中京競馬場 その12 ~中京競馬場グルメ ペガサス1階~ そこに競馬があるから 忍者ブログ
日本国内、海外の競馬場の訪問記です。こんなことしてていいのかなあ。でもやめられない。

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中京競馬場のグルメコーナー
中京競馬場 ペガサス1階のグルメ売店群




*中京競馬場レポートの続編です。
初めからお読みになる方は中京競馬場レポートその1
からどうぞ。




 さて、中京競馬場のレポートも12回目ということで、スタンドの構造や馬券の話を続けてまいりました。



 競馬場の構造が分かって、馬券も買えるようになったら、お次はメシでしょうということで、ここからは中京競馬場のグルメを紹介していきましょう。



 中央の競馬場の食事というと画一的なものが多いイメージですが、中京競馬場は名古屋にある競馬場ということもあり、ご当地グルメとも言える比較的個性的なメニューもちらほらありますので、ここはつぶさにご紹介していくことにいたしやしょう。


 
 荷桁個人としても、そこそこの回数行っている競馬場でもあり、やや偏りはあるものの、いろいろな食堂・売店のメシを食しているので、少し長くなるかもしれませんが、これよりしばらく中京競馬場グルメについて、おつきあいいただけますと幸いです...


中京競馬場のフードコート



 さて、まずは中京競馬場のグルメ事情だが、基本的には多くの競馬場と同様、食堂系のお店とフードコート系のお店とに分けられる。



 食堂系はあまり数もないので、メインはフードコート形式での食事になるのだが、悲しいかな、中京競馬場は他の競馬場に比較して、立食用のテーブルがやや貧弱な印象。小倉や福島がわりと巨大な立食スペースも兼ねたフードコートを備えているのに対し、やや中京は劣ると言ってしまってよいだろう。



 写真のスペースはフードコート「かきつばた」と一応名前がついているが、あまり客には意識されていない。




中京競馬場のグルメがいただけるフードコート



 最初からフードコート用に整備した空間に立食用の机を計画的に配しているというよりは、空いたスペースにとりあえず机を置いた感がすごく、並ぶスペースと食べるスペースがぐちゃぐちゃで非常に落ち着かない。



 もちろん、空いている日やピーク時以外の時間は気にならないのだが、ここでも馬券売り場と同じく中途半端な空間的なケチりが悪く出てしまっている感がある。多くの店で、持ち帰りを告げると容器をそれ用にしてくれるので、指定席や屋外で食べたいと言う場合は、遠慮なく申し付けたほうが、客・お店のお互いの精神衛生上もよいだろう。



 また、最近は開催日がそんなに多くないせいか、場内の売店・レストランは漸減傾向にあり、開催日は屋外の広場に屋台を動員して対処するという流れも生まれている。中京競馬場グルメのカルチャーが失われるという点ではなんとも寂しい話ではあるが、それも時代の流れというものだろう。




 さて、そんな小言を言っていても仕方がないので、お店の紹介に移ろう。まずはペガサスの1階にある店舗から順にご紹介していこう。ペガサスの1階には食堂・レストランは一軒もないが、2015年現在、売店7軒が稼働しており、その全てがパークウインズ時も営業しているのだ。



 ちなみに、ペガサスの2階より上の売店ツインハットの売店レストランの様子も後のレポートでご紹介しておりますので、そちらが見たいという方はそれぞれリンクで飛んでいただければと思います。



中京競馬場グルメであるきしめんの一八




 荷桁がペガサスの1階でもっとも重宝しているのが、こちらの「一八」である。



 名古屋名物きしめんのお店で、明治43年創業なる文字がある。



 明治43年と言えばまだ中京競馬場が影も形も存在していない時期なのでどういうこっちゃという感じかと思うが、実は名古屋には「一八本店」というきしめんの老舗があり、そこが明治23年の創業と言われているのである。



 この「一八本店」の暖簾分けのお店というのが名古屋にはいろいろ存在しているので、ここが勝手に名乗っていない限りは、この一八の流れを汲むお店だと考えるのが妥当だろう。



