高知競馬場 その9 ~高知競馬場 アクセス 高知駅から無料送迎バスで行く~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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高知競馬場へのアクセス駅高知駅
送迎バスの出発駅である高知駅


*高知競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は高知競馬場レポートその1からどうぞ。





 さて。そんなわけで高知競馬場レポートです。



 今回はタイトルにありますとおり高知競馬場へのアクセスの話をしてまいります。高知競馬場はネット投票に注力して通年ナイターになっていることもあり、基本的には自家用車でのアクセスを前提としている競馬場にはなるのですが、一部送迎バスやら公共交通機関で行くルートも存在しており、車がないファンや旅打ちで来る人間は必然的にそれらの手段を使ってアクセスすることになります。



 このレポートでは、まず手始めに高知駅を出発して高知競馬場に至る、無料の送迎バスについて見ていければと思います。2009年に訪問した際は売り上げ低下のあおりを受けて送迎バスが休止になっており、ナイターレース終了後に30分以上バスがある集落まで歩かされたなど悲惨な体験もありましたが、その後送迎バスは復活し、現在はご機嫌に競馬ファンを競馬場に届けてくれております(新型コロナウィルスによる無観客時は除く)。尚、路線バスでのアクセスが気になると言う方はこちらのレポートを、自家用車で行くので駐車場の様子を知りたいと言う方はこちらのレポートをそれぞれご覧ください。



 このレポートでは高知競馬場への送迎バスがどこから出発しているのか?どんなバスでどんな混雑具合なのか?みたいな部分をゆるゆるとご紹介していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします...


高知競馬場への無料送迎バスのりばは北口である



 さて。ではそんな訳で、さっそく高知競馬場への無料送迎バスのりばに行ってみることにしよう。高知競馬場自体は高知駅の南側にあるのだが、送迎バスへの乗り場は高知駅の北口なのでご注意くだされ。



 またこの後に出てくる情報はあくまで2019年2月の取材当時なので、のりばや時刻はキチンと高知競馬の公式サイトで調べてくれたまへ。



 執筆時点では高知競馬場への送迎バスは高知駅を起点として市街中心部の南はりまや橋を経由し、高知競馬場に至る便のみが運行されている。かつては一宮、赤岡、越知、須崎といろいろなところから高知競馬場への送迎バスがあったのだが(それもそれですげえ話だが)、一度すべて休止して、復活して以降はこの高知駅発の路線のみである。



 尚、かつての高知駅から高知競馬場への路線は途中に停車する停留所も多く地元民も御用達だったが現在は高知駅と南はりまや橋のみの停車となっている。また本数も1レース発走前に競馬場に到着する便が往路便が1本、最終レース終了後に競馬場を出発する復路便が1本というのがベースになっていて、完全に遠方から高知競馬場を訪ねてきた人向けの路線という趣になっている(年末年始など需要が見込める日は増便するので公式サイトを確認してくれい)。車がない地元民や競馬場で酒を飲みたい人にはやや冷たい仕打ちではあるが、まあ仕方ないと言えば仕方ないのかもね。
 
 
 
 

 
 
 
 高知競馬場は地図でご覧いただければ分かるとおり、かなり市街地から離れていて、自家用車がないとふらっと行ける感じではない。またやや辺鄙なところにあるため、公共交通機関でアクセスしやすいという場所でもない。旅打ちで行く場合は何か特段の事情がない限りは高知駅からの送迎バスを使っておくのが無難であろう。路線バスでのアクセスについては次回のレポートでやるので気になる方はそちらも見ておいていただければと思います。




高知競馬場への送迎バスのりばがある高知駅北口



 ちょっと説明くさい話が増えてしまったが、送迎バスに乗るべく高知駅の北口にやってきた。高知駅はそんなに複雑な構造ではないので、すぐにたどり着けると思う。また、かつては地上駅だったが高架化さたため、南北の往来も簡単にできるようになっている。昔の高知駅を知っている方からすると信じられない光景かもしれないが、まあ時代は変わるのだ。




高知駅から高知競馬場へタクシーで行く



 ちなみに、高知駅の北口にはタクシー乗り場もあるため、タクシーで高知競馬場を目指すということも可能と言えば可能だ。




高知駅から高知競馬場へタクシーで行く



 駅前に掲出されていた行先と料金一覧には競馬場はなかったが、タクシーの料金を調べるアプリなんか高知駅~高知競馬場で見てみると、所要時間が約20分で、だいたい2500~3000円くらいの料金感のようだ。もし高知駅への到着時間が合わず送迎バスを逃したり、かといって路線バスで行くのもかったるいという方はタクシーというのもひとつの手段として考えておくのもよいだろう。




高知競馬場のシャトルバスのりばは7番



 さて。送迎バスの話に戻ろう。高知駅の北口はこんな感じで複数のバスのりばがあるバスターミナルになっている。これもいつ変わるか分からないので行く前には必ず公式サイトで確認していただきたいのだが、基本的に高知競馬場への無料送迎バスへの発着は7番のりばである。1番から9番まであるので混乱しないように注意してくだされ。




高知競馬場への無料バスのりば



 さて。そんなわけで、7番のりばにやってきた。




高知競馬場への送迎バスのりば



 どこかに高知競馬場への無料送迎バスのりばです的な張り紙でもあるかと思っていたのだが、荷桁の利用時はそういうものがなかったので若干不安になる。このあたりの突き放し感は相変わらずの高知けいばって感じするよね。




