そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

佐賀競馬場　その４　～佐賀競馬場グルメ～

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佐賀競馬場直線。わりと直線で差がついてしまう。ダジャレではなく。

＊佐賀競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は佐賀競馬場レポートその１からどうぞ。

　さてなんだかんだ、佐賀競馬レポートも４回目を迎えることになりました。毎日ちゃんとPCに向かう根気さえあればそれなりの頻度でもって更新できるではないか、などと自分にちょっと感心してみたりする。その根気が続かないから若隠居なんかやってるわけだが・・・

　さて、前回のレポートでは馬券に苦戦したというしょうもない話をしてしまいましたが、今回はタイトルにもあるように佐賀競馬場のグルメの話題にうつろう。日本全国津々浦々、競馬のあるところにバクチメシはあるものなのです。

　特にメシのレベルが高いと言われる九州ということもありますので、期待しながら場内をまわってみることにいたしましょう...

　佐賀競馬場はこれまで荷桁が訪れた地方競馬場の中でもかなりメシが充実している競馬場であると言える。

　まあとにかく場内を歩いていて思うのだが、食堂の数が多い。これでもかというくらいにある。

　スタンド内にも売店やうどん店、さらに指定席エリアには食堂も複数存在しているのだが、今回の訪問ではスタンドの外にあるお店に特に注目してウロウロしてみることにした。

　写真を見ていただいたとおり、佐賀競馬場では、スタンドの周りに、ずらーっと食堂がならんでいる。

　人通りのあまりない、立地のそれほどよくないところにまでずらりと食堂が並んでいて、こういう並びのお店はほんとにやってんのか？と思うような薄暗さなのだが、それぞれちゃんと営業している。

　こういう店の店内には「俺は佐賀競馬に来たらメシは絶対ここでしか食べないんだもんね」という感じの常連オヤジたちがきちんとそれぞれのお店にたむろしていて、楽しそうに競馬を見ているのである。いいですなあ。こういうのがカルチャーなわけでございますよ。

　そういうお店にこそ入ってみたいのだが、荷桁のような一見さんは、入っただけで店内の会話が止まり、視線を集めそうな気がしてなかなか足を踏み入れるのが憚られる。

　当然のことながら、佐賀競馬の初心者の足はこれらの食堂のなかでも比較的オープンなお店に向かうこととなる。すなわち、引き戸のような仕切りがなく、表看板にいろいろとメニューが書いてあり、そしてそれなりに人が入っているお店ということになる。

　荷桁もひとまずはそんな条件に該当する比較的人通りの多い一角にある食堂にふらりと入ってみた。

　入場門の脇にある「のだ屋」である。

　初めてだとよく分からないのだが、のだ屋のある一画は２つのお店が同じ建屋に入居しているようである。写真はのだ屋なのだが、この右側にはラーメンがウリと思われる「龍ラーメン」というお店もある。

　よくよく見ないとお店の境界も分かりづらいので、間違った机に座らないようご注意くだされ。

佐賀競馬場のちゃんぽん

　さて、ここで食したのはちゃんぽんである。

　九州に来たらラーメンだろうがという意見もあるかもしれないが、実は前日に久留米市内でラーメンを食べていたため、敢えてラーメンは外してちゃんぽんにしてみたのだ。

　もちろんちゃんぽんも野菜たっぷりで非常に美味。以前に長崎に行ったときも毎日のようにちゃんぽんやら皿うどんを食べたが、この手の食品は飽きが来ませんな。ある程度年齢が行くと、ラーメンよりもちゃんぽんの方が体が受け入れてくれる感があるわい。

　ごちそうさまでした。

　さて、のだ屋以外のお店も見て行くことにしよう。

　食堂以外にも軽食の類いが充実しているのも佐賀競馬場グルメの特徴のひとつだ。スタンド１階中央の外側にある売店の「丸善」と「赤浦」ではいろいろなものが揚げられていたり、焼かれていたりしており、空腹を誘うにおいを発している。ずらりとならんでいて実に美味そう。

　さつま揚げがあまりに美味そうだったので

　「こいつとビールください」

　と言ったところ、なんとビールはおいていないとの衝撃の返答が。

　聞くところによると、車で来る人が多いからアルコールの類いは扱っていないとのことなのである。そんな馬鹿な。こんなにいい天気で、こんなに美味そうなさつま揚げを目の前にしつつ缶ビールをプシュッとあけられないなんてそんな殺生なことがあるだろうか。

　あまりに残念だったので、結局さつま揚げさえ買わずに店を立ち去ってしまった。

　しかしまあ、アルコールにチケット制を導入している場などは競輪場などを中心にあるものの、売っていないというのは酒飲みとしては寂しいことだ。しかし、これで今晩のビールが余計に美味くなることを考えればじっと我慢の子であった・・・

　デザイン的に秀逸なお店も発見。指定席にのぼる階段の下に位置している「スタンド葵」である。未食だが、お好み焼きなどを売っていたぞ。

　ちなみに妙なインパクトがあったのはスタンド内にある「まんじゅうのハロー」というお店。

　まんじゅうは買わなかったものの、たこ焼きなど多角的にやっているようだった。というかメニューに「まんじゅう」はなかった・・・。

　壁のメニューに

「　おいしい回転焼
　　　白アンコ
　　あずきアンコ
　　カスタード」

　などとあるが、あずきアンコってようするにノーマルなアンコなんじゃないのか・・・？まああまり深く考えるのはやめておこう。

　とまあ、このように佐賀競馬には、数多くの飲食店があるということがおわかりいただけたと思う。

　とにかく数が多いので、これからも佐賀競馬を訪れた際にはいろいろ食べてどんどんレポートしていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

　しかし、ビールはすべてのお店に置いといてほしいよなあ・・・

　次回も佐賀競馬場レポートを続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。

　＊2014年再訪時に食べたもののレポートもありますので併せてご参照ください↓
　佐賀競馬場　その１６　～久々の佐賀競馬場グルメ～
　佐賀競馬場　その１７　～佐賀競馬場グルメ　甘味も！～

　