中京競馬場グルメである一八のきしめん



 見ての通り、きしめんは花かつお、菜っ葉、揚げが乗った、超正統的な名古屋風のきしめんである。


 きしめんのつゆというと、特に関西の方は拒絶反応があるかもしれないが、すすってみると、そんなに強烈な醤油辛さというのはないので、そこはご安心いただきたいところだ。




中京競馬場一八の天ぷらきしめん



 この他にも、カレーきしめん、天ぷらきしめんが存在しているぞ。写真の天ぷらきしめんは海老天が乗ってなんともゴキゲンな感じだ。名古屋市民はおしなべて海老天が好きなので、これもこれでご当地グルメと言えるかもしれないのう。
 



中京競馬場



 メインはきしめんのお店だが、荷桁が強烈にプッシュするのはこちらの串カツである。



 見よこのボリューム。ギャンブル場の串カツというと全体的にやせ衰えた商品が多いのが世の常だが、ここの串カツは妙に衣がガッシリしていて非常にボリューミーなのだ。



 しかもこれが、2本で150円、3本で200円というJRAの場とは思えない安さで売られているのだ。とりあえず朝はこれを購入し、生ビールで一杯いれて、1Rからぶっこむというのが、荷桁の中京での典型的なパターンである。味もソースと味噌が選べるので、名古屋メシが口に合わんのじゃという方もご安心いただきたい。




中京競馬場



 もはや禁じ手に近いが、一八はライス単品が50円で売っているので、串カツ3本+ライスで250円の定食もどきを作ることも可能だ。名古屋競馬場の串カツ丼たちが泣いて逃げ出すコストパフォーマンスである。




 この店のメニューはきしめん(カレー・天ぷらもあり)と串カツ、味噌カツ弁当しかないが、どれも値付けが安いのも好感が持てる(きしめんは360円だ!)。ひとまず中京競馬場で何食ったらいいか決めかねている人がいたら、とりあえず、ここ行っておけばOKという感じである。中央競馬にあるメシ屋にしておくのがもったいないくらい荷桁的には評価しているお店だ。




中京競馬場



 さて、次にご紹介するのが辰巳屋である。自家製麺・自家製チャーシューをウリにしており、製麺の様子がお店の外からもうかがえるというお店だ。ラーメンを中心に販売している。



中京競馬場の辰巳屋のラーメン



 ラーメンはなんとも正統的な醤油ラーメンという風情だ。お年寄りにもやさしい、正統的競馬場のラーメンという感じである。




中京競馬場の辰巳屋の冷やし中華



 さらにこの冷やし麺的なものをいただいた。特に深く考えずに食べたのだが、こちらも無難に美味かったぞ。




中京競馬場



 その辰巳屋の隣にあるのが、こちらの馬勝だ。



 ご覧のとおり、メシは丼ものから、たこ焼き・焼きそば・アメリカンドッグ・おにぎり・ソフトクリームなどを揃え、飲み物も、ジュース・コーヒー・生ビール・焼酎・ノンアルコールビールやらを揃えており、何やらやたらと品数が多い商売っ気ムンムンのお店だ。



 このお店で有名なのは勝馬サンドなるメニュー。以前のレポートでもちらっと触れたが、過去、中京競馬場内に静態保存されている名鉄パノラマカーにて食事を提供していた時代に出されていた名物メニューが現在はこちらで売られているという由緒ある商品なのだ。



 そんなこと言いながら、荷桁はこの勝馬サンドは食べたことがないので、次回行ったときには押さえておこうと思う。




中京競馬場グルメ馬勝のどて煮



 ほかにも馬勝はどて煮の鍋が店先でグツグツ言っているのも東海地方のギャンブル場の王道を押さえていてスバラシイ。ほかの地方の方も怯まずに挑戦してみていただきたい逸品だ。




中京競馬場の馬勝のおろしカツ丼



 ちなみにこちらは同行者が食べていたおろしカツ丼的なもの(名前と値段は失念・・・)。馬勝は新しいメニューをどんどん開発する傾向にあり、その努力は賞賛に値する。他にもメニューいろいろあるし、一度集中的に攻めてみてもよいかもしれないな。




中京競馬場



 次にご紹介するのはタツミ。タツミは中京競馬場のペガサスに3店舗を構えるお店だが、この1階のお店が一番大きい。



 3店舗ともお酒を中心としたドリンクメニューが豊富で、それに付随してスナック的な軽食類を取り揃えているお店と理解していただくのがよいだろう。



中京競馬場グルメであるタツミのカレーパン



 このタツミがやたらと推しているのが、こちらの「究極のかれいぱん」なる商品だ。やや細長いカレーパンである。



 食してみると「究極の」と言われるほどの激烈な感動はないが、自分で言うだけあってけっこう美味い。ビールのアテにも食事にもいける食いもんなので、食事代・時間とも節約したい派の方にはけっこういいのではないだろうか。



中京競馬場のタツミの馬天



 最近タツミが押しているのはこちらの練りもん類。馬天と名前がついていて、タコとかチーズとかいろんな味がある。この手の練りもんはまずはずれがないので、お気軽なつまみをお求めの際はご検討されてみてはいかがだろうか?




