日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。
そこに競馬があるから > 小倉競馬場 > 小倉競馬場 その28 ~小倉競馬場 グルメ 2017~
小倉競馬場の直線コースを眺める
*小倉競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は小倉競馬場レポートその1からどうぞ。
どうも。荷桁です。
さてさて、小倉競馬場レポートも長くなってまいりましたが、ここらで小倉競馬場のグルメの話をしたいと思います。
当ブログでは小倉競馬場レポートその7でも小倉競馬場のグルメについて取り上げてはいるのですが、その後、なんどとなく訪れて行く中で知見も増えてきたため、タイトルにありますとおり「小倉競馬場 グルメ 2017」と銘打ちまして、あらためて小倉競馬場のメシの様子をご紹介していこうというわけでございます。
今回のレポートでは2017年現在での小倉競馬場グルメのざっくりした全体像をご紹介しまして、個別のお店の詳細なレポートについては別途していこうと思っておりますので、そのあたりもよろしくお願いいたします。それではまいりましょう、小倉競馬場グルメレポート2017でございます...
さて、それでは少し前の小倉競馬場のグルメラインナップをおさらいしておこう。
こちらは1~3階までの主要な飲食店が案内されている場内看板だ。チェーン系と地元系が半々くらいの割合で存在しているというのが小倉競馬場グルメのおおまかな全体像であった。この傾向は今もおおよそ変わっていない。
一番大きな変化としては3階にあったレストランの朋逢が2016年9月19日をもって閉店してしまったということか。小倉競馬場はいわゆるレストランタイプのお店はもともと少なかったのでこれは予想外の展開だったが、それだけ本場動員に厳しさがあるということなのだろう。
そんなこんなで現在の小倉競馬場の飲食店はこんな感じにシュリンクしてきている。このラインナップの中には売店系は入らないし、1~3階以外のお店も含まれないのだが、全体的にはかなりコンパクトだ。
充実度という意味では同程度の開催規模の、中京、新潟、福島と比べてみてもやや見劣りしてしまう感じではある。とは言えそんなことを言っていても仕方がないので、ひとまず小倉競馬場のグルメをひととおり見て行くことにしよう。
まずはレストランタイプのお店から見て行くことにしよう。
最初にご紹介するのは小倉競馬場で唯一通年で営業しているレストラン「玉屋」だ。3階の4コーナー寄りにある。本場開催も、場外発売時も営業しているレストランはここだけである。
和洋を中心とした豊富なメニューがウリの一般的なレストランである。中央競馬のレストランとしては王道ど真ん中を行っているが、通年で一軒しか営業していないレストランという部分に胡坐をかきすぎていないという意味では良心的なお店と言ってよいだろう。普通に座って食事をしたいということであればこちらが無難である。
*玉屋の詳しい様子は小倉競馬場レポートその31をご参照ください
続いては5階にあるレストラン、フィンズレストランだ。5階は馬主席・指定席があるフロアになっているが、以前のレポートでも述べたように、こちらのフィンズレストランは指定席券なしで普通に利用することができるのでご安心を。こちらは玉屋とは違い、本場開催時のみ営業のお店である。
ただし、馬主席に近い部分にあるため、そうした客層を意識してか、メニューの価格は玉屋と比較するとやや高めで、少しリッチな食事を提供するお店という位置づけになる。利用の際はそのあたりを意識した上で行ってみた方がよいだろう。
ただお店自体は非常にゆったりとした作りになっているので、のんびり食事をするには非常によいお店になっている。5階という立地もあり、そうそう利用する人もいないだろうから、そういう意味では穴場的に使ってみるのもよいだろう。
*フィンズレストランの詳しい様子は小倉競馬場レポートその31をご参照ください
さて、朋逢がなくなってしまった今、小倉競馬場のレストランはわずかにこの二軒のみである。ある意味二軒のタイプははっきりしているので、どちらに行こうかウンウンと迷うということもあまりないだろう。その時の状況で使い分けていただければOKだ。
そして、この手薄なレストランを補っているのが、これからご紹介するフードコート系飲食店だ。
まずは1階の「ファーストフードプラザ」を見ていこう。小倉競馬場には「ファーストフードプラザ」と名付けられたフードコートが1階と2階にそれぞれあって、昼時には結構な賑わいを見せる。見てのとおり、立食テーブルが並び、比較的回転も早いので使い勝手という意味でもなかなかのものだ。
