金沢競馬場その3 ~北の競馬人たち~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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金沢競馬場のスタンド内部の様子
ヒーターが天井にいくつも据え付けられた場内。
引き戸の外はパドックなのだが・・・。外は寒いのだ。





*金沢競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は金沢競馬場レポートその1からどうぞ。






 金沢競馬場をさらにうろうろする。



 先ほどから場内をうろうろしながら、馬券のほうもしっかり買っているのだが、ちっとも当たる気配がしない。



 北の競馬場はどうも荷桁に辛いようである。うろうろしてる時間があるならしっかり予想に時間をかけたほうがよさそうなものなのだが、現実から目を背けるかのように徘徊を続けたくなるこの気分はなんなのだろうか。



 まあ、なかなか通いつめていないと傾向が読めないのも地方競馬ならではの面白さということにしておこう....




金沢競馬場のパドック



 というわけで予想と観察を兼ねてパドックへ向かう。



 パドックで気がつくのは、馬券オヤジたちに長靴を履いている方が多いということだ。雪国ではこのスタイルが常識なのか、早朝に野良仕事もしくは漁に従事してそれを切り上げて競馬場に来ているのかよく分からないが、とにかく金沢では長靴が目に付く。



金沢競馬場のパドックを眺めるファンたち



 写真手前のおっさんのように、長靴スタイルにはこのような厚手のジャンバーに帽子というのがグッドだ。パドックで馬を見ているというよりは市場で競りをしているおっさんのような雰囲気を醸し出している。







 ふとスタンドの方を振り返ると、引き戸のあたりや際や窓に人が大勢。寒いから中からパドックを見ようという賢い人びとだ。ただ、まあ、よくは見えないだろうな。



金沢競馬場



 パドックを観覧できる足場の素材は何故か建築用空洞コンクリートブロックがむき出しになっているのもおもしろい。


 作る方ももう少し美意識持って仕事したほうがいいんじゃないのか・・・?何か空洞にしておくことでのメリットみたいなのがあったりするんだろうか。



金沢競馬場のパドック


 
 パドックの周囲ばかり見ていたが、きちんとパドックの中身も見なくてはいけないな。金沢競馬場のパドックはご覧のとおり、地面にラバーが敷いてあり、比較的きちんとした雰囲気の左回りパドックである。


金沢競馬場のパドック



 真ん中には「出走馬掲示所」なる建物が存在している。手書きと思われる筆で書いたような書体の馬名表示が渋い感じだ。



 騎手たちは下にある小部屋のようなところで待機している。観察してみると、脚を組んだり、会話をしたりと比較的リラックスしている様子が見受けられる。



金沢競馬場パドック


 

 そうこうしているとジョッキーが整列して一礼。


 一礼をする習慣はきちんとあるようである。



金沢競馬場パドック


 
 ところが礼と見せかけて吉田Jがしていたのは大腿部のストレッチでした・・・。



 ちなみに一番左端の黄土色の帽子に上着の下からちらりと赤のインナーをのぞかせている金沢競馬のファッションリーダー的なおじさんが「とまーれー」という係の人。何でもありだなここは。



金沢競馬場の吉原寛人騎手



 金沢のジョッキーのみなさんは脇から見ていてもちょっと近寄りがたい緊張感がある方が多い。金沢トップ騎手として各方面でおなじみの吉原寛人Jなどはキョロキョロとパドックの周りを見て顔見知りがいるのかときおりニヤっとすることもあるのだが、ほかの騎手の多くはピリピリムードだ。



 一部のジョッキーは、暴れる馬をしっかり操れない厩務員に対して暴言を吐いたりと、どうも殺伐とした雰囲気。



 北国、曇り空、賭博場・・・この競輪場にも近い殺伐とした感じもたまらない。



安部竜司騎手


金沢競馬場のパドック


金沢競馬場の沖静男



 少し珍しいのは北国ということで、こうした防寒具を着ている騎手がけっこういること。まったく着けていない騎手もいるが、鼻から下がおおわれているタイプや耳から首にかけてくるまれているタイプなどいろいろバリエーションがあり、なかなか暖かそうな雰囲気である。



 鼻から下を覆うタイプなど、少しギャング団のような趣になるのもまたよいではないか(?)




金沢競馬場の予想屋の馬倶楽部

 

 さて、パドックを眺めたら、馬券を購入すべく、スタンドの内部へ移動する。ちなみに金沢競馬場では予想屋がまだある程度の数、活躍しているぞ。



 今回の訪問では詳しく話を聞くことはなかったが、1回100円とリーズナブルなので、初心者の方は利用してみるのもひとつである。できれば予想屋は同じ人を利用し続けてその方のクセが分かったほうが予想には反映しやすいんですけどね・・・。



金沢競馬場



 予想屋は基本的にスタンド1階のパドック近くにお店を出しているので、もし困ったらこちらまで。



金沢競馬場



 っつーわけでなんだかんだ馬券を買ったら外へ。



 金沢競馬場のスタンドはガラス張りの室内観覧席とオープンな屋外観覧席と両方がある。寒いのにもかかわらずけっこうな人が外で観戦しているのう。




金沢競馬場



 ただ、曇り空ということもあるのだろうが、やはりどことなく共産圏のギャンブル場のような趣だ。中国東北部にある競馬場ですとか出鱈目を言っても全然分からない人は気が付かないかもしれない。



 日本海側とか北海道とか、なんか雪が多くて寒いところって、曇ると共産圏みたいに見えてしまうのよね。何でなんだろうか・・・。



 次回も金沢競馬場のレポートを続けてまいります。


 



>>金沢競馬場レポートその4へ





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 名古屋競馬場 その1 ~あくまで土古~
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*金沢競馬場に関する記事は以下にもあります。

 金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
 金沢競馬場 その2 ~見てるわしらも寂しいんよ~
 金沢競馬場 その3 ~北の競馬人たち~
 金沢競馬場 その4 ~アイル・ビー・バック~


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