チェンマイ競馬場 その8 ~ここでもやっぱり走路パドック~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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チェンマイ競馬場
チェンマイ競馬場の走路パドック


*チェンマイ競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方はチェンマイ競馬場レポートその1からどうぞ。





 どうも。荷桁です。早くも8本目のチェンマイ競馬場レポートでございます。



 前々回のレポートでスタンド裏のパドックの様子を、前回のレポートでそのパドックから本馬場に向かって馬たちがのんびりと向かう様子をご紹介いたしまして、今回のレポートはそのつづきで本馬場に入場してからの様子を見てまいりたいと思います。



 このブログをガン見している方は既にタイトルを見てピンと来ているかと思いますが、そう。やはりチェンマイ競馬場もタイの競馬場だけあって、本馬場に入ったあとは、例のカルチャーがしっかりとあるのでございます。まあ、もう答えを言ってしまっているようなものではありますが、話を進めていくことにいたしましょう...


チェンマイ競馬場の走路に馬が入ってくる



 さて。そんな訳でスタンド裏のパドックから次レースに出走する馬がゆったりと本馬場にやってきた。



 日本であればここで返し馬をおこなって発走地点へ、という流れになるのだが、ここチェンマイではそうはならない。写真にも写りこんでいるが、本馬場に入ったところには何やら奇妙な柄のついた旗がついたロープが張られており、各馬は走路に入ったら左の方へ進むように促されるようになっている。




チェンマイ競馬場の走路に馬が入ってくる


チェンマイ競馬場の走路パドック



 そして、そのままスタンド前の直線走路で各馬が周回を始める。そう。ここチェンマイ競馬場ではスタンド裏のパドックで周回する以外にも、スタンドの前あたりの直線走路をパドックのように見立てて、周回をおこなうのだ。この文化をとりあえず当ブログでは”走路パドック”と称しているのである。




ロイヤルターフクラブ競馬場の走路パドック


ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬場の走路パドック



 実は、これまで訪れたタイの競馬場2か所も同じようにこの走路パドックのシステムを取り入れていた。これらの競馬場も下見所として機能しているかどうかはさておき、スタンド裏手に一応招集所というか装鞍所めいた輪乗りできる空間があり、そこを経て走路に出てこうして周回をするという手順が取られていたので、タイでは「そういうもんだ」ということになっているカルチャーなのだろう。



 まあ、タイの競馬場のカルチャーに詳しくなったところで人生には何の影響も与えないことは百も承知だが、とりあえずご参考までに。


 *ロイヤルターフクラブ競馬場の走路パドックの様子はこちらを、ロイヤルバンコクスポーツクラブ競馬の走路パドックの様子はこちらをご覧ください




チェンマイ競馬場の走路パドック



 という訳で、なんとなく全体的に統率が取れていない雰囲気はあるが、走路パドックに入ってきた馬たちがゆるゆると周回を始める。




チェンマイ競馬場の走路パドック


チェンマイ競馬場の走路パドック



 一応、赤いコーンが置かれて、そこを基準に反時計回りに回るというのがルールのようである。




チェンマイ競馬場の走路パドック


チェンマイ競馬場の走路パドック



 だが、あまりそのルールは守られていないようで、わりと各馬思い思いのペースとコースで周回している。あまりそのへんはこだわっていないようだ。




チェンマイ競馬場の走路パドック


チェンマイ競馬場の走路パドック


チェンマイ競馬場の走路パドック


チェンマイ競馬場のパドックを歩く馬



 靴を履いている厩務員、履いていない厩務員。それぞれに曳かれつつ、各馬がゆったり周回をする。静かな環境も相まって、なんだか不思議な時間が流れていく。




チェンマイ競馬場では暑いからあまりパドックに近づかない



 馬はゆったりと周回をしているが、肝心の観客はと言うと、あまり熱心に走路パドックを見ている様子はない。見ていたり、見ていなかったり、話をしていたり、わりと散漫な雰囲気だ。




チェンマイ競馬場では暑いからあまりパドックに近づかない



 また日差しが暑いからか知らないが、基本的にパドックでかぶりつきになっている人というのもほとんどいない。日本のパドックのようにバズーカのようなカメラを持った人が大量にいるという訳でもなく、ちょっと寂しい雰囲気である。




チェンマイ競馬場のパドックに近づく



 あまりに視聴率が低いのもどうかということで、とりあえずパドックに近づいてみることに。先ほどのスタンド裏のパドックに比べたら馬体についてはだいぶ近くで観察することが可能である。




チェンマイ競馬場の騎手


チェンマイ競馬場の騎手


チェンマイ競馬場の騎手


チェンマイ競馬場の騎手


チェンマイ競馬場の騎手



 こうして改めて見てみると、騎手はけっこう高齢というかベテランの風情の人が多い。馬はどことなくちんけな感じがせんこともないが、過去、フートー競馬場に行っていた身からすると、まあこれでも十分立派な気もするぞ。




チェンマイ競馬場のパドックから発走地点に向かう



チェンマイ競馬場のパドックから発走地点に向かう


チェンマイ競馬場のパドックから発走地点に向かう


チェンマイ競馬場のパドックから発走地点に向かう



 そして一通り周回が済むと、先ほどのよくわからない図柄の旗とロープが片付けられ、各馬は発走地点に向かっていく。バンコクの二か所の競馬場でも返し馬はなかったが、返し馬はやはりここチェンマイでも行われない。あくまでトボトボと歩くのみだ。



 この返し馬をしない文化というのもよくわからない。各国よく観察をしてする国、しない国というのを分けたら何か重大な示唆が得られるかもしれない・・・。んな訳ねえか。




チェンマイ競馬場の夕方のパドック


チェンマイ競馬場の夕方のパドック



 暑い時間は視聴率が低かったパドックだが、涼しい時間帯になってくると、わりとファンが集ってくるようになる。



 まあ誰しも直射日光の下でパドックを見るのは嫌だが、涼しければそうでもないということなんですな。




チェンマイ競馬場の馬と騎手


チェンマイ競馬場の馬と騎手



 そんなお客たちに見つめられながら、タイの競馬人たちは、それでものんびりと周回し、のんびりと馬を曳いていく。



 パドックというのは本来、馬体や歩様なんかを見るものなんだろうが、なんでだろう。ここでは馬に携わる人々の表情の方に目が行ってしまう。基本的に柔らかい表情なのだが”うまくらべ”を稼業としている人々の持つ独特の雰囲気がそこに絶妙にブレンドされていて、皆、なんともいい表情をしているのよね。



 そんな訳で馬だけでなく人の方も実に興味深い走路パドック。あなたがそこから何を見出すかは分からないが、チェンマイ競馬場にお越しの際は是非、じっくり観察してみてくだされ。



 チェンマイ競馬場レポート、まだまだ続きます・・・。




 



>>チェンマイ競馬場レポートその9へ






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