そこに競馬があるから

日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

福島競馬場　その３４　～福島競馬場グルメ　内馬場の地ビール・売店・屋台ほか～

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福島競馬場　内馬場の売店

＊福島競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は福島競馬場レポートその１からどうぞ。

　どうも。荷桁です。今回も福島競馬場レポートのつづきです。前回のレポートにて、福島競馬場グルメのうちスタンドにあるお店についてはだいたい網羅することができました。今回はタイトルにありますとおり福島競馬場の内馬場にあるお店を見てまいりたいと思います。２０１８年末現在、福島競馬場の公式ウェブサイトのレストラン・ファーストフード案内には何故か内馬場にあるお店は記載されていないのですが、レギュラー的に存在しているお店もありますので無視するわけにはいかないのでございます。

　また、毎度繰り返しのお願いになってしまい大変申し訳ありませんが、福島競馬場レポートその２５にて福島競馬場のグルメについての全体的な概要をざっくり説明しておりますので、そちらをお読みの上で今回のレポートもお読みいただけますと話が早くてありがたいです。差し支えない範囲で、ご一読の程、よろしくお願いいたします。

　長きに渡った福島競馬場のグルメレポートですが、今回の内馬場をもっていったん終了となりますので、よろしくお付き合いの程、よろしくお願いいたします。それでは福島競馬場グルメの内馬場編、じっくりと見てまいりましょう...

　さて。そんなわけで内馬場のグルメである。以前のレポートでもお伝えしたが、福島競馬場の内馬場には投票所がある。まず、その投票所にある二軒の売店を見ていくことにしよう。ちょうど分かりやすいポスターを場内で見つけたので写真を掲出しておくが、見てのとおり内馬場投票所には「ジョイフルエンドー」と「赤井」の二軒がある。

　二軒とも簡単なドリンク売店というよりは、立食形式で比較的ちゃんとした食事を出しているため、イメージとしてはスタンド１階のファーストフードプラザのお店に近い感じである。

　まずは「ジョイフルエンドー」から見ていこう。どうでもいいが、なんかひと昔前のAV男優にいそうな名前だよな（怒られるぞ）。

　店構えを見てだいたい察しはつくと思うが、うどんそばメニューを提供しているお店だ。お客はこれをお店の前の立食テーブルでいただくというスンポーである。まあよくある競馬場の立食売店ですな。

　ジョイフルエンドーのうどん・そばメニューはこんな感じ。立地なのか品質なのかは分からないが、かけそばについてはファーストフードプラザの花月寿や桔梗などのお店に比べるとやや価格設定が安くなっている。ただ山菜やかき揚げについては桔梗の方がやや安くなっている。もちろん山菜の量とかかき揚げのボリューム感などを比べずに論評するのもどうかという話なのだが、まあ参考値としてご覧くだされ。

　さらにはサイドメニューもツボを押さえて揃えている感じ。おにぎりを安く置いているほか、手を広げ過ぎず、人気メニューを押さえているのはセンスを感じる。荷桁はこのお店のメニューは未食だが次回訪問時には試してみたいところだ。

　さて。内馬場投票所、もう一軒のお店は「赤井」だ。これまでこのブログではファーストフードプラザの赤井、食堂の赤井と２軒の赤井をご紹介してきたが、こちらの赤井もそれらの赤井の系列と考えられる。

　写真を見てのとおり、こちらの赤井はカレーライスとおつまみのお店に徹している感じだ。特にジャンボ串カツとフランクフルトはちょっと作り過ぎなんじゃないかと思うくらい大量に積まれていて気合が入っている。カレーライスは赤井食堂のオリジナルを強調。カレーライスとカツカレーで８０円しか差がないので相対的にはカツカレーがお得なようだ。もっとも、カツというのは脇にある串カツがのる可能性もあるが・・・。

　こちらもまだ未食のお店につき、次回以降の訪問とさせていただきたい。っていうか、ジョイフルエンドーのかけそばと赤井のカツカレーを両方頼んでも１０００円しないんだな。案外ボリュームとコスパという意味ではこの二店を組み合わせるのが最強なのかも・・・？！

　さて。お次にご紹介するのは「みちのく福島路ビール」とあるお店である。最初は臨時出店のお店かと思ったのだが、調べて見るとそこそこ長くあるようで常設のお店と言ってしまってもよさそうな感じである。というか、こういうお店が公式ウェブサイト上のグルメ案内で黙殺されているというのがよく分からない。ほかの競馬場ではTwo daysも一軒一軒事細かに載せている競馬場もあるというのに・・・。

　みちのく福島路ビールは福島市郊外にある「有限会社福島路ビール」という会社が醸造している、いわゆる地ビールというやつである。その福島路ビールの直営店がこの福島競馬場の内馬場に出店しているということなのだ。函館や浦和なんかでもよく地ビールの発売は見かけるが大体は臨時出店の形態をとった簡素な屋台で売られていることが多い。しかし福島ではかようにしっかりとした形で出店しているのである。地ビール好きな方は絶対に訪問しておくべきスポットである。

　メニューは当然と言うべきか、まずはブリュワリーの看板メニューと思しき、デュンケル、ヴァイツェン、ピルスナーの３種類がある。レギュラーで５００円、ロングで９００円という価格設定だ。飲み比べセットがあるのもポイントである。

　さらに限定ビール、米ビールなどの変わり種を揃える。唐突に米焼酎なんかが現れるのもポイントだ。

　さらには、比較的こだわりっぽいフードメニューが並ぶ。エスカルゴ、オニオングラタンスープ、牛肉のビール煮など、競馬場ではなかなかお目にかかれないメニューも豊富だ。しかもレストラン形式じゃない分お値段もそんなに高くない。っていうかもう、こんなにメニューが充実しているのであればスタンドのサザンクロスと場所交換しちゃってほしいくらいだ（サザンクロスさんゴメンなさい）。

　っつーわけで荷桁はこの日は福島路ビールのヴァイツェンをいただいた。よく言われる褒め言葉ではあるが、鼻に抜けるようなフルーティーな香りがたまらん一杯である。荷桁は普段は生中と二階堂ばかり飲んでいる人間ではあるが地ビールや海外ビールもこよなく愛する人間でもあるので、こんなお店が福島にあるということを知れてラッキーであった。というか、福島競馬場もちゃんと広報しような。

　ちなみに、このお店、わりと常連さんがついているようで訪問時はけっこう混んでいた。時間帯にもよるだろうが、特に内馬場に人が集まる障害レースなどのときなどは少し注意が必要かもしれない。

　そのほか内馬場にはこうした屋台や臨時出店のお店もけっこう出ている。公式ウェブサイトでは何故かあまり宣伝されていない内馬場だが、常設のお店も臨時出店のお店もあり、スタンドと同じくらいグルメのラインナップは充実している。福島競馬場にお越しの際は是非内馬場グルメにも足を伸ばしていただきたいところでございます。

　さて。これで福島競馬場のグルメレポートがおわりました。と同時に現時点で福島競馬場について書けることも大体書き尽くしてしまいました。とは言いながらここでスパッと終えるの唐突かとは思うので、申し訳ありませんが、次回もう１本だけ福島競馬場レポートにお付き合いいただければと思います・・・。