そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

佐賀競馬場　その１１　～佐賀競馬スタンド指定席～

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佐賀競馬場指定席からの景色

＊佐賀競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は佐賀競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。

　佐賀競馬場のレポートも回数を重ねまして、一応スタンド１階およびスタンドの２階のおおよその様子は書き起こすことができたかと思います。

　さて、ここで気になるのは、佐賀競馬場の指定席でございます。

　佐賀競馬場には一応指定席があるのですが、荷桁は1度目の訪問では見事にスルーをしてしまいました。今回はさすがに２度目ということで、ひとつどんなものか入ってみようかということで潜入してみましたのでご覧いただけますと幸いです...

　佐賀競馬場の指定席売り場はスタンド１階４角寄りのひっそりとしたスペースにある。

　ご覧のようにボタン式の自動販売機だが、初めての方には勝手がわかりづらいだろう。

　拡大したのがこちら。

　要するにお金をいれて、点灯している席の中から自分の座りたい席をプッシュするという方式である。ブロックごとに売り場が違うので、最初にどのエリアを選択するかというのが重要になってくる。喫煙・禁煙のブロックもあるし、ゴール板が見えやすいがターフビジョンが見えづらい席、またその逆もいろいろあるので、勢い余ってえいやと買ってしまうと残念なことになってしまうぞ。

　わりと早い時間であれば、このように係りの人も売り場の近くに座っている可能性もあるので、そのあたり相談してみてもいいかもしれない。

　料金は通常の指定席が５００円、ロイヤル席が２０００円と２つの料金体系となっている。さすがにロイヤルもどうなんだろう・・・と躊躇してしまい、今回は普通の指定席にしておいた。

　荷桁は１０ブロックの最後列である、Ｈ－１席にしてみた。ちょうどターフビジョンもゴール板も両方見られそうな位置取りかなあと思ったのだが、果たしてどうなんだろうか。

　佐賀競馬場の指定席は３階にある。２階中央にこのような奇妙な形の階段があり、その下にいる警備員さんに先ほどのチケットを見せると入ることができる。出るときは再入場券をくれるシステムなのでご安心を。

　階段を上がると、なんと床にカーペットが！

　・・・ちょっと小汚いが、それはさておき、おもてなしの心が一応ワンランクアップしたことを感じさせる演出である。

　指定席エリアはこんな感じでした。

　意外とこざっぱりしていていい感じ。もちろん冷暖房完備だし、窓口もそこそこ稼働しており、並ぶこともない。

　自分の席に着く。おお、なかなかいい塩梅ではないか。ビジョンもゴール板もバッチリである。

　指定席からはわりといい感じでコースが見渡せる。

　椅子は折り畳み式でちょっとフカフカするものはついているものの、ぶっちゃけそこまで座りごこちがいいというものでもない。まあ、５００円ならこんなもんであろうという感じ。禁煙ゾーンが多い中、手元に灰皿もあってというのは愛煙家の方にはなかなかポイントが高いのではないだろうか。

　だからというわけでもないだろうが、指定席エリアにはこのような座りごこちのよさそうな椅子がちょいちょい備えられていて、常連オヤジと思しき人たちはそこを本拠地に馬券に勤しんでいるようであった。冷暖房完備であの椅子があれば確かに大名気分である。

　指定席エリアも半分は禁煙になっているので、嫌煙家の方もご安心いただきたいところだ。

　ちなみに、指定席エリアからは厩舎群も見えました。だから何と言うわけではありませんが、指定席に座るからこそ拝める景色と言うのもありますので、みなさんも５００円払って指定席に行ってみてはいかがでしょうか。

　ちなみに２０００円払って入れるロイヤル席はどんな感じなんだろう・・・？

　ちらっと様子をうかがうと、けっこう常連っぽい人が多かったように思えたが・・・。また行った時に入ってみよう。