名古屋競馬場 その50 ~名古屋競馬場グルメをしのぶ すみれ~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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名古屋競馬場のすみれ外観
名古屋競馬場のすみれ


*名古屋競馬場レポートのつづきです。
初めからお読みになる方は名古屋競馬場レポートその1
からどうぞ。





 どうも。荷桁です。いよいよ旧名古屋競馬場、通称どんこ競馬場のレポートも50本目となりました。そろそろ終わりが見えてきているようで名残惜しいですが、もうしばらくお付き合いいただければ幸いです(毎度こう言ってからが長いのだが)。



 さて。どんこ競馬場のグルメシリーズです。いきなりこの記事に飛んできて、どんこ競馬場グルメの全体像が理解できていない場合はこちらの記事に先に目を通しておいていただけると話が早いので、よろしくお願いいたします。



 今回ご紹介するのは「すみれ」さんでございます。



 すみれはどんこ競馬場の入場門の西側にあった食堂で、この並びの食堂の中でもわりとお店が広く、メニューがいろいろあった食堂であった。外側で売っていて串カツなどを買ったことがあるという人も多かろうと思う。



 今回はそんなすみれさんをじっくり振り返っていきますので、何卒お付き合いの程、よろしくお願いいたします...


名古屋競馬場のすみれ外観



 さて。そんなわけですみれである。



 すみれは、他のお店がそうしていたように、比較的外側での販売に力を入れていて、串カツやどて串などのつまみやビールなどの酒がワイワイと販売されていた。




名古屋競馬場すみれの外観



 軽食の他にも、丼ものなんかも店外に札で出されていて、ごはんもののテイクアウトにも応じていた。こうしたごはんもののテイクアウトはあまりやっているお店がなかったので、ビビりで店内には入れないけどガッツリメシは食いたい系の学生あたりには重宝するお店で会った。




名古屋競馬場すみれの内観



 さて。それではさっそくすみれの店内に入っていくことにしよう。



 白を基調としていて、窓が多いので比較的店内は明るい雰囲気だ。奥には至近距離にドアが2個並んでおり、間に壁があったのかもな。だとしても偉く薄い壁と言えるが。




名古屋競馬場のすみれの内観



 すみれの内部はテーブルがけっこう多めに配置されていて、奥に厨房とかもろもろの機材がある感じになっていた。カウンターのような席はあまりなく、相席も当たり前。いつも常連さんでワイワイ賑わっているお店であった。




名古屋競馬場のすみれのモニター



 常連さんのワイワイ感に一役買っていたのがこちらのモニター。こちらでは場内のレースもバッチリ見えたので、馬券売場で馬券を買って、こちらのモニターでレースを見るという常連さんも数多く存在していたぞ。




名古屋競馬場のすみれのメニュー



 いわゆる、テーブルにメニューはなく、上にある札を見ながら注文するという、老舗食堂感のある仕様になっていた。串カツ、どて煮と串カツ丼、どてめしというどんこ競馬場定番のメニューに加えて、かつ丼、天丼、玉子丼、チャーハン、中華そばなどメニューはそこまで多くないが、これぞ食堂という武骨なメニューが揃っていた。



名古屋競馬場のすみれの酒メニュー



 酒メニューも壁に掲出されていた。



 瓶ビール、生ビール、レモンハイ、カップ酒が基本。これにプラスしてホワイトホースハイボールも扱っていて、この5種類が酒メニューである。




名古屋競馬場のすみれのショーケース



 さて。だいたいすみれのメニューも把握できたので、さっそく一杯やっていくことにしよう。



 すみれで向かうべくはこちらのショーケース。ショーケースにはメシのおかずにも、おつまみにもなる商品がいろいろ。焼き魚・煮魚・煮物・卵焼き・揚げ物とその日の気分でよりどりみどり。もちろん酒のつまみにもバッチリなので、まずはこのあたりからピッと好きなものをとるか、王道の串カツやどて串をキメてもよいだろう。


 

名古屋競馬場のすみれの芋煮



 まずチョイスしたのは里芋と大根とイカの煮もの。そうそう。こういうのこういうの。




名古屋競馬場の生ビール



 まずは生ビールで乾杯!ぷはぁ!!




名古屋競馬場のホワイトホースハイボール


名古屋競馬場のホワイトホースハイボール



 さらに、どんこ競馬場の末期に猛プッシュされていた、ホワイトホースハイボールもいただく。ちょっとクセがあるスコッチのハイボールは、つまみがなくても単品で楽しめるので、馬つながりもあって、競馬場で売るにはいい感じの酒であった。




名古屋競馬場すみれの赤ウインナー



 スコッチには燻製を合わせたりするのがよいんだろうが、すみれでは赤ウインナーでキメるのがお決まりのパターン。



名古屋競馬場すみれのハイボールと赤ウインナー



 このジャンクな組み合わせがたまらないぜ。



名古屋競馬場のみそおでん



 さらに、レモンチューハイと味噌おでんという組み合わせもオツであった。甘いレモンチューハイと甘い味噌おでんを昼間からやっていると、なんとも言えない退廃的な気分になるのがよかったぜ。




名古屋競馬場のみそおでん



 味噌おでんの定番と言えば、大根、そして赤棒である。赤棒は以前も説明したかもしれないが、名古屋のローカルおでん具材で、まあ、ピンクの柔らかい練り物である。名古屋B級グルメ味噌おでんの中でもさらにローカルな赤棒をキメると、名古屋に帰ってきた感が出ていい感じであった。




名古屋競馬場すみれのどてめし



 酒をひとしきり飲んだら、次はメシものを見ていくことにしよう。



 まずはどてめし。これは鉄板。鍋で煮こまれているどて串の串を外してメシにぶっかけたもの。この見た目おどろおどろしい食べ物が名古屋人は大好物で、みんな「うみゃー」と言いながらがっつくのである。




名古屋競馬場すみれの串カツ丼



 さらに串カツ丼。これもどんこのド定番。こちらも見た目はアレだが、安くてうみゃーでかん。



 すみれの場合、どてが煮込まれていたり味噌カツをドボンとする味噌だれは気持ちサラサラしたタイプなので、つゆだくな感じが好きな人にはたまらんのであった。




名古屋競馬場すみれのラーメン



 味噌のゴールデンコンビのあとは、これまたハズレなき一品である中華そば。ふちが赤いかまぼこというのがいいではないか。




名古屋競馬場すみれのチャーハン



 中華そばがあればチャーハンがある!というのが町中華の定番だが、どんこではラーメンはあってもチャーハンはないという店が多い。すみれのチャーハンはそんな中で奮闘している王道なチャーハンであった。武骨な刻みネギの青い部分が、実家のチャーハンを思い出していい感じ。




名古屋競馬場すみれの天丼



 そして最後に、登場するのは、すみれでもっとも高級なメニューである天丼である。



 すみれの天丼は750円なのに天ぷらたっぷり!エビ天2本にかぼちゃ、ししとう、大葉、しいたけ、たまねぎなどが乗っていてボリューム満点であった。中央競馬の平気で1250円くらい取ってくる天丼たちよ、500円も安かったすみれの天丼を是非見習ってくれたまへ(まあこの頃はデフレの時代だったし、こんなもんか)。



 さて。そんなわけで、どんこ競馬場グルメは「すみれ」でございました。いやあ、こうして見ると、どれもウマそうでいい店だったのう。 



 長いこと続いてきた、どんこ競馬場グルメのシリーズですが、次回のレポートでいったんグルメは打ち止めとなりますので、次回レポートも是非ご一読くださいませ。




 


>>【準備中】名古屋競馬場レポートその51へ







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