中京競馬場の大島屋とドン太閤



 少し奥まったところには、大島屋とドン太閤の2店が存在している。



 右手の大島屋は串ものを中心とした酒のつまみ系店舗。酒もワンカップやチューハイなども揃えて充実の布陣っぷりだ。カップラーメン230円というのも冬場に節約したいときなどはうれしいメニューである。ちなみに名古屋競馬場にも大島屋という屋号のお店があるのだが、関連はあるのだろうか・・・?




中京競馬場の牛すじとどて



 こちらは大島屋の牛すじ串とどて串。どちらも100円。赤味噌仕立てで、競馬場らしいメニューと言える。




 一方左手のドン太閤は丼もののお店で海鮮丼などが充実している。ちなみに、この「○○太閤」というお店はペガサススタンド内に3店舗あり(○○の部分は店によって違う)、中京競馬場の食堂の中では一大勢力になっているということを覚えておいてもらうとこの先の話が早くてありがたい。



 信長公にゆかりのある桶狭間に近いこの競馬場で、太閤が勢力を伸ばしているというのも感慨深いことだ。




中京競馬場



 ちなみにドン太閤で、最近勢いがあるメニューがこちらのカレー丼。



 なんとお値段290円也。チープなカレーがかかった丼だが、案外しっかりしていてボリュームもある。150円程度の串カツなどをトッピングするのも楽しい。うれしい節約メニューの一つだ。



中京競馬場のドン太閤の唐揚げ



 さらに、最近ドン太閤が力を入れているのがこちらの唐揚げ。3個220円、5個350円、マウンテン(個数不明)680円と3段階の値段設定がある。みんなでシェアしながらつまむものとしてはいいかもしれないので、カップルや友人同士でご来場の際は是非。




中京競馬場にかつてあった福三



 ちなみに、少し前まで、このドン太閤があったスペースにはご覧のとおり、福三が存在していた。福三は中央競馬の場には何故かどこにでも存在しているわりにこれといって特徴のない不思議な売店である。実は中京競馬場には福三が2店舗あったのだが、2015年に入ったくらいだろうか、中京にあった2店舗は共に撤退してしまい、中京から福三は完全になくなってしまった。



 以前、小倉競馬場レポートでも福三がなくなったという話をしたが、どうなっているのだろうか、福三。不採算店舗を閉めているような流れがあるのだろうか。そもそも福三とはどんないわれがあるお店なのだろうか。謎は深まるばかりだ。これは民俗学的なアプローチが不可欠だな。




中京競馬場のグルメ陣屋



 最後に、少しフードコートから離れたところにある「陣屋」を紹介しよう。



 こんななりして、と言ったら悪口になってしまうが、実はこのお店は昭和28年中京競馬場開業時からあるという由緒正しいお店である。



 ちなみにお店の写真の中で、看板の一番左がわざとらしくソフトクリームになっているが、冬場はこの紙がはがされておでんになるということを追記しておこう。



中京競馬場の陣屋のおにぎりラインナップ



 名物メニューはおにぎり。富山産のコシヒカリを使っているそうだ。


 値段は一個130円。梅やシャケなどの定番ものから、岩のり、しぐれなどの渋い面々も売っている。見ての通り、大きさは普通。具が大きいとか何かこだわりがあるというものでもない、シンプルなおにぎりだが、コンビニのパリパリした海苔のおにぎりばかり普段食べていると、こうしたしっとりした海苔のおにぎりは恋しくなるものよのう。




中京競馬場の陣屋のおにぎり



 やはり正統的なおにぎりは美味いしホッとするぜ。皆様も優しいものが食べたくなったら是非陣屋へどうぞ。




 さて、こんな具合でペガサスの1階だけで妙に時間をかけてしまいましたが、次回以降も中京競馬場のグルメを紹介していくことにいたしましょう。





 



>>中京競馬場レポートその13へ






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