サテライト南国への無料バス



 ちなみに競輪の場外発売所であるサテライト南国へのバスはきちんと掲示が為されていた。こういうバスもあるということで一応ね。




高知競馬場の7番乗り場に送迎バスがやってきた



 これも必ず行くときには公式サイトで確認いただきたいのだが、荷桁が利用した日は高知駅の発車時刻は13時30分。高知競馬場の開門時間が14時00分、第一レースが14時55分という日程だったので、ちょっと早い気もするが、競馬場についてからはかなり余裕をもって行動できるのでいいのではなかろうか。



 ちょっと待っていると発車の10分くらい前にバスが7番のりばにしれっと到着していた。なんか送迎バスっぽくない感じもするが、とりあえず行ってみることに。




高知競馬場の無料バスの外観



 おお。なかなか立派な外観のバスだが、ホントにこれが無料バスとして運行されているのだろうか?




高知競馬場への送迎バスの外観



 前にまわってみると「高知競馬場無料送迎バス」との表示が。確かにこれが送迎バスのようである。運行は高知駅前観光という会社に委託されているようだ。




高知競馬場へのシャトルバスの座席



 車内の椅子もフカフカで実に快適だ。かつては路線バスモデルのバスが使われていたような記憶があるが、このあたりは改善しておるのう。



 さて、そんな訳で車内で寛いでいると、13時30分きっかりにバスは出発。土讃線の高架をくぐってバスは高知駅の南方面へ向かう。




高知競馬場への送迎バスがある南はりまや橋バス停



 高知駅を出発して7、8分で、南はりまや橋バス停に到着。ここは高知市の中心市街地にあるバス停で、路線バスも集まっているバス停である。次回のレポートでご紹介する、路線バスでのアクセスの話のときにもカギとなるバス停なので覚えておいてくれたまへ。



 南はりまや橋バス停でも何人かがバスに乗り込んでくる。ここからはノンストップで競馬場に向かうことになる。




高知競馬場の無料送迎バスの混雑具合



 ただ、車内の混雑はこんな感じ。確かになんてことのない開催日ではあったが、それにしても少ない。やはり、地元の人は車で行くというのが根付いてしまっているようである。逆に言えば、そんな状況でも送迎バスを復活させて運営してくれているだけ高知競馬には体力がついたということで、それはそれでありがたいことかもしれませんな。




高知競馬場に到着した無料送迎バス



 南はりまや橋からは15分もしないうちに高知競馬場にご到着だ。道路の混雑状況もあるんだろうが、基本的にはそこまで時間はかからないと思っていただいて問題ない。高知駅からは25分ほどと考えておけばよさそうだ。




高知競馬場の入場門前に送迎バスが到着した



 さてさて。そんなわけで高知競馬場の入場門にご到着である。バスは入場門の前に停まるので方向音痴さんでも迷うことはないぜ。



 いかがでしたでしょうか?高知競馬への無料送迎バス。無料ですし、バスも快適なので、特にスケジュール的に難がなければこれを利用するのが一番よいと思います。




高知競馬場の送迎バスの帰りの発車場所



 ついでに帰りのバス便についても話をしておくことにしよう。写真の真ん中あたりにバスらしきものが写っているがあれば帰りのバスだ。



 これも毎回開催ごとに時間が発表されるので必ず公式サイトで確認していただきたいのだが、荷桁が訪問した際には帰りの便は21時10分に設定されていた。最終レースは20時50分発走だったので、最終レース発走20分後ということになる。あんまり残ってダラダラしていると乗り逃してしまうため注意してくれたまへ。



 また、写真のとおり、門から乗り場まではちょっと距離がある。門を出たところにバスがいないので一瞬焦るかもしれないが、見ての通り左手に進んだところにバスはいるので安心してほしい。ただそれが故に、バスにはある程度余裕を持って向かった方がいいぞ。




高知競馬場の無料バスの帰りの発車場所



 テクテクと歩いていくとバスがドアを開けて待っているので、乗り込んで出発時間を待てばOKだ。




高知競馬場の無料送迎バスの帰りの混雑具合



 帰りの込み具合も行きとそんなには変わらない感じ。気持ち行きよりは多いかも。まあ行きも帰りも利用する人はあまり変わらないのでしょうな。




高知競馬場の送迎バスの発車時刻



 出発予定の21時10分になると、とくにアナウンス的なものがあるわけでもなく唐突にバスが出発する。このあたりはドライな感じだ。




南はりまや橋に戻ってきた高知競馬場の無料バス



 帰りも当然のことながらまず南はりまや橋バス停へ。




高知駅に戻ってきた高知競馬場の送迎バス



 そして最終的には高知駅に戻ってくる。まあそんなのあたりめえだろという感じではありますが、一応ね。



 さて。そんなわけで送迎バスの帰りの様子もご紹介させていただきました。特にのりばのところは戸惑うこともありそうなのでご注意くだされ。




高知競馬場へ呼び出せるタクシー



 ちなみに急用や帰りの飛行機の都合などで早く帰らなくてはならない場合はタクシーを呼び出すことも可能だ。場内には安全タクシーという会社と桂浜タクシーという会社の2社の番号が掲示されていた。次回ご紹介する路線バスで帰る手もあることはあるが、本数は限られるところがあるため、安全策を取るならやはりタクシーである。うまく活用してくれたまへ。



 さてさて。そんなわけで高知競馬場の無料送迎バスのご紹介でございました。次回のレポートでは路線バスでのアクセスについてご紹介してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。




 



>>高知競馬場レポートその10へ






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