることもないだろう。



中山競馬場の内馬場への地下通路



 また4コーナーに近いところにも地下道の入口がある。



 4コーナーを出たところの一番おもしろい部分にあるので観戦の時に何とも邪魔くさいのだが、まあ幻の内馬場に行くためには仕方ないだろう。ここからアクセスすることも可能だ。




中山競馬場の地下通路



 ちなみにこの4コーナー寄りの地下道はスタンドの地下1階ともつながっている。4コーナー寄りの少し分かりづらいところにあるが、こちらから行くこともできるので覚えておいてもよいだろう。




中山競馬場普段は使えない通路



 ちなみに、このスペースが開放されていないときはこのような看板が立っているのでご安心いただきたい。迷い込んでもあまりいいことはないのでご注意くだされ。

 

中山競馬場のゴミ倉庫



 迷い込んでもいいことがないというのは、この地下道を入っていくと、右手にゴミ倉庫があるのだ。内馬場が閉鎖されているときに無理やりこの地下道に入ってもゴミの山を見て終了という何ともしょっぱい結果しか待っていないのだ。


 ちなみにこのゴミ倉庫は内馬場が開放されてこの通路が生きているときでもシャッターが開いているので、興味がある方は覗いてみるとよいだろう(そんなやついないと思うかもしれないが、荷桁は学生時代に某大規模集客施設で警備・清掃のアルバイトをしていたのでけっこうこういうバックヤードには興味があったりするのだ)。




中山競馬場内馬場への地下通路



 さて、ゴミ倉庫の話をしていても仕方がないので通路を通って内馬場に向かうことにしよう。このようなやや時代を感じる通路を通って向かうことになる。




中山競馬場のおがわじゅり先生による絵



 おお。中京競馬場の内馬場に行く通路でも目撃した、おがわじゅり先生の絵があるではないか。


 馬の習性についていろいろ書いてあり楽しいのでファンの方は是非ご一読を。




中山競馬場昔の子どもの広場の様子


 
 そしてしばらく進むと、かつて”こどもの広場”が稼働していたときの懐かしい様子をしのばせる絵も存在している。今はなきふあふあラビットは名前の部分にテープが貼られており何とも切ない。


 くものじゅうたんなど、今は緑の広場にあるものも書いてあるので、かつて子どもの広場にこうした遊具類があり、それが閉鎖とともに緑の広場に移ったと思われますな。




中山競馬場内馬場への地下通路道中

中山競馬場への地下通路出口



 しばらく歩くと、地上へ出ることになる。けっこう長い道のりだが、ようやくレアな内馬場にたどり着くことができた。




中山競馬場の内馬場



 まあ、着いて見るとこのとおり。何とも薄ら寂しい感じである。まあ、普段は人も入らないのだから無理もないが。

 

中山競馬場の内馬場の芝生



 一応、芝生はあってけっこう広い。特に芝生が広いから何だと言うものではないが、メインスタンド側が混雑しているときはゆっくりお昼を食べることもできるだろうから、覚えておくとよいだろう。



中山競馬場の妙に屋根が低いベンチ



 そして前回のレポートの緑の広場でも発見した異様に屋根が低いベンチも存在している。



中山競馬場のイベントの様子


 芝生のほうにあらためて目を遣ると、何やらイベント仕様のテントやらが並んでいた。やはりこのスペースの開放とイベントはニコイチのようである。




中山競馬場のイベント案内



 たまたま訪問時にイベント看板が設置されていたため、参考までに見ておこう。



 タレントによるトークショー、いわし団子汁の無料配布、キッチンカーの出店、子ども向けイベントの実施など、定番どころがわんさか開催されているようだ。こういうのがお好きな方はお出かけ前に要チェックである。



 タレントは吉本のスレスレのラインナップ(他意はないです)という感じで非常に興味深い。ヒーローショーは仮面ライダー、プリキュア、ウルトラマン、ジュウオウジャーと王道どころが揃ってる。中途半端に「来たら何かやってた」というレベルの出し物ではなく、普段こない人の来場につながるようなイベントにお金をかけてほしいところである。




中山競馬場イベントでの正見真一郎が消された箇所



 ちなみにクソどうでもいいが、予想会のゲストの記者の名前のところ、おそらく東京中日スポーツの正見真一郎記者の名前があったところに同じ東京中日スポーツ田沼亨記者の名前が上から貼られている。何かの都合で来られなくなったんだろうか。そして下の段の田沼亨記者の「亨」の字も誤っていたのか上から修正の加工が為されている。どこの業者の仕事かしらないが、何かグダグダな感じだな。





中山競馬場のキッチンカーによるグルメ



 変な話を挟んでしまったが、イベント以外で、このスペースを訪れる大きな理由になるのがこのキッチンカーの出店である。



 特定日は何といってもG1開催などで場内レストランや売店は非常に混雑することが予想される。だったら、内馬場まで来て、空いているキッチンカーで買って、芝生でゆっくり食べるというのは選択肢としては大いにアリだ。



 ご家族連れや複数人で来ているときには、積極的に活用してみるべしである。

 


中山競馬場内馬場のグルメ案内



 2016年の有馬記念を見てみると、たるたる堂(明石焼)、ミールボックス(肉料理)、スプラウト(焼きそば)、ホイホイ亭(ロコモコ丼)、ニュージーランド社(肉料理)、こっとんカンパニー(クレープ)の計6軒が出店しており、なかなか豪華な感じになっている。是非とも選択肢の一つとして考えてみてくだされ。




中山競馬場の生垣障害と竹柵障害


中山競馬場の中山大障害コースについての説明



 さてもう少しこのあたりをウロウロしてみよう。


 中山競馬場の歴史を語るうえで外せない中山大障害については、競馬場としても思い入れがあるようで、このような形で竹柵障害や生垣障害の模型を展示していたりもする。肥田金一郎さんの苦労に想いを巡らせつつ、見物してみるのもよいのではないだろうか。肥田金一郎さんを詳しく知りたい方はこちらのレポートをご一読ください。




中山競馬場の内馬場建屋の跡地



 さらにうろつくと、かつて建屋があったと思しき場所に土台だけが残っていて無残な姿をさらしている。更地にして芝生にするなどの予算はカットされてしまったのだろう。夜中に通ったら不気味そうなスポットだ。




中山競馬場の単勝馬券屋UMAMI


中山競馬場のUMAMI


 さらに、かつては投票所だったんかのうと思しき建屋には「単勝馬券屋UMAMI」の文字が。モンテローザあたりの居酒屋かビミョーなラーメン屋っぽい言い回しの名前だが、1枚500円の単勝馬券を売ってくれるところらしい(日によっては1000円)。ここで、応援する馬の単勝馬券を買って、ゆっくり内馬場で見られると、こういうのをウリにしているようなのである。訪問時は開いていなかったのだが、開いているときには実際どういう人が利用しているのか、ちと観察してみたい気もするのう。




中山競馬場の内馬場での観戦



 さてひととおり見て回ったところで、一応レース観戦についても触れておくことにしよう。


 内馬場ではあるが、一応競馬場は競馬場なので、もちろんレースを生で観戦することは可能だ。このように柵があるのでそこまで寄ればOKである。




中山競馬場の内馬場での観戦


 一番隅っこまで行けばターフビジョンも見られるので、おススメはおススメだ。逆に言うとここまで行かなくてはターフビジョンが見られないので、真剣に見たいんだという方にはやや不向きな観戦スポットかもしれない。




中山競馬場の内馬場から見たダートレース

中山競馬場の内馬場から見たダートレース



 特に内馬場に近いダートレースはコーナリングから直線の追いくらべまで白熱のレース模様を見ることが可能である。もし内馬場で見る機会があれば、ダートレースがおススメである。



中山競馬場の内馬場から見たメインスタンド



 内馬場からは中山競馬場のメインスタンドも一望できるので、一応掲出しておこう。こうして見ると横にけっこう長いスタンドなんだなというのがお分かりいただけることと思う。これでも狭く感じてしまうのだから、なんやかやさすがの集客力ですよね。



中山競馬場の大障害コースでの観戦



 ちなみに、中山大障害のコースは有馬記念の日には観戦スペースとしても開放されるので、興味がある方はこちらもどうぞ。スタンド前は年によってはけが人が出るレベルで混むので、お子さん連れやお年寄りはこういうところで見るのが無難である。




 さて、少し長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。もうひとつの内馬場スペース。特定日だけの開放となっておりますが、開放されている日に都合がつきましたら、是非行ってみてください。



 次回以降もしばらく中山競馬場レポートを続けます。



 



>>中山競馬場レポートその31へ






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