そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

福山競馬場　その12　～今更ながら福山～

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福山競馬場

＊福山競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は福山競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。

　いやあ、２０１３年も８月に入りましたね。早いものです。みなさん今年の回収率はいかがですか？そうですか。なかなかのものですか。いやはや、もう８月なんですねえ・・・。

　というわけで、唐突ながら８月になって福山競馬場の話です。
　地方競馬ファンの皆様であれば当然ご存知のことと思いますが、実は福山競馬場は２０１３年の３月をもって廃止となっております。
　実は廃止の前に福山競馬場を訪問しており、福山競馬場最後のレポートを書こう、などと考えてはおったのですが、何となくダラダラしているうちに廃止になってしまい、さらには丸４か月以上も寝かせてしまったといういささか賞味期限切れな状態になってしまいました。

　したがってこれからしばらくのレポートはありし日の福山競馬場を思い出す懐古なレポートになってしまうわけですが、せっかく行って写真を撮ってきたので、ご紹介しないわけにもいかんだろうということで、書かせていただきます。今後の旅打ちのご参考にはならないかもしれませんが、どうぞお付き合いください...

　っつーわけで新幹線でやってきたぜ福山。

　廃止当日は混むと読んで、廃止やや前の２月２日にやってまいりました。

　
　しかし、福山競馬がなくなってしまったらこの街に何か用事があって来ることがあるのだろうか。どうなんだろうか。よく分からんなあ。鞆の浦くらいは一度は泊まったりするのかなあ。

　長らく駅前は遺跡が出てきただのなんだので掘り返していたのだが、ひと段落して、きれいなバスターミナルへと変貌を遂げていた。

　一画に福山競馬場行きの無料バスを発見。ややバス停の位置が移動したようである。

　そしてこちらが時刻表。

　まあ、廃止になってからこんなもん見せられても困ると思うが、せっかくなので。

　ほんとは無料バスで行ければベストだったのだが、今回の旅の同行者である友人２名が東京からの参戦で、新幹線の時間の都合で無料バスの時間に間に合わなかったため、今回は２人を待ってフツーの路線バスで向かった。競馬場前という分かりやすいバス停を通る路線だったので、特に困ることもなく行くことができた。まあ、無料バスで先に行っててもよかったんだけど、その２００円くらいのために、先に行くのも何かねえ（荷桁は意外と女々しい）。

　というわけで到着しましたよ福山競馬場。

　相変わらず、看板の馬たちの眼がウルウルしているのが、廃止を悲しんでいるように見えてならない。

　ちなみに指定席売り場をのぞくと、けっこう席も残っていたのだが、２月にしては暖かかったし、最後、特に福山競馬の指定席を味わいたいという強い希望もなかったので、協議の結果、指定席はいいやという結論になった。まあ、指定席でなくともけっこういい角度で観戦できることは前回リサーチ済みだしね。

　ちなみに映り込んでしまったのは同行者のKくん。この福山をはじめ、小倉・新潟・浦和・阪神・淀などをはじめ様々な競馬場・競艇場に荷桁と共に行っている旅打ち者である。

　騎手一覧も以前に比べると寂しくなってしまったが、驚いたのは下村瑠衣騎手が何故か福山所属に変わっていたことか。まあホッカイドウ競馬はなんだかんだレベルが高いし、騎手が手薄な福山に移籍して騎乗機会を稼いで腕を上げるというのはある意味正解だったかもしれない（その流れか彼女は北海道には戻らず現在は高知競馬に所属している）。

　さて、そんなわけで、福山競馬場にやってまいりましたので、最後の様子をレポートさせていただきやす。