姫路競馬場 その37 ~特観フロアの屋外観覧席~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

そこに競馬があるから > 姫路競馬場 > 姫路競馬場 その37 ~特観フロアの屋外観覧席~

姫路競馬場の特観席観覧席
姫路競馬場の特観席の屋外観覧席


*姫路競馬場レポートの続編です。
 初めからお読みになる方は姫路競馬場レポートその1からどうぞ。






 さてさて。まだまだ続きます。姫路競馬場レポートでございます。しつこいですねえ。もう少々ご辛抱くださいね。



 ここ数回のレポートにて姫路競馬場の特観席フロア、そしてその中にあるスペシャルシート、ロイヤルシートについてダラダラとご紹介してまいりました。今回はタイトルにありますとおり、これらの席を利用する際のレース観戦で赴くことになる特観席フロアの屋外観覧席についてレポートしてまいりたいと思います。



 先述のとおり姫路競馬場の特観席は京都競馬場のラウンジシート方式を取っており、馬券の検討はスタンド内の自席で行い、観戦の際は屋外の観覧席に出るという感じになるのですが、その観覧席についてを今回詳しく見ていくということでご理解いただければと思います。



 まあ、特に何がという訳でもない観覧席なのですが、こういうのをこまか~くレポートしていくのが当ブログのスタイルになりますので、そのへんはあしからずご了承ください。ってなわけでまいりましょう。姫路競馬場の特観席の屋外観覧席でございます...


姫路競馬場の特観席観覧席



 さて。そんな訳でさっそく特観席フロアの観覧席を見ていくことにしよう。



 まず基本的なことだが、こちらの観覧席は自由席となる。スタンド内のロイヤルシートおよび、スペシャルシートは指定席となるのだが、屋外で見る分にはどこで見てもよいというスタイルだ。先述の京都競馬場のラウンジシートはまさにその方式なのだが、中山競馬場のゴンドラ指定席(現Gシート)なんかは中も外も指定になっていたりもするので、競馬場にもいろいろあるんだということで頭の片隅に置いておいていただければと思います。




姫路競馬場の特観席観覧席の仕切り



 一応、屋外観覧席はスペシャルシートのゾーンと、ロイヤルシートのゾーンとで区切られていてお互いに行き来はできないのでご注意くだされ。



 ただ、実際のところの話をすると、あまり推奨はされていないのだろうが、スタンド内においてはロイヤルシートの客はスペシャルシートのゾーンをウロウロすることが可能なので、スペシャルシートの屋外席に出ることはできてしまうのである(逆は難しいと思うが)。なんでこんなことを言うかというと、実はロイヤルシートの屋外観覧席はもっとも4コーナー寄りでスペシャルシートのそれは幾分ゴール板寄りなので、実は屋外観覧席だけ取れば、高いお金を払っているロイヤルシートのお客さんよりもスペシャルシートのお客さんの方がゴール板に近いところで観ることができるということになってしまうのだ。まあ、言うてもわずかな差なので、いちいち気にすることもないのだが、もしロイヤルシートをご利用の方で、納得がいかんという方は屋外観戦の際だけスペシャルシートの側で観戦してみるというのも一考だろう。繰り返しになるが、明確に禁止はされていないものの、推奨もされていないだろうから警備員に交渉してみてからの方がいいだろうね。




姫路競馬場の特観席観覧席の座席



 座席についてはロイヤル、スペシャルと関係なく、こんな感じである。正直、屋外席にしてはクッション素材もありかなりいいタイプの座席だと言える。テーブルは長机で特にドリンクホルダーやなんかがある訳でもないが、まあ基本的にレースの間だけ座る席なのでそんなに豪華である必要もないだろう。




姫路競馬場



 ちなみにリニューアルする前の特観席の観覧席はこんな感じであった。椅子の金属部分は錆びてるし、机は粉を吹いてるしで、ちょっと使うのに躊躇してしまう感じではあるが、これに比べたら今のは机も椅子もだいぶマシなのでご安心くだされ。




姫路競馬場の特観席観覧席のハトの糞



 ただ、ひとつ気になったのはこちらのハトの糞。屋外席の天敵でもあるハト糞も多少残っているのは公営レース場ではよくある話である意味ご愛敬なところだが、姫路競馬場は清掃面にも気合を入れているはずである7年ぶりの本場開催時にもかかわらず、こんなことになっていたので、ほぼ毎日のように糞をされるくらいハトがいついてしまっているのであろう。これもこれで大変だとは思うが、衛生面は勿論、ここが特観席だということも加味して、ご対応いただきたいところである。