2017年の訪問時の1階ファーストフードプラザのラインナップはこんな感じである。うどんを中心とした「はいからや」、カレーの「ボントン」、唐揚げの「もり山」、ラーメンの「ばさらか」の4軒だ。
ただし、やや注意していただきたいのが、もり山とばさらかの位置づけだ。実は、小倉競馬場の1階ファーストフードプラザの店舗の中では、はいからやとボントンは昔からこの場所で営業している老舗なのだが、もり山とばさらかの場所は、かつてはミスタードーナッツが入っていたり、期間限定のラーメン屋が入ったりとやや流動的なのである。もしかしたらここは期間限定店舗コーナーと位置付けられている可能性もあり、今後の状況次第では入れ替わりがあるかもしれない。行かれる際には最新の情報を確認することをおススメするぜ。
*1階ファーストフードプラザの詳しい様子は小倉競馬場レポートその29をご参照ください
続いてはスタンド2階のファーストフードプラザを見ていこう。ここも1階と同様に、バラエティーに富んだお店が入居していて、だいたいどこかしらのお店に食べたいものがあるであろう一画である。おそらく小倉競馬場で一番賑わうグルメエリアはここ2階のファーストフードプラザであろう。
こちらも立食テーブルが大量に備えられていて非常にいい感じだ。中京競馬場の貧弱なテーブル数に比べると雲泥の差だ。むしろ立食テーブルの数だけ見れば、関東や関西の競馬場のフードコートにも負けないレベルである。先ほど、小倉競馬場はレストランが2軒しかないという話をしたが、このファーストフードプラザの回転力のおかげで、レストランがそんなになくてもお客が捌けてしまうという部分はあるのかもしれませんな。
2階ファーストフードプラザのラインナップはこのような感じだ。地元系では「立花」、「みやじ」があり、チェーン系として、ケンタッキー・フライド・チキン、銀座ライオン、吉野家があるという感じである。
立花とみやじは地元系のお店でも特に人気のお店なので、混雑したり、遅く行くと物によっては売り切れていたりすることもあるので要注意だ。チェーン系の3店も、ここ数年は特に入れ替わることもなく、長く続いている安定感のあるお店たちなので安心できるラインナップと言えるだろう。
この1階、2階のファーストフードプラザが事実上、小倉競馬場グルメの屋台骨である。特に2階のファーストフードプラザは場外発売時も全店舗が営業しているという奮闘っぷりだ。とりあえず迷ったらこのあたりに行っておけばOKである。
*2階ファーストフードプラザの詳しい様子は小倉競馬場レポートその30をご参照ください
さて、そんなファーストフードプラザの脇を固めるのが、場内に散らばる売店たちだ。
ファーストフードプラザを除くと、小倉競馬場内には10軒ほどの売店が存在している。指定席エリア内にあるものや、移動店舗的なものもあるので数の上ではあれだが、つまみや甘味など売店ならではのメニューを売っていたり、ドリンクを手軽に買えるので、隅に置けない存在である。昼時はなかなかに混雑をするお店もあるので、うまくタイミングを見て利用いただくとよいだろう。
*売店の詳しい様子は小倉競馬場レポートその32をご参照ください
ちなみに先ほどからちょいちょい場外発売(パークウインズ時)によって営業する店があるとかないとかを述べてきたが、基本的に、場外発売時にはこのように営業しているお店だけがまとまった案内板がいろんなところにあるので、それを見てご検討いただければOKだ。おススメメニューも掲載されているので便利である。
今後、営業する店舗が変動する可能性はもちろんあるが、ご参考までに見ていただければ幸いである。
また、このような臨時出店の屋台も、本場開催時を中心に多く出ている。場内のお店を利用しつくしたという方や、屋外でのんびり食べたいという方はこういうお店をご活用いただくのも手だろう。案外地元の有名店が出店していたりするかもしれないので・・・。
さて、以上がざっくりとした小倉競馬場のグルメの概要だ。やや乱暴にまとめると、レストランが少ない部分を2つのファーストフードプラザで補い、さらにその脇を売店たちが固めているという構図である。まあ、そんな部分を意識しつつ、小倉競馬場のグルメを楽しんでいただければと思います。
次回以降のレポートでは今回ご紹介できなかった個別のお店のメニューなどを詳しくやってまいりますので、引き続き何卒よろしくお願いいたします...
>>小倉競馬場レポートその29へ
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