中京競馬場 その4 ~中京競馬場に踏み入るもまた長話~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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中京競馬場
中京競馬場 入口




*中京競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中京競馬場レポートその1
からどうぞ。



 さて、中京競馬場レポートの続きです。



 ここまで3回もかけて、歴史やらアクセスやらについて、述べてまいりましたが、いよいよ冒頭の写真のとおり、西入場門です。ようやくここまで来たかという感じですが、ようやく場内に入ります。西入場門でも東入場門でもどちらでもいいので、さっさと入れという感じですよね。はい、入ります。



 入場料は200円。入場に200円を払って、さらに馬券にも負けて帰ることは多々あるが、まあそこは気にせずにいこうではないか...





中京競馬場



 中京競馬場は意外と規模が小さい。



 ご覧いただいているのは、中京競馬場の場内案内図だが、ゴール地点付近にさほど巨大ではないスタンドが2つ並び、その周辺に施設がコンパクトにまとまっている感じだ。もちろん他のローカル場や地方競馬場と比べれば立派なもんなのかもしれないが、内馬場や、3角寄りに投票所的なものがあるわけでもないく、中央開催場に比べればやや規模は小さい。感覚的にはスタンド工事前の大井競馬場よりもコンパクトな印象だ。



 一応日本で3番目に大きい都市圏にあって、一応2015年からG1を年間に2回施行する競馬場になった中京競馬場だが、それにしては施設的に見ると、ちと寂しい競馬場だと言えよう。”一応”ばかりついているのは名古屋出身者である荷桁なりの謙遜だと思っていただきたい。



 まあかつては東京-中京での2場開催があったりと、日程的に比較的重んじられていた時代というのもあったのだが(ダービーの日は東京と中京の2場開催だった日々が懐かしい)、いつの間にやらまがうことなき裏街道。一応、新しいG1なんかも開催されてお茶を濁されている感じになているが、JRA的にはあまり重んじていない競馬場だと言ってしまって問題はなかろう。





中京競馬場




 2015年現在、中京競馬場のスタンドは大きく分けて「ペガサス」そして「ツインハット」の2つに分けられる。手前がペガサス、奥のガラス張りのスタンドがツインハットだ。



 愛称の由来に関しては後述するが、意外と地元ユーザーの間ではこの呼称は浸透しているので、一見さんもどちらがどちらかくらいは知っていたほうが何かとよいだろう。



 さて、そんな2つのスタンドがある中京競馬場だが、以前のレポートで、中京競馬場の開業は1953年だと申し上げた。もちろん、その当時のスタンドなんてのは今は残っておらず、馬場なんかもいろいろ改修があって、現在の中京競馬場があるわけだが、比較的若い競馬ファンも含めて記憶に新しいのは2010年から2012年にかけておこなわれた馬場改修とスタンドの建て替えの同時リニューアルであろう。



 荷桁もリニューアル前から中京には足を運んでいたので、当然ながら、リニューアル前、リニューアル後の中京を両方とも見たことがある。



 またくどくど歴史的な話になるが、このへんの話は前提知識としてあったほうが何かとよいので、ちょいとそのあたりの話をさせていただきたい。



中京競馬場




 まずはスタンドに関してだが、端的に言うと、リニューアルによって、こちらのスタンド(メインスタンドと呼ばれていた)が取り壊されて、現在の「ペガサス」スタンドになった。



 もともとこちらのスタンドは1970年に完成したものを改修しながら使っていたけっこう歴史のあるスタンドだったのだが、耐震基準(いわゆる「新耐震基準」)に適合していないなど、けっこうまずい点もあったため建て替えられたのであった。愛知県は何だかんだ東海地震や東南海地震などの危険エリアなので、比較的地震にビクビクしている土地柄というのもあり、仕方がない流れと言えば流れである。



 歴史だけ見れば古いスタンドだが、当時利用している分には別に不潔な感じやボロい雰囲気はなくフツーのスタンドという趣であったと記憶している。




中京競馬場
中京競馬場 旧メインスタンドから改修前の馬場を見下ろしていた頃



 それ以上に競馬ファンにとって衝撃的だったのは中京競馬場の馬場改修であろう。



 http://www.jra.go.jp/facilities/race/chukyo/news/2008072801.html



 馬場改修に関しては、ここを読んでいただけると分かりやすいのだが、かつて中京と言えば、芝・ダートコースともに中央競馬では唯一の「平坦」「小回り」「左回り」の3つの条件が揃ったコースであったが、改修により、コースが大幅に伸びて、坂もついて、以前と現在では全然条件が変わってしまったのである。



 かつて中京が中央の場の中でも特殊な条件だった頃は「中京巧者」なんつー言葉がよく使われていて、サニングデールや、シーイズトウショウなど名前を目にするだけでいろいろと思い出すいい感じの馬がいたりしたのだが、いまではそういう趣はけっこう薄れてしまっているのよね・・・。



中京競馬場



 特に、G1高松宮記念を改修前のコースでやっていた頃は4コーナーまで馬群がぎゅっと詰まっていて、そこから直線に入ったどひゃあと横に広がって次から次へ馬の名前が呼ばれ、目まぐるしく順位が変わる最後の直線が非常にエキサイティングな感じだったのもいい思い出だ。



 写真は2010年3月に行われた、馬場改修前最後の高松宮記念だ。



 キンシャサノキセキ→ビービーガルダン→エーシンフォワードで決まったレースだ。ちなみに荷桁は1円も持っていなかった。たしかこんときゃプレミアムボックスとかいう明らかに過剰人気だった馬を本命にしてたっけ・・・やれやれトホホな思い出である。ほんとセンスねえなあ。



 閑話休題。



 まあそんなわけで中京は改修を経てきたわけだが、現在の馬場は馬場で、競馬関係者には非常に評判がいいとのことなので、過去を美化ばかりする必要もない。ここでは少し前まで、中京競馬場のスタンドや馬場というのはこんな感じだったんだよということを改めて認識していただければこれ幸いという程度である。



中京競馬場 Chukyo Racecourse



 さて、長話を挟んでしまったため、せっかく場内に入ったのにまだ入ってすぐの場内案内看板を見ただけというオタンチンなことになってしまっていて申し訳ない。



 ひとまず歩みを進めていこう。



 西入場門を入ってスタンドまでは写真のように屋根がついているのでありがたい。特に荷桁は傘をさすのが生理的に嫌なクチなので尚更こういう屋根はほめたたえたいのだ。天晴である。



中京競馬場


中京競馬場



 こちらは人によっては天晴でないかもしれない情報だが、中京競馬場は基本的に、敷地内が禁煙となっている競馬場である。禁煙を訴える看板なんかも比較的多い。



 屋外であっても煙草は喫煙コーナーでということになっているので、喫煙者の方は注意したほうがよいだろう。



 ちなみに、荷桁は酒もバクチも大好きだが、なぜか煙草だけはやらないというタイプなのだが、別に喫煙する人が周りにいると耐えられないというほどの嫌煙家でもないため、これに関しては特にノーコメントだ。



 さて、そんな話をしながらさらに歩みを進めて行こうと思ったのだが、気が付けばそこそこの文量になってしまっているので、一旦ここらで切ることにしよう。



 結局、入場門をくぐって数十メートル進むだけの話で終わってしまったなあ・・・。まあ、そういうブログということでご勘弁くださいな・・・。



 次回へ続く・・・


 


>>中京競馬場レポートその5へ





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