姫路競馬場の特観席からのコース風景


姫路競馬場の特観席からのコース風景



 さて。そんな特観席屋外観覧席からの風景だが、こんな感じで実にいい感じだ。姫路競馬場は地方の競馬場にしては上背があるスタンドなので、景色も壮観である。




姫路競馬場の特観席からスタートを見る



 ただ悲しいかなポケットからのスタート地点は壁が重なってよく見えないので注意が必要である。




姫路競馬場の特観席からのレース風景


姫路競馬場の特観席からのレース風景


姫路競馬場の特観席からのレース風景



 ただ、レース風景については、2階の屋外席ではなかなか見られない感じの姫路競馬場独特の借景を楽しむことが可能だ。特観席に来た際には是非この角度からのレース風景も楽しんでいただければと思います。




姫路競馬場の特観席のレース風景



 尚、毎度申し上げているとおり、スペシャルシート、ロイヤルシートともスタンドの位置としては4コーナーになるため、最後の直線走路はどうしてもこういった感じの角度での観戦となってしまう。着順についてはビジョンないし、スタンド内のモニターでご確認くだされ。




姫路競馬場の特観席で観戦するお客さん


姫路競馬場の特観席で観戦するお客さん



 さて。いかがでしたでしょうか。姫路競馬場の特観席の屋外観覧席。まあ、言うてフツーの観覧席ではありますが、地方競馬場であの高さ、しかも今となっては珍しい屋外にある特観席ということで、一度行ってみる価値はあるかと思います。そもそもの特観席の席数が少なめなのでいろいろ厳しい部分はあるかもしれませんが、ご興味がある方は是非ご利用くだされ。



 さあさあ、長かった姫路競馬場のスタンドもこれで1階から5階まで見ることができました。次回からは皆さんお待ちかねの姫路競馬場グルメの話をしていければと思いますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします・・・。




 


>>姫路競馬場レポートその38へ






*この競馬場が好きな方はこちらの競馬場もお好きだと思われます。

 園田競馬場 その1 ~園田競馬は尼崎~
 福山競馬場 その1 ~私的福山競馬史~
 阪神競馬場 その1 ~阪神競馬場の歴史と私的な思い出~
 京都競馬場 その1 ~淀の競馬の歴史と今~
 金沢競馬場 その1 ~金沢けいば冬景色~
 笠松競馬場 その1 ~名馬・名手の里~


*姫路競馬場に関する記事は以下にもあります。

 姫路競馬場 その1 ~初夏だけのパラダイス~
 姫路競馬場 その2 ~パドックとエリザベスクィーン~
 姫路競馬場 その3 ~いろいろと姫路スタイル~
 姫路競馬場 その4 ~いつか勝利する日~
 姫路競馬場 その5 ~追加レポート前編~
 姫路競馬場 その6 ~追加レポート後編~
 姫路競馬場 その7 ~いまひとたびの姫路へ~
 姫路競馬場 その8 ~姫路競馬場 アクセス~
 姫路競馬場 その9 ~姫路競馬場の現在~
 姫路競馬場 その10 ~姫路競馬場のスタンドに近づく~
 姫路競馬場 その11 ~姫路競馬場のスタンドをぶらり一周する~
 姫路競馬場 その12 ~姫路競馬場 スタンド1階~
 姫路競馬場 その13 ~姫路競馬場 スタンド2階~
 姫路競馬場 その14 ~姫路競馬場 特観席~
 姫路競馬場 その15 ~姫路競馬場 グルメふたたび~


PR
そうだ 競馬、行こう。
ブログ内検索






















プロフィール
HN:
荷桁勇矢   
性別:
男性
職業:
若隠居   
趣味:
逃げ   
このブログについて
 このブログは「そこに競馬があるから」といいます。
 競馬場巡りに魅せられてしまった筆者、荷桁勇矢(にげた ゆうや)が、日本の競馬場、海外の競馬場を訪れながらその様子をご紹介して行くブログです。
 紹介している競馬場の情報は訪問当時のものですので、競馬場に行かれる際は最新の情報をご確認のうえ、自己責任で行っていただきますようお願いいたします。
 またこのサイトの写真や文章は基本的に無断で使用されると困るのですが、もしどうしてもという方は荷桁までご連絡ください。そのほかご指摘やご質問がある方も荷桁まで直接ご連絡ください。コメント欄は管理が面倒そうなので当分オープンにはしないつもりです。悪しからず。

連絡先:
nigetayuyaあっとgmail.com
ツイッター:
https://twitter.com/YuyaNigeta
note:
https://note.mu/nigetayuya/
Flickr:
http://www.flickr.com/photos/nigeta/
競馬本紹介ブログ始めました。
荷桁勇矢の競馬本ガイド









忍者ブログ [PR]