そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

川崎競馬場　その３　～怒涛の川崎競馬グルメ　前編～

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川崎競馬場のフードコートの１つ、１号スタンドまんぷく横丁。やや店舗は減ったものの、内容は充実している。ここは特に定食が安くて種類豊富。

＊川崎競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は川崎競馬場レポートその１からどうぞ。

　さて、いよいよ川崎競馬場のグルメを紹介しよう。

　前回申し上げたとおり、川崎競馬場はグルメが非常に充実している競馬場だ。店の数や味のレベルなどは日本でも指折りの競馬場と言えよう。

　何せいろいろなお店があるのでグルメを目的で訪れた場合何を食べようか迷うことも多いと思う。同じ屋号のお店が複数のお店を出していることもあるので、食べ歩きの際には「被り」にも注意したいところだ...

さて、では早速、荷桁が食したグルメの数々を紹介しよう。
　

　まずは川崎で一番人気、パドック脇の大盛り焼きそば（４００円）。

　

　上に乗っている紅ショーガと青海苔は自分で好きなだけかけられる。

　写真だとイマイチその迫力が伝わりづらいかもしれないが、値段のわりに量がかなりある。具は桜海老とキャベツとタマネギが少々と非常にチープだが、このあたりがこの量で４００円という低価格を実現しているのかもしれない。

　味付けはソース味だがコショーが効いていてかなり辛い。夏の夕方あたりにナイターに来て、これを汗をかきながらわしわしと食べてビールをぐいぐいと飲むと、これはもう何ものにもかえがたい幸せと言えよう。

　このように、何十人分単位で豪快に焼き上げるのが見ものである。

　パドック脇でがんがんと焼いているがいかんせんすぐに売れてしまうので重賞の日などは当然ながら行列もできる。

　

　並ばずに食べたいのならフツーの日に行くか、時間を外すとよいだろう。とはいえ一気に大量に作っているので完成と同時に列が短くなるため、列の長い時間と短い時間にかなり差がある。タイミングの見極めが重要だ。

　さて続いてもパドック脇から。

　この何気ない売店の名物こそ「コロッケ」である。お値段１５０円也。

　

　見ての通りシンプルな、俵型のコロッケだ。
　俵といえばクリームコロッケを連想するが、がっつりじゃがいもボディのコロッケで美味。これまた結構な大きさで１５０円。

　ご覧のとおり、一個一個お店で手作りなので常に揚げたてのハズレのない美味しさ。じゃがいもをふかしていくところからお店でやっているのだからすごい。味はいものうまみもさることながら、やはりビールに合うようにかコショーが効かせてあって美味しい。これもナイターのつまみには持って来いだ。写真手前に写っているがソースか塩で食す。個人的にはソースをたっぷりつけて食べるのが好きだ。

　手作りだけあって作れる個数は限られるらしく、午後になると売り切れていることも多い。午後にちょっと小腹が減ったなあ、と思って行くともう売り切れていたりするので注意が必要だ。荷桁は着いて最初の乾杯時にこれをつまみにしている。

　ここの売店は麺類も充実しているため、そちらも是非お試しあれ。

　さて、ここまで２品を紹介してきたが、この二つはかなりの有名どころ。次回はさらに収容し切れなかったほかのグルメをご紹介していくことにする。