日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 函館競馬場 > 函館競馬場 その20 ~芝生席・一般席とグループシート~
函館競馬場の芝生席とスタンド
*函館競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は函館競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも荷桁です。さてさて、引き続き函館競馬場レポートをしていくことにいたしましょう。
前回のレポートでは函館競馬場の指定席の様子をご紹介してまいりました。順番が逆じゃないか、というご意見もあるかもしれませんが、今回のレポートでは入場料のみで入れる芝生席、一般席を中心にご紹介をしていければと思います。
繰り返し申し上げておりますが、函館競馬場は指定席の数が少ないため、どうしても競争率が高くなりがちです。したがって多くの方が、一般席や芝生席にて観戦することになると思います(ほかの競馬場でもそうっちゃそうだが)。まあ一般席や芝生席なんてのはそんなに構えていくようなところでもないのですが、一応こんな感じですよという雰囲気を知っていただけますと幸いです...
さて、まずは芝生席の様子から見て行こう。芝生席とは言ってみたものの、見てのとおりただの芝生である。若干の傾斜がついていて観戦がしやすいようにはなっているが、そんなに特筆すべきものかと言われるとビミョーな感じだ。
函館競馬場では一応この芝生部分を「ターフシート」というそれっぽい名前をつけてアピールしているが、実際のところは見てのとおりである。
とは言ってみたものの、やはり夏競馬、そして北海道の大空の下でおこなわれる函館開催においてはこのターフシートでのんびり観戦すると言う選択肢は大いにアリだ。というより、函館競馬場の観戦スタイルとしては王道と言ってもよいだろう。
行ってみると分かるが、北海道の人は競馬はギャンブルであると同時に、家族で楽しめる娯楽としてとらえている傾向が強い。もちろん府中や淀も若者やファミリーが多いのだが、函館ではもっと客層がマイルドでおおらかに競馬を楽しんでいる方が多い気がする。そんな地元客に混じって、芝生でボサーッと競馬を眺めてみるというのも、またこれオツなもんである。
そしてこのターフシートは思った以上にレースがよく見える。コースと芝生の高さがいいのだろうが、割と馬もよく見えるし、近く感じることができる。芝生だからと言って、レースが見づらいとか、そういうことにはならないのが函館競馬場のいいところである。
職場なのか、何かのサークルなのかよく分からないが、荷桁の訪問時にはかなり大勢でワイワイやっている人々もいた。こうしてイベント的に観戦に行くというのもまた楽しいかもしれないな。
ちなみに、どうでもいいと言えばいいのだが、荷桁の訪問時にはテレビ番組のロケもしておりました。どうやら関西の番組だったようで、関西在住の荷桁はこの2名のタレントはすぐ分かったのだが、北海道の方はどうもピンと来なかったようで周囲のほとんどの方が「誰だろうこの人たち・・・?」みたいな感じでスルーしていたのが切なかったぜ。
さて、やや話がそれたが、お次は一般席の様子を見て行くことにしよう。
先ほどの芝生席がターフシートと呼ばれていたように、この一般席も函館競馬場ではライブシートという名前がつけられている。よく分からないが、ライブシートと呼ばれると、なんだか馬にすごく近いようなイメージを持ってしまうが、まあ、普通の一般席である(別に貶める意図はありません)。
ライブシートの下にはこのように椅子にはなっていない、立っても座っても見られる段差がある。ターフシートよりはやや高い位置にあるため、ここでもかなり見やすい。ライブシートの座席ほど場所取りも激しくないので、ぶらりと見るにはおススメである。
そこから上がっていくと少し踊り場のような空間があるが、そこにはこのようなベンチが備え付けられている。ここは割と人気のようでこのように占有されがちなので狭き門だと言えよう。まあもし空いていたらラッキー程度に考えればよいだろう。
そこから上がいわゆる一般席、ライブシートだ。
特に何の変哲もない椅子が並んでいるが、不規則にカラフルになっているのが特徴と言えば特徴だろうか。
当然のことながら、ライブシートからはレースが非常によく見える。ほかの競馬場同様、レースを見ると言う意味では何が何でも指定席である必要はない。一般席からでも充分だ。
シニアシート以外ではこのようなグループシートという席が一応指定席として位置付けられている。6人掛け、4人掛け、2人掛けの3パターンがあり、メールでの事前申し込み(※応募者多数の場合は抽選)にて予約することができる。費用も入場料にプラスでは取られないので、興味がある方はひとまずダメ元で応募してみるとよいだろう。場所としては先ほどの踊り場と、ライブシートの最上部に存在しているぜ。
ほか、車いすシートとシニアシートはこんな感じだ。手前のオッサンたちは車いすシートに勝手に座っているだけかもしれないが・・・。
シニアシートは全部で92席あり、65歳以上の方は直接このシートの入口に行けばOKだ。そこで年齢確認をして、満席でなければ入ることができる。65歳以上の方は是非ご活用くだされ。
最後に、競争率は高いが、一応スタンドのテラスにもテーブルが置いてあるので、こういうところを使ってみるのもよいだろう。
さて、いかがでしたでしょうか。函館競馬場の一般席。まあそんなに大混雑をする競馬場ではありませんので、特に席にはこだわらんよ、という方は構えず適当に行っていただき、ターフシートの空いているところでのんびり見ていただくのがよいかと思います。
さて、これでグルメを除いて、おおよそ函館競馬場のスタンドは見て回りましたので、次回はスタンド周辺の施設なんかをブラブラと見てまいりたいと思います・・・。
>>函館競馬場レポートその21へ
*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。
門別競馬場 その1 ~競走馬のふるさとへ~
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函館競馬場 その1 ~苫小牧をぶらつく~
函館競馬場 その2 ~函館のアホ~
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