高知競馬場 その12 ~高知競馬場 入場口と外向前売発売所~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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高知競馬場の入場口
高知競馬場の入場口


*高知競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は高知競馬場レポートその1からどうぞ。





 どうも。荷桁です。引き続き高知競馬場の話を続けてまいります。



 今回からはいよいよ高知競馬場の敷地内に踏み込んでまいりたいと思います。基本的に高知競馬場の入場門的なものは上の写真の一か所のみになりますので、高知競馬場を訪問した際には何か特別なことがない限りはこちらから入場することになります。



 今回のレポートでは、こちらの入場口付近にある施設だったりモノだったりといったものをゆるゆると見ながら、高知競馬場内に踏み込んでまいりたいと思いますので、よろしくお付き合いいただけますと幸いです。それではどうぞよろしくお願いいたします...


高知競馬のかつての入場門



 さて。それでは入場口に踏み込む前に、ちょっと懐かしい写真をまず見ておくことにしよう。2008年夏、荷桁が初めて高知競馬場を訪問した時の入場口だ。



 屋根の部分にはやや古風な書体で高知競馬と書かれているほか、「夢が駆ける KOCHI KEIBA」というやや時代を感じるキャッチフレーズが書かれている煤けた看板があるなど、なんとも地方競馬場という感じでいい雰囲気である。入場口右手には外向前売発売所があり、このあたりも地方競馬感がある。ちなみに左側がどかーんと空いているのは、この日は市民向けの中国雑技団イベントが行われていたためだ。



 しかし、90年代の公営レースのPRってとにかくロマン推しなところがあるよな。公営レースの広告の歴史とかでもブログひとつ作れてしまえそうだが、さすがに余裕がないので、後回しにしておこう。




高知競馬場の入場門



 さて。時代は移り、2018年12月に高知競馬場を訪問した際の入場口はこちらである。先ほどの写真と比べると、だいぶ小ぎれいになっているのがお分かりいただけることと思う。レトロな感じの文字はなくなり、夜さ恋ナイターがフューチャーされているのがお分かりいただけることかと思う。全体通して青と黄色が基調という部分は維持されているようである。




高知競馬場の外向前売発売所



 外向前売発売所も入場口のリニューアルに伴ってか、だいぶ綺麗になっていた。シュッとした外観になったのに、学校の教室にあるような時計がどーんと掲示されていて、なんだかアンバランスな感じがせんこともないが、締め切り時間や発売開始時間が分かりやすいという意味ではこれでいいのであろう。




高知競馬場の禁止事項



 入場ゲートの横の壁には一応こんな感じで禁止事項が書いてあるので、皆さまも一応気を付けてくださいね。




高知競馬場のゲート



 さて。禁止事項を頭に叩き込んだら、さっそく高知競馬場にご入場だコンチクショウ。身障者、子供、馬主関係者は左側から、それ以外の一般の方は右側のコイン投入式ゲートからご入場ということになるぜ。




高知競馬場の入場料



 高知競馬場の入場料は100円だ。看板にある「高知競馬開催日の高知開門から」というのはどういう意味かと言うと、高知競馬場は大体本場開催がナイターなのだが、だいたい開催日は他場やJRAの場外発売と被っているのである。そこで高知競馬場では場外発売しか行っていない時間帯は入場無料で、高知競馬の第一レースが始まる少し前の時間から入場料を取るという形態をとっており、これを高知開門と呼んでいるのである。



 高知開門は、ナイター開催の場合はだいたい14時に設定されている。公式サイトにはこのあたりの情報が開催ごとに出ていることが多いので訪問前に調べておくとよいだろう。変な話、13時59分に入場すれば100円得するという仕組みでございますので。




高知競馬場の門を入ってすぐのところ



 さて、そんな訳で、高知競馬場にご入場だ。



 せっかくなので入場後に目につくものについてもねっとりと観察しておくことにしよう。




高知競馬場のゆずかアプセットとのコラボ展示



 まず目に飛び込んでくるのは右手の掲示スペースだ。かつてはボロボロの案内看板があったのであるが、いつの間にやら綺麗なものに変わっている。



 荷桁の訪問時は高知競馬を題材としたマンガ「ゆずかアプセット」を紹介する掲示物が賑やかな感じであった。こんなブログを見に来られるような皆様はとっくにご存知かもしれないが「ゆずかアプセット」とは高知県職員で高知競馬の広報を担当している主人公・宮田柚香と、それをサポートする調教師の親と騎手の姉を持つ女子高生・長浜まやの二人が高知競馬のことを紹介していくマンガである。一迅社から単行本も出ているので興味がある方は是非どうぞ。




高知競馬場の出馬表置き場



 さて。ほかにも目を引くのがこちらの出走表置き場だ。




高知競馬場のマスコットキャラクターババ丸



 出走表ももちろん気になるのだが、やはり目が行くのはこちらのマスコットキャラクターのババ丸である。なんともレトロな佇まいが素敵。



 ちなみに高知競馬場にはこのババ丸のほかにもいくつかのマスコットキャラクターがいまして、こちらのレポートで深堀りしておりますんで、もしお時間があればご一読ください。




高知競馬場の通路



 入場門からスタンドまではアーケードが連なっており、雨でも快適に移動ができるぞ。こういうアーケードとかって案外地方競馬場も充実してたりしますよね。




高知競馬場の通路



 アーケードの脇には競馬新聞(予想紙)売り場が並んでいる。




高知競馬場の新聞スタンド



 これも後程詳しくやるが、高知競馬場には3種類の競馬新聞があるので、お好きな銘柄の売店で購入いただければOKだ。




高知競馬場の新聞売店では金券がもらえる



 ちなみに、競馬新聞は市中のコンビニ等でも手に入るが、高知競馬場で買うとこんな感じで飲食券がもらえることがあるぞ。200円ということで、これはけっこうでかい。先ほどの入場料と併せて知っておくと300円分の得になるので覚えておくとよいだろう。ちなみに、JRAの競馬新聞は高知競馬場では売っていないため事前に手に入れてから競馬場に向かってくれたまへ。




 さて。そんなわけで、高知競馬場の入場門からのご入場の様子でございました。



 次回以降は高知競馬場内をしつこく、ねっとりとご紹介してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします・・・。




 



>>高知競馬場レポートその13